08 29 2014

パーダーボルン・ブンデスリーガ開幕戦

Published by at 11:47 PM under 1.Bundesliga,SC Paderborn 07

ついに待ちに待ったパダボーン(パーダーボルン)がブンデスリーガ1部にデビューする日が来ました。
本当はもっと早くに更新したかったのですが、嬉しくてFOXで録画した試合映像をなんども見直したり、ニュース記事を読みに行ったりすることに忙しくて、ついつい遅くなってしまいました。
日本のテレビでパダボーンの試合を見る日が来るなんて、2年前の私に言ってもきっと信じなかったでしょう。夢のような出来事です。



プレシーズンでの段階をふまえた仕上げ方を見て、個人的には初戦からそこそこやれるはずだと思っていたのですが、やっぱりふたを開けてみなければどこまで通用するかはわからない。
スタメンを見てまたドキドキ。チーム一のベテランで良い選手だけど、たまに致命的なポカをするブリュックナーが左SBに入っている!中盤なら比較的良い仕事をするけど最終ラインでは信用ならないツィークラーが、ヒューネマイヤーとCBのコンビを組んでいる!。プレシーズンでずっと左SBをやっていたハルツはベンチにも入ってないよー。どうなってるの?エヴァートン戦で良いクロスをあげていたウアリもベンチ外?
パダボーンで不安があるとしたら守備面なので、このスタメンを見たときは何点取られるかなあと心配になってしまいました。

1. Bundesliga, 2014/15, 1. Spieltag
SC Paderborn 07 – 1. FSV Mainz 05 2:2 (1:1)

Torschützen
0:1 Okazaki (33., Rechtsschuss, Geis)
1:1 Kachunga (37., Rechtsschuss)
2:1 Hünemeier (87., Kopfball, Bakalorz)
2:2 Koo (90. + 4, Foulelfmeter, Rechtsschuss, Okazaki)

SC Paderborn 07
L. Kruse (3) – Wemmer (3), Ziegler (3), Hünemeier (3,5), Brückner (3,5) – Vrancic (3), Bakalorz (2,5) – Koc (2,5)(81. Vucinovic), Stoppelkamp (3,5) – Kutschke (4)(81. Rupp), Kachunga (3)(77. Ducksch)

1. FSV Mainz 05
Karius (4,5) – Bell (3,5), Bungert (4), Noveski (3)(52. Jara (3)), J.-H. Park (4) – Geis (4), Baumgartlinger (3) – Brosinski (4)(62. Moritz), Koo (3) – Djuricic (3) (83. Malli)- Okazaki (2)

さらに試合前にアナウンスされていたスタメンではカチュンガとザグリクだったのに、ウォーミングアップ中にザグリクが怪我をして急きょクチュケがスタメンに入るというアクシデントも。
ザグリクはKickerで今シーズンにかける意気込みを語っていただけになんとも残念。昨シーズンは出場時間が少なかったけれども、決定力が素晴らしく2部の得点王にもなっています。
ちなみにザグリクの怪我はふくらはぎの筋束断裂。キャリアで初めての大きな怪我だとか。数週間の離脱が見込まれています。ああ…。

そんな暗雲垂れ込める始まりだったけど、試合自体はまずまずの展開。
さすがに最初のうちはミスが目立ちましたが、昨シーズンにも特徴的だった選手同士の距離感の良さと、パスの出し手がどこに選手がいるかをきちんとわかっている位置取りのうまさ。やはりブライテンライター監督は組織だったチームを作ってくるなあと実感しました。

記念すべきブンデスリーガ・ファーストシュートはコチ。
すっかりスタメンに定着したコチはこの試合でも右サイドで積極的にプレーをし、チャンスを何度も作っていました。
いい感じでプレーしていただけに先制されたのはちょっとこたえました。
33分にガイスのFKからのシュートをルーカスが一度は弾いたのですが、岡崎につめられてマインツが先制。よりによって岡崎に。(日本の新聞の見出しが目に浮かぶようだわ)

しかし4分後にはゴール前、ガイスのパスミスを受けたカチュンガがしっかりとゴールを決めて同点に追いつきます。
わー、もう最高の気分!!!
ちょうどお天気なのにこの瞬間だけ雨の降っていたスタジアムがなんだか祝福のお酒をまいているような幻想的な光景に見えました。この写真好きだー。(Quelle: DPA)



