U19 : 1.FC Köln 1-2 Schalke 04

今日のケルンは昨日の雨とうって変わっていいお天気でした。
早起きして、FCケルンのクラブ本拠地『Geißbockheim』へ。今日は11時からケルンとシャルケのU19の試合があるのです。
『Appelhofplatz駅』で18番のStraßBahnに乗り換え、『Klettenbergpark駅』で下車。
そこから徒歩15分くらいです。ちなみに目印もなーんにもなく、途方に暮れていたら、ケルンの練習見学に行く人に遭遇し、道案内してもらいました(ひとりだったら、また道で迷うところだった)

途中まで行くとようやく看板が。ここから数分、森の中を歩きます。



おおー、ケルンのクラブハウスをバックにシャルケ・バスがー。
このクラブハウスの向かって左側に練習グラウンドがあって、ケルンの選手がトレーニングをしていました。早く着いたので、しばらく見学。なんとなくFC東京の小平練習場を連想。
ケルンの選手はブロイッヒくらいしか見分けがつかなかった・・・。



この試合の前まで5位だったシャルケ・ユースは、勝って3位に浮上。
それにしてもユースの試合ってやっぱり興味深いし面白い。なんといっても、個がまだ際立っているというか、小さくまとまってないところが見ていて楽しいです。この子はどんな選手になっていくんだろうとか、あー、この10番の子はうまく成長すると面白いなとか、いろいろ想像しちゃいますね。

シャルケはそれだけじゃなくて、チーム自体もよくまとまっていて、まんべんなく全員がボールにからんでいきます。
特に気に入ったのが、右サイドバックでキャプテンをしていた2番のMarvin Pachanという選手。CBのMelchnerがものすごい大きな声で指示していたのに比べると、キャプテンの割におとなしい感じなのですが、黙々と仕事をするところがちょっとフィナンっぽい。

あと、CBコンビのMelchnerと、5番のジョエル・マティップの守備がとにかく非常に固くて、途中はケルンペースだったにもかかわらず、そのときにはなかなか得点まではいかなかったです。

前線も9番のアンドレアス・ヴィーゲルと11番のTimo Brauerのどちらもいい選手でした。特に9番のヴィーゲルはワントップ気味にプレーしていて、彼がちょっと足を痛めて交代したあとしばらくは、なかなか前にボールがおさまらず、ケルンにペースを作られっぱなしでした。

時間は測ってなかったのでちょっと適当ですが、前半終了間際、ステファノヴィッチのコーナーキックからマティップのヘディングでシャルケが先制します。
あ、書き忘れたけど、10番のプレドラグ・ステファノヴィッチ、かなり面白い選手でした。名前からして東欧系かなあ、そのイメージ通り、テクニックがあり、といって、それに溺れるほどわがままでもなく、この先の成長がちょっと気になります。

後半も35分をすぎたあたりだと思いますが、右サイドのクロスからケルンに同点にされてしまいます。
周辺はもちろんケルンのファンが多いので、やたらと盛り上がりました。
なんとなくこのまま引き分けで終わるかなと思っていた終了間際、交代で途中から入ってきていた12番のDavid Müllerが勝ち越しゴール!おお、根性見せるなあー。

試合後はさすがにケルンの選手もがっかりしたのか、長いことピッチに座りこんでいた選手が多かったです。



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