BL09/10 第29節 シャルケ対バイエルン

私は逆境になるとめちゃくちゃ燃えるタイプだー。
逆境というと、フランスW杯最終予選・対韓国戦の日、応援に向かう友人のすがすがしい笑顔を今でも思いだします。ああいう逆境でただひたすら信じてクリアな気持ちになれる人はすごいと思う。ただ、私の場合はそんなかっこいいものではなくて、窮鼠猫をかむ的に泣きながらパンチを繰り返す情景を想像していただければ(汗)。

ということで、負けたことで逆に私の闘志はスイッチオン。勝負は最終節に試合終了の笛が鳴るまでわからんよ。

 

FC Schalke 04 – Bayern München : 1-2 (1-2)

【Tore】
0:1 Ribery (25., Rechtsschuss)
0:2 T. Müller (26., Rechtsschuss, Olic)
1:2 Kuranyi (31., Kopfball, Rafinha)

【FC Schalke 04】
Neuer – Höwedes (85. Schmitz), Westermann, Bordon, Rafinha – Matip (43. Baumjohann) – Kluge (59. Hao), Rakitic – Edu, Farfan – Kuranyi

【Bayern München】
Butt – Lahm, van Buyten (22. Demichelis), Badstuber, Contento – van Bommel, Schweinsteiger – Hamit Altintop, Ribery (68. Pranjic) – T. Müller – Olic (70. Gomez)

 
前半で続けて点を取られてしまうのって、昨年のVeltinsでの負け試合と同じパターンじゃないの・・・。
序盤はシャルケが押し気味に進めていたのに、一瞬のすきをつかれてバイエルンに立て続けに失点を許してしまうところまで同じ。
2点目はラフィーニャがちょっとミスしたところを、ねらいすましたようにボールを取られ失点してしまいます。
慣れない左SBをやらされているのだからしょうがないのかなあ。ただ、彼はその後、得点につながるクロスを出せるところはさすがだなとは思いましたが・・・。

ハミトが2枚目のカードで退場したとき、あー、まずいなあと思いました。
10人になるとがっつり守られるので、逆に得点が取りにくくなるのは他チームの試合を見てもよくあることですよねえ。
それにしても、後半ほとんど良いチャンスもなくなってしまうっていうのはどういうことか・・・。
シュミッツを早めに入れておいた方がよかったような気もします。あそこまで固められると、シュミッツのように遠目から正確なシュートをうてる選手は貴重だと思うのですが。

あー、試合のことを考えるといらいらします。今日は一日考えないようにしてたのに。
私はこんなことで負けないぞー!くそー。(いや、私がじゃなく、シャルケにがんばっていただかないとねw)

楽しいことも考えよう!ということで、試合後にZDFのSportstudioに出ていた、ラキティッチのゲスト映像でも見ましょう。

最初の方、レバークーゼン戦後のマヌのマイクパフォーマンスの音もちょっと入っています。

適当ですがインタビュー内容をちょっとだけ。

くそったれのウリが言うように『バイエルンはベストのチーム』って思いますかと聞かれ、ベストのチームかもしれないけど、まだどんなことでも起こりうると答えるラキティッチ。まずは次のハノーファー戦に勝つこと。
バイエルンとの試合の後、マガトから何か選手に言葉があったのか?という質問には、マガトは選手のところにちょっとだけ来たようだけど、彼はシャワーをあびていたのでなにも聞いてないそう。たぶん明日の朝に分析がされるだろうとのことでした。

スタジオにはお兄さん夫婦も来ていました。
お兄さん、似てるー。妹さんはまだ学校なので、お母さんと妹さんはこの日はスタジアムには来てなかったようです。

前半戦ではそれほどでもなかったのに、後半戦になってがっつりスタメンを勝ち取ったのは、ウインターブレイクの間に家族といろいろ話したりして、このお兄さんにもきびしいことを言われたりしたのがきっかけになったとか。思うことをいろいろ言い合える家族っていいですね。
マガトは彼は最初からフィットしていた、自分で自分のことをよくわかっていなかっただけだと言っているみたいです。

マヌとラキティッチは仲良しで、シャルケが長い間マイスターになれずに、ゲルゼンキルヒェンの人たちがそれを待ちわびているという歴史もマヌから聞いて知っているし、ファンにいつかシャーレを見せたいと思っているようです。

ラキティッチがバーゼル時代の監督で、今はシュツットガルトの監督となっているグロースからのメッセージ映像も。
グロースがVfBの監督になってからは連絡をとってないそうで、まあ同じリーグで戦っているので、連絡はとりにくいらしい。ただ、彼をユースからプロにあげてくれた監督だし、自分にとって大切な人だと言ってました。
そんなところかな。

ラキティッチはあんまり笑わない方なんですが、笑うと少し幼くなり、とてもかわいくなります。そんなとき、あー、彼はしっかりしてるけど、22歳になったばかりなんだなあって再認識します。
マガトが監督になって成長した選手はたくさんいるけど、ラキティッチもその中の一人ですよね。もっともっと伸びてほしい。