先週のSport Bild紙面にボルドンのインタビューが掲載されていたので、一部だけまとめてみました。
けっこう深刻な内容なのです・・・。
A: ぼくが望んでいることは、誰にもわからない。ぼくはこの夏の休暇で、自分のキャリアを終えるつもりだった。
Q: なんですって?
A: ぼくの母は62歳で重い病気にかかっている。彼女はもう8年、アルツハイマー病なんだ。過去何年も、それは特につらいことだった。この夏、ブラジルにいるときに、ぼくはもう(ドイツに)戻りたくないと思った。 サッカーはそのときにはそれほど重要には思えなかった。ぼくはもう少しで契約解除を願い出るところだった。
Q: どうして気持ちが変わったのですが?
A: クラブには知らせていたんだ。だけど、ぼくの家族がぼくの気持を変えさせた。母の病気は治癒可能なわけではない。ぼくが家にいても何もできないだろうと。でもここで、シャルケのためなら、ぼくにはまだすることがある。ぼくのするべき仕事がある。神はぼくに力を与えてくれた。そのうえ、病気の母にとっても良いことがあるようにしてくれたんだ。
Q: それで?
A: ほんとうに大切な価値のあることは、ぼくの家族がこの先、新しいことを見つけ出すことなんだ。ぼくの父は、人生にはお金よりも大切なことがたくさんあることがよくわかっていた。
あー、ボルドン、ゲルゼンキルヘンに戻ってきてくれて、ありがとう(涙)
もしかして、1月にダリオがお母さんのために国に帰ってしまったことにも、影響を受けたりしたのかしら。
家族の病気って、離れていると余計につらいことですよね。
ラフィーニャについて述べている部分についても少し。
A: ラフィーニャは十分大人だ。彼は何が正しいことか自分でわかっている。ぼくは五輪についての彼のアイデアを止めるチャンスがなかった。ぼくが望むのはそれによって残念な事態が起こらないことだ。ほんとにこのもめごとが早く解決することを望んでいる。
アーヘンとの試合でヘディングで得点をした後は、久々にいい笑顔を見せてくれました。
昨シーズンから今年にかけて、なんとなく元気がないように見えることが多いのですが、家族の事情も影を落としているのかなあ。・・・がんばれ、キャプテン。