U-21 EM予選:ドイツ対モルドバ

リーグが始まると同時に、いろいろな大会の予選が始まったり、再開されたり。
今日はU-21の欧州選手権予選で、明日はドイツ代表の親善試合です。DSFでライブ放送がありました。
しかし、みんなほんとに忙しいのね・・・。

スタメンはこちら。

GK:フロムロヴィッツ
DF:ベック、フンメルス、ヘヴェデス、アオゴ
MF:デヤガー、ケディラ、カストロ、ローゼンタール
FW:ヘニングス、エズィル

ああ、この中にノイアーの名前がないのがさみしいー(涙)
替りに出場してるフロムロヴィッツも、若手では期待されているGKですよね?・・・って、今年からハノーファーへ移籍してたのかー。エンケとポジションを争うのね。

選手の所属クラブはDFB公式をご参照ください。

ヘニングス(ザンクト・パウリ)以外は、みんなブンデスのレギュラークラスで、ほとんどの選手が先週末のリーグ戦でプレーしています。
ま、そのせいかどうかはわからないけど、コンディションは見ていても最悪でした。

そして、理由はコンディションだけではないと思いますが、なんと・・・負けました、1-0で、モルドバに。とほほ。

しかもその1点がアオゴのオウンゴールという、笑えない失点。
アオゴが胸でトラップしてGKに返そうとしたところ、トラップしたボールが弾みすぎて、そのままゴールに入ってしまったという・・・。ははは。(←笑えないといいつつ、ちょっと笑った)

得点してからモルドバがかなり引きまくっていたので、確かに崩すのは難しかったですが、とにかく、アオゴ、ケディラ、デヤガー、あと、ベックも運動量が少なく、ミスが多かったです。
エズィルに至っては、ほとんどボールに触る機会もなかったんじゃないの?というくらい存在感がなかったなあ。あと、カストロもよくなかった。
エズィルは前半42分でエズベックに交代。

ローゼンタールだけはかなりアグレッシブ(いい意味で)にプレーしていて、初めて彼のことをいい選手じゃんと思ったのですが、まわりとの連携が全くうまくいかず、個人技でなんとかしようというプレーが多かったです。
あと、アオゴのプレースキックも全く可能性を感じなかったなあ。

とにかくここまでみんながひどいと、オシム風に言えば

『今日唯一良かったことは、最低のプレーをした選手が全員だったということだ』

ですかねー。

あ、でもボーフムのグローテは悪くなかったです!(ひいき目がちょっと入ってるけど)
後半58分にカストロと交代でピッチに登場。

68分にはペナルティ・エリアへドリブルで入ろうとして、手前でFKをゲット。まあ、それを蹴ったエズベックのボールがひどすぎてがっかりでしたが。(グローテに蹴らせろよーと、テレビの前でぶーぶー言ってたのは内緒)
86分にもやっぱり、相手の固い守備を無理やり突破して、シュートを打っています。
グローテのこういう強引さは好きだなー。

DFのCBふたりはドルトムント&シャルケコンビでしたが、ヘヴェデスはまあ危なげなく守っていたかな。上がって行ったのは1回くらい。
モルドバはサイドの選手がスピードがあり、何度かカウンターからチャンスを作られました。シュートの精度がそれほど高くなかったから1点ですんだ・・・という感じです。(うん、やっぱり思い返すとドイツのひどいところしか思い浮かばない)

さて、ドイツはこれでイスラエルとポイントでは並んだわけです。
次は9月5日に北アイルランドと、9日にはイスラエルと対戦します。大丈夫だと思うけど、ちょっとだけ心配だなあ、このチーム。