2015年7月の記録:青と白の夜・その1

【2015年7月 オーストリア Vol.6】

『2015年7月の記録:トレーニング二日目』の続きです。


2013年に初めてトレーニングキャンプに参加した時、船の上で行われたファンの集い(Blau-Weiße Nacht)に参加しました。(『船上でのシャルケファンの集い・その1』『船上でのシャルケファンの集い・その2』
その時にはこんな夢のような事は二度と経験できないだろうと思っていたので、今年、また船の上でファンとの交流を予定していると聞いた時には、嬉しいと同時に、こんなに人生の運を使い果たしていいのだろうかとちょっと心配になりました…。

ところで選手達の泊まっているホテルは正面から冒頭の写真になります。湖に面していて、目の前が船着き場になります。

集合時間にこのホテルの前の船着き場で待っていると、遠くの方から船が近づいてくるのが見えました。

最初は何も飾りがありませんでしたが、あっという間にフラッグでシャルケの船に早変わり。

ところで今回は前回と違って、事前にチケットを配布するシステムになっていました。キャンプにいるファン世話係の人を捕まえて、事前にチケットを押さえないと乗船することができません。まるで試合の時のようなチケットですが、もちろん無料です。
乗船する際にチケットを見せると、この白いリボンを手首に巻いてくれるので、それが入場の印となります。
ちなみに白いサングラスは全員にプレゼント。太っ腹だな、シャルケさん…。

さすがに前に一度経験があるので、二度目の今回は私たちもだいぶ慣れたものでした。とりあえず座る席だけ確保。他のサポの方々はテーブルや椅子をさっさと動かして島にし、ここは選手の座る席ね、と手配。乗船してきたチュポとカイサラを捕獲して取り囲みます。す、すごいな…。

2013年は選手が私服だったので、それはそれで面白かったのですが、サポにまぎれてしまうと区別がつきませんでした。今回は選手は全員クラブの白いトレーニングウエア、コーチングスタッフはグレーのトレーニングウエアで統一されていました。わかりやすいし、きちんとしている感じがして、この方がいいな。

全員が乗船し、船が動き始めたら戦闘(はは、違う)開始です。まずウロウロしている若者を捕まえてユニフォームにサインをもらいます。
『みんなドラクスラーのユニフォームだね』と笑うユースの子たち。『ゴメン、私のもそうなんだけど…』と差し出すと笑っていましたが、今思うと、移籍しちゃったあの選手は、ユースっ子たちのあこがれの存在だったんだろうなあと思います…。

二階でトビアス・シュトックを見つけ、このときのために持ってきたパダボーンの記念写真集を差し出し、サインをお願いします。最初はあまり笑わない感じで怖かったのですが、パダボーンの写真集を出すと、ニコニコ笑顔になってくれたので嬉しかったです。(実はなんだかんだ言っても他のチームのものなので、オープンにするには少し勇気がいりました…)
さらにトビアスが写真集をパラパラとめくって、昨シーズン第16節のシャルケ戦のページを開けると、隣にいたヘーガーに『マルコ!ここにキミが写ってるよ!』と指差すと、『なーにー?』という感じでそのページにいきなりサインを始めるヘーガー。ちょっとやめてー(笑)

次にゴールキーパーコーチのヘンツラーさんのところへ行って、同じように写真集を出し、『パダボーンのファンで』と切り出すと、『えー、ほんと!?』とすごく驚いて、ニコニコしながらサインをしてくれました。一緒に写真も。ヘンツラーさん好きなんだよなー(顔が)

近くにノイシュテッターとゴレツカという、目の保養になる二人が一緒に座っているの見つけ、ほんとは二人だけの写真を撮りたかったのですが、なんでー???と不思議そうにするので、私と友人と4人で写真を撮ってもらいました。あー、せっかくの美形二人なのに、横に私たちが写ったら誰にもお見せできないじゃない…。
ノイシュテッターに『東京は楽しかったですか?』と聞くと、とても素晴らしかったよーという返事が。また遊びにきてほしいですね。

二人の美形の代わりに、なんとか私たちが写っている部分を切り取ってお見せできる写真が2枚だけあったのでアップ。
こちらはフリードリッヒ。はー、美しいなー。

そしてこちらはアオゴ。近くで見るアオゴはクールで知的な感じのする人でしたー。

長くなりそうなのでいったん小休止。