Sport1のホルトビー・インタビュー

ミランとの親善試合は見てないのですが、ニュース記事などを読むと、試合内容はともかくホルトビーはわりと高評価を得ている様子。
Kickerにちょっとだけインタビュー映像があります。



映像で話していることとほぼ同じようなインタビューがSport1にありましたので、ちょっとまとめてみます。

Q: ホルトビー、ミランとの対戦で1-0というのはどういう価値がありましたか?

A: 最初の公式戦であるDFBポカールまでまだ4週間あります。それまでには時間もたっぷりです。僕たちは前のセッションでかなり疲れていて、ミランも同じようでしたね。僕たちは全ポジションをまだテストしていました。いくつかの動きはとても良かったから、ここから組み立てていくことができるんじゃないかな。

Q: 24分のポスト内側に当たったシュートは最初はちょっと簡単に見えました。でも結局は入らなかったけど。

A: えー、あれは全然簡単じゃなかったですよ。ただ中へ打とうとしたんだけど、うまく当たらなかったんです。で、ちょっとおかしな飛び方をした。10回のうち6回か7回は中ですね。残念なことにボールはポストに当たった。もしこれがCLでミランとの試合だったら、僕が1-0にして満足していたでしょうね。

Q: 最初からプレーしましたよね。そこから将来のスタメンという推論を引き出せますか?

A: 前にも言ったように、まだ4週間あります。僕はスタメンが確実であるとは言いたくない。トレーニングではただフルスピードで、サッカーを楽しんで、シャルケにいること、素晴らしいCLのシーズンをプレーすることを楽しむつもりです。

Q: 中盤でのタフな競争をどう評価していますか?

A: 監督にとってかなり難しいことを全員がやっていますね。もしそれが監督にとって大変なら、チームにとっては良いことです。でもシーズンはとてもとても長くて、誰かが出られなくなることもあるでしょうね。その時、全員が必要となるし、皆はただそこにいなければならなかったりするんです。

Q: トランクイロ・バルネッタとロマン・ノイシュテッターはミランとの試合でホーム初戦を喜び合いました。新しい二人とのプレーは機能しましたか?

A: ロマンとは6番あるいは8番のポジションで共にプレーして、良い仕事をしたと思います。とても楽しかった。彼は親切なやつで、一緒にいると少し離れた場所でもよくわかりました。
バルネッタも素晴らしいやつで、早いダッシュで突破できるし、とてもうまくファールをもらいます。今シーズンはすごく貴重になるでしょうね。

Q: 今シーズンはどんな可能性がありますか?3位より上?

A: サッカー選手は誰もがもっと良くなろうとがんばります。僕は今はMワード(マイスターですね)についてはしゃべりたくない。サッカーではすべてが可能だけど、にもかかわらず、それまではハードワークです。僕にとって初めてのCLがただ楽しみですよ。

Q: ミランとの試合ではDFの前から始めましたが、ハーフタイム後は10番のポジションでした。どこがあなたにとって気に入っていますか?

A: 両方とも気に入ってますよ。いつもサイドという話があるけど、8番の位置は僕はそんなに気分は良くない。サッカーはポジションで楽しいということがあるんです。もちろん僕は10番がいいけど、監督を信頼しています。僕はフレキシブルだし、ただピッチに立つことが嬉しいんです。大切なことはチームを助けることができるということですね。

Q: でも背番号10番はただの偶然ではないでしょう?

A: 1年前に帰ってきたときにもらいました。代表でも10番をつけています。この番号が好きですね。

Q: 契約延長についてはためらっていますね。なぜ進展がないのです?

A: 僕の代理人がヘルトと話をしていますので、意見は差し控えます。僕が強調できることはシャルケをとても心地よく感じているし、この色を身に着けることに誇りを持っているということです。

Q: 最近ではリバプールの噂もありますが?

A: そういうのはいつも笑ってしまいます。もちろんビッグクラブが興味を持ってくれることは嬉しいです。でもさっきも言ったように、僕はここが気持ちいいし、契約は2013年まであります。すべてはぼくの代理人がやってくれています。

Q: でもプレミアリーグは夢でしたよね。いまでもそうですか?

A: もちろん。それは秘密でもなんでもないです。たぶん数年すれば、そういうケースももしかしたらあるかもしれない。でも今はまだ漠然とした先のことです。僕は当然ブンデスリーガでもやり抜きたいのです。

Q: 代表はいまでも頭にありますか?

A: 僕はU21代表のキャプテンです。大きな目標もあります。EM最終ラウンドのプレーオフを勝ち抜き、再びタイトルを手にしたいです。良い結果を残せば、代表監督から電話があるかもしれないですよね。1年半前にすでにあったように。

 
イングランドの報道などを見ると、『プレミアリーグでプレーしたい』ということが強調されていますが、いますぐにという話ではないようです。
個人的にはシャルケに戻ってきて、まだ本来の彼の力を十分発揮できていないと思うし、今シーズンは彼にとっても正念場の年になると思います。
ま、プレミアに行くんなら、ブンデスで周りが納得するくらい結果を出してチャレンジしてほしいわよね。
ということで、今シーズン、期待しておりますよー。