2013/14 2.Liga 第3節:パダボーン対ケルン

2節を終わってまだどちらも白星のない両チーム、そろそろ勝ち点3が欲しいところ。
パダボーンは開幕のカイザースラウテルン戦は負けたものの1失点に押さえましたが、2試合目のコットブス戦は守備が崩壊して4失点を喫しております。
リーグ3試合目となるこの試合、パダボーンは最終ラインのメンバーをこれまでと少し変えてきました。
コットブス戦では良いところがなかったというアメディクが外れ、CBはストローディクとヒューネマイヤー。右SBにはニュルンベルクから移籍してきたハインロートが初スタメン。ヴェマーは最終ラインから右サイドへとポジションをあげています。
ヴェマーが前目でプレーするのは初めて見たような気が。

 

2. Bundesliga, 2013/14, 3. Spieltag
SC Paderborn 07 – 1. FC Köln 1:1 (1:0)

Torschützen
1:0 Krösche (15., Kopfball, Heinloth)
1:1 K. Przybylko (90. + 3, Linksschuss, Exslager)

SC Paderborn 07
L. Kruse – Heinloth (85. Amedick), Hünemeier, Strohdiek, Bertels – Krösche (78. Zeitz), Demme – Wemmer, Brückner – Kachunga, ten Voorde (78. Saglik)

1. FC Köln
Horn – Brecko, Maroh (77. Jajalo), Bruno Nascimento, Hector – Matuschyk (46. K. Przybylko), M. Lehmann – Risse, M. Thiel (64. Exslager) – Ujah, D. Halfar

 

前半はパダボーンが非常にいい感じでゲームをコントロールしました。
15分にはパスに素早くダイレクトで反応したハインロートのクロスに、クレシェがダイビングヘッドでゴール。
クレシェは今シーズン限りで引退することが決まっているので、今のうちにこういう素晴らしいプレーをたくさん目に焼き付けておきたいわー。

前半終了間際、カチュンガがペナルティエリアのすぐ外でブレチコに倒されてFK。
ヒューネマイヤーのFKはバーを直撃して惜しくも入らず。ケルンのGK、ホルンも反応できないほどの良いFKです。

新規加入したヒューネマイヤーは守備も安定しているし、今日が初スタメンのハインロートは足元がうまくてパスのセンスもあり、大変安心して見ていられます。良い選手を見つけてくることにかけてはSCPのスポーツディレクターは相変わらずの腕前です。
ケルンは前半はほとんど攻撃らしい攻撃がありませんでした。このままでいいのかと少し心配になります。

ハーフタイムにSkyのゲストでメハが登場。膝の怪我で4週間くらいかかるとのこと・・・。ううう、お大事に。
そして、なぜかSkyの他のレポーターがポメスだかブルストだかを買っているレポートをしておりました。なぞだ・・・(笑)

後半に入ってもケルンはなかなか調子が上がりません。パダボーンはカチュンガの倒れ方がとてもうまく、今日の審判はだいたいファールをとってくれました。
54分にはブリュックナーのFKをファーにいたベルテルスが合わせてシュートという惜しいシーンがあり、さらに59分にはサイドからのボールに、中に入り込んできたクレシェが合わせてシュートしますが、ゴールの上をわずかに超えていきます。

パダボーンの攻撃がいろいろと多彩で、良かった時のスタイルが戻ってきたなあととても嬉しかったのですが・・・。
64分、ケルンにエクスラーガーが交替で入ってから流れが変わりました。
ケルンの攻撃が活性化し、またハインロートがおそらく途中で足を痛めたこともあり、彼のサイドをどんどん攻め込まれます。

それでも90分まではなんとか耐えたのですが、ロスタイムについにプルツィビルコにゴールを決められ同点に。
そのすぐ後に、足元のボールを持ち上げようとしたGKのルーカスに対し、彼がボールを持ち上げる瞬間に蹴って奪い取ったハルファーがそのままゴールをし、ケルンに2-1とリードされたのですが、さすがにこれはルーカスに対するファールを取られて無効になりました。

途中で入ってきたザグリグが85分の1対1を決めていれば・・・・など残念なところはありましたが、まあ、見ていてなかなか面白い試合をしてくれたことはホッと一安心。これでスタジアムから足が遠のいていた人たちがたくさん戻ってきてくれればいいなあ。

パダボーンは次節はビーレフェルトとのダービーです。ううう、これは負けるわけにはいかない!
きびしい試合が続きますが、早く勝ち点3を取って、もう少し順位を上げてくれることを期待しています。