ハーフタイムにはSkyのインタビューでメハが登場。カチュンガのゴールの時もスタンドのメハが映し出されていましたね。
ハイファとのテストマッチで半月板外側靭帯を損傷して手術したメハですが、彼がピッチに戻ってくればパダボーンの攻撃にもさらに幅が広がるはず。いまから復帰が待ち遠しい。



個人的にすごくいいなと思ったのが1860ミュンヘンからやってきたストッペルカンプ。
よく考えたら彼は以前はハノーファーでプレーしていましたね。1860に移籍した時、なんでわざわざ二部へ?と思ったことがあったわ。左サイドだけでなく、中や時には右にも顔をだしていました。
後はバカロルツ。彼が昨シーズンの冬に移籍してきてからはパダボーンの守備が安定しました。この試合でも攻撃の芽を摘む的確なアタックや、あとはなんといっても2点目につながったクロス。慣れてくればもっと実力を発揮できるはずです。

後半はどちらも得点の機会はそれほどなく、でも試合が進むほどにパダボーンがよくなっているので、なんとか勝ってほしいなあと願っていました。
そしてこのまま終わるのかと思い始めた87分。バカロルツの長めのクロスに前線まで上がってきていたCBのヒューネマイヤーがヘディングで合わせます。ボールは丸い弧を描き、GKの手に当たったもののそのままゴールへ。
なんという素晴らしい勝ち越しの瞬間!
しかも最初の起点になったのはヒュネマイヤーのインターセプトからでした。奪ったボールをツィークラーに預けてそのまま上がり、バカロルツからのボールに合わせたんですね。あの時間に上がっていったヒューネもすごいけど、ちゃんと見ていたバカロルツも素晴らしい。

このまま終われば初めてのブンデスリーガ一部の試合で初勝利だったのですが、さすがにうまくはいかなかった。
ロスタイム残り1分というところで、ヒューネマイヤーが岡崎をエリア内で倒してPKを与えてしまいます。うーん、ツヴァイテだったらPKじゃなかったかもしれないけど…。こういうところは学んでいかないといけないよね。
なんとも残念な点を与えてしまい、結局2-2でデビュー戦は引き分けに終わりました。

試合後はピッチに倒れこんでいるストッペルカンプが印象的でした。本当に残念…。ヒューネマイヤーも試合後のインタビューは少し辛そうでしたが、ファンとしてはとにかく初めての試合で勝ち点1、しかも2ゴールもあげたので満足しています。
シーズンをなんとか戦えそうな気分にもなってきました。少なくともそこまで選手の質に差があったとも思えないし、組織としてはよく鍛えられたチームだというのが印象的でした。

次はアウェイでHSV戦。もう明日ですが。
HSVはブライテンライター監督が現役時代にプレーしたチームで、監督も『昨シーズンに比べると安定し、組織化されている』と印象を語っています。
パダボーンの冒険は始まったばかり。残りの33試合もしっかり楽しみたいと思います。

2 responses so far

2 Responses to “パーダーボルン・ブンデスリーガ開幕戦”

  1. reison 14/08/30 at 1:57 AM

    最後のPKはないだろと思いましたね。後半の内容を見れば勝って当然の試合だったので少し残念です。しかし、私もTVでパダボーンの試合が見られる幸せを感じていた一人です。もっともFOXはマインツについての実況、解説になってましたけど(笑)。欲を言えば、この試合でクレシェのプレーが見たかったです。

  2. kamecaveon 14/08/30 at 2:33 PM

    >reisさん、こんにちは。

    まあ、どちらともとれるPKでしたね。
    昇格ご祝儀で無視してくれればよかったのにね(笑)
    試合内容については本当に価値に値した試合だったと思います。そう思うとちょっと残念。
    日本の放送局は基本、日本人のいるチーム中心なので、実況解説はしょうがないかなと思いました。
    クレシェ、見たかったですね。ほんとにもう一シーズンプレーしてもよかったのにとサポはみんな思っているでしょうね。
    でもブリュックナーが見られたのはすごく良かったです!できればザグリクも見たかったわ。