第31節 シャルケ 1-1 ハノーファー

07/08シーズンもこの試合をいれてあと4試合を残すのみとなってしまいました。さみしー。
私にとって、今期、シャルケ戦を生で観戦できるのはこの試合が最後。
普通に勝つよなーなどとけっこう浮かれ気分で見に行ったのですが・・・。

上から見たハノーファーとシャルケのバス。
停まっている場所は、通常は芝生を養生させるためのスペースで、可動式になっているので、試合のないときやイベントのときにスタジアムからピッチを引き出せるようになっています。(そういえばスタジアムツアーのエントリーも上げてないや・・・)



こちらは試合前のウォーミングアップ。
この太鼓をたたく人たちと旗を振る人たちが好きなんですよー。
サポにとってめちゃめちゃ名誉なことなんだろうなあという気がして、クラブとサポの関係がうらやましい。



席は赤い人たち(ハノーファーサポ)応援席の上の方でした。
一応、アウェイサポは隔離されているのですが、それ以外に私のまわりにもかなりいました。
ひとり、ポリスに連行されていった人がいて、それを見ていたら、ハリルのゴールにいたるシーンを見逃したー。orz

【Tore】
0:1 Bruggink (8., direkter Freistoß, Rechtsschuss)
1:1 Halil Altintop (40., Linksschuss, Rakitic)

【FC Schalke 04】
Neuer – Rafinha, Bordon, Krstajic, Westermann – F. Ernst, Jones – A. Streit, Halil Altintop, Rakitic – Kuranyi (74. Asamoah für A. Streit, 81. Lövenkrands für Rakitic)

【Hannover 96】
Enke – Cherundolo, Ismael, Vinicius, C. Schulz – Lala – Balitsch, Huszti – Bruggink – Stajner, Hanke (78. Hashemian für Hanke, 84. Rosenthal für Stajner, 90. + 1 Lauth für Huszti)

 
この前の試合、HSV戦もネットで観戦して、ちょっと思ったことがあったのですが、ハノーファー戦を見てやっぱりそうかも、と改めて思ったことをつらつらと書いてみます。
思ったのは、中盤の構成力と試合内容はスロムカ時代の方がずっとよかったなあと。
もちろん、新監督になって間もないというのもあるけど、やっている選手は同じなので、それほど質が変わるとは思えないんですよね。
スロムカ解任を非難しているわけではなく、あの時点で必然だったとは思いますが、監督を変えた(あるいは監督の選択)現状がうまく行っているかというとちょっとだけ疑問。(もちろんスロムカ時代にディシプリンが失われてきたのを、臨時監督が必死に喝をいれてみたけど、HSV戦あたりから破たんが表面化した・・・という見方もあるとは思いますが)

じゃあ