J1昇格プレーオフ準決勝:横浜FC対千葉

今年から導入されたJ1昇格プレーオフ制度。
J2の3位から6位までのチームによる一発勝負の昇格をかけた戦い。個人的には入替戦も好きではないので(1シーズンを通したリーグでの結果が優先されるべきだと思う派)、プレーオフ制度自体にはいろいろ思うところもあるのですが、レギュラーシーズンを5位に終わったジェフにとって昇格へ向けて絶好のチャンスであることは確か。
いつもあと少しのところでずるずると勝ちきれずに昇格を逃し続けているチームにとって、こういう一発勝負の試合でどこまでやれるのか。
試合前にはあまり不安はありませんでした。特に残り数節でのチームとしての成熟度を見ると、どんなサッカーを見せてくれるんだろうという期待感の方が強かったです。



プレーオフ準決勝の相手は4位の横浜FC。
ニッパツ三ツ沢球技場はキャパがそれほどないので、チケット争奪戦になるかと思ったけど、発売日にあっさりとれたので一安心。
序盤こそ風上に立った横浜FCの積極的なミドルなどで押されていましたが、徐々に試合のコントロールはジェフが握り始めます。35分に藤田が相手GKをかわしてゴールを決め、ジェフが先制。ハンドだったかどうかは、三ツ沢のバックスタンドに座るとピッチと平行なため、反対サイドのゴール前はいまいちわかりにくいので確認できず。

とにかく前半は失点しないようにと思っていましたが、運よく1-0で折り返します。
後半に入り、米倉のゴールと藤田のゴールで突き放した時は、本当に周り中が優勝したかのような大騒ぎでした。私?うん、ちょっと泣きそうだったよ。



さらに終了間際には佐藤健太郎の今季初ゴールとなるダメ押しの4点目。
とにかく、サトケンなくしては今のジェフはないと思うくらいに、しっかりと攻撃の芽を摘み、起点となり、地味に仕事をこなしてきた彼のゴールは本当に嬉しかったです。



23日、プレーオフ決勝の相手は3位京都を下した大分になりました。
今季、森島にはフクアリでやられているだけに、その借りを返したい。
ようやくまとまってきたジェフのサッカーを見られるのもあとわずか(天皇杯もあるけどね)。
ころがりこんできたチャンスをしっかりとモノにして今度こそJ1に昇格してほしいと思います。Win by All!