Wir lieben das Leben, die Liebe und die Lust

4月からケルンの語学学校に通い、6か月。
毎月進級試験があり、よれよれながらもなんとかB2レベルまでたどり着きました。(B2とは欧州評議会の定めた語学力評価基準で行くと中級修了程度。ゲーテのサイトにレベルの内容についての訳があります。といっても私はゲーテの学生ではないけど)

三格も四格も過去形も知らずに渡独した割にはよくがんばった>自分。

各国から集まってきていたクラスメートも、この10月からそれぞれの大学に行くことになり、先週の金曜日が同じクラスメートと受ける最後の授業でした。
私の通っている学校は奨学生(特にドイツのDAAD奨学生)が非常に多く、しかもインテリジェンスにあふれる人ばかりで、社会人生活とはまたちょっと違った刺激を受けることが多かったです。

パレスチナ・ガザ地区出身の学生(超お気に入り)に、パレスチナの現状をレクチャーしてもらったり、ベネズエラ人がチャベス大統領をどう思っているか教えてもらったり、ベトナムやバングラディッシュやインドネシア、中国、ウクライナ、ルーマニア、6か月の間には、信じられないくらいみんな仲良しになりました。
学校の先生は『きみたちは今、ゲットーにいるようなものだ』(隔絶された生活の中で、リアルなドイツを体験しているわけではない)と言うけど、そして確かにそうかもしれないけど、このゲットーでの凝縮された6ヶ月間は、忘れ難い時間になりました。

最初はみんな挨拶しかできなかったドイツ語なのに、6か月で(私をのぞいて)すごく高いレベルで会話ができるようになったことにはほんとに驚きます。
6ヶ月間、同じ先生でしたが、その方の教え方が卓越していたというのもあります。
素晴らしい先生とクラスメートに恵まれたことに本当に感謝。(写真は学校のそばから見える大聖堂)



さて、6か月の間に1回は落第するだろうと思って予備の月を申し込んでいたら、ここまで落ちずに来てしまったので、目標をこの際、もうちょい上(C1)にしてがんばってみようかなと考え中。(最初の目標はB2)
とりあえず、月曜日は次のクラスへ進みます。ついていけるのかなあ。心配だわ、落ちこぼれなだけに。
C1まで行くと、大学入試レベルのドイツ語になります。ま、大学に行くわけではないんだけど(←たぶん)

ボキャブラリーがとにかく貧弱すぎなのと、聞く力をもう少し改善したいというのが今のところの課題。

 

Wir lieben das Leben, die Liebe und die Lust」への2件のフィードバック

  1. 早いものでもう半年ですか。お疲れさまです。
    ここまで来たら、いっそ、うにべるじてーと(←好きなドイツ語単語の一つ)に。
    私は大学の第二外国語でやった程度で、kamecaveさんとはまったく同列には語れないのですが、
    ドイツ語の単語って、綴りや音が似てるのが多くてなんか覚えられないんですよね。
    独和辞典があれば、よろよろと読めるのですが。
    ドイツ旅行中は、食べ物屋で素材は合ってるが調理法がまるで違うメニューを次々頼んで、
    同行者もろとも混迷に巻き込みましたわ。。。
    (いちごのタルトのつもりが、日本の1パックほどありそうな生いちご盛り合わせとか)
    知ったかはいけませんな。
    学問の秋、ますますのご精進を!

  2. >austerさん、
    過ぎてしまうと早いですねー。
    うにべるじてーと、いいですよね。クラスメートでニカラグア人の人も『うにべるじてーと』と、あと『つーりすと・いんふぉるまつぃおん』と『しゅないでん』がお気に入りで、よく響きが好きと言っていました。

    >ドイツ語の単語って、綴りや音が似てるのが多くてなんか覚えられない
    ほんとにそうですよね。なんでこんなに似ている単語ばかりとため息がでます。
    覚えても、ちょっと時間がたつと混同してしまうし。あと、分離するなー(笑)とか思う。
    英語の方が単語がそれぞれ違うので、ボキャビルはしやすい気がします。

    食べ物はいまだによくわからなくて、出てくるまでドキドキです。
    素材はわかっても確かに調理方法がよくわからないですよね。

    >学問の秋
    学問より食べ物の秋になりそうな(笑)
    ドイツ人に太めな人が多いのがなんとなく理解できてきた今日この頃です。

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