最年少審判デビュー

先日のルール・ダービーの主審を務めたWagner(敬称なし)は現在45歳で、メルクさんなきあと一部審判団の最年長なんだそうですが、では最年少はというと、今シーズンから2部の審判になった、この人、ロべルト・ケンプター君@20歳です。

ん、ケンプター?
はい、のもんさん一押しのミヒャエル君@25歳の弟ですよー。

リンク先のBildに記事とビデオがありますが、いやー、そんな笑顔をされたら誤審しても許しそうだ。(なわけないか)

『新しいメルクになれるか?』なんてキャプションもついていますが、先日、アーヘン対インゴルシュタットの試合でデビューし、ジャッジはかなり評判いいみたいです。
Bildの採点は2。(kickerは3)
デビュー戦にもかかわらず、落ち着いて自信に満ちた態度だったそう。

『ぼくの年齢や見た目の若さにもかかわらず、選手はちゃんと敬意を払ってくれたと思う』と、ロべルト君。

もちろん、お兄さんもアーヘンのホーム・チボリのスタンドで、弟の成功を祈っていたようです。

『家族はまとまってなくちゃ。ぼくは弟のことを誇りに思っている』が、ミヒャエル君のコメント。
お兄さんよりもう少し柔らかい顔立ちをしてますかねー。いやー、兄弟で今後が楽しみですね!

今のサッカーはほんとに審判の走る量も問われると思うので、年齢が上がるとけっこう大変なんだろうなあと思ったり。

ちなみに日本だとJ1では岡田が50歳で最年長。
若いのだと、たぶん東城あたり?
ドイツは一部で言うと、40代が5人、30代後半が8人、30代前半が6人。20代はミヒャエル君1人。
ドイツ二部では40代2人、30代後半2人、30代前半6人、20代12人と、ぐっと20代・30代の割合が増えます。ただ、30代後半から40代というのは、経験も積んで、一番脂の乗っている時期かもしれないですね。
(ドイツの数値はすべてDFB公式の『Shiedsrichter Zeitung 2008/04号』より)

プレミアではジョン・テリーの赤が取り消されたり、ルール・ダービーでもWagnerがすぐに誤審を認める発言をしたり、海外だと失敗を認めることもあるけど、『間違いを認めること=権威の失墜』ではないと思うので、Jリーグもこのあたりはどうにかならないものですかね。(日本の文化的に間違いを認めることは難しいでしょうけど) 

 

最年少審判デビュー」への2件のフィードバック

  1. うおーこんな素敵な記事が!
    わっはっは、彼は弟だったんですね。
    蛸足のコメントでもちょっと話題が出て、
    親戚なり身内だろうなーとは思ってたんですけど。
    兄ちゃんの方がもっとこのくらいの時は初々しかったなあ(笑)
    こういう若い主審が出てくるって未来が明るくていいですね。単純。
    楽しみが増えました。
    主審は選手以上に長々楽しめるぞ。

  2. >のもんさん、
    >蛸足のコメント
    見ました、見ました。てか、ミヒャエルくんの話が聞けるのは、のもんさんとこくらいしか知らない(笑)
    弟は20歳のわりに大人っぽいですよね。二人が映っている写真があったのですが、ミヒャエルくんの方が下に見えました。
    若くてかっこいい審判なんて、ドイツサッカーは楽しみが多くていいなあー。
    兄弟が40代くらいになったら、メルクさんみたいに渋くていい感じのおっさんになるのかしら。
    それまで生きていられるかしら(おいっ)

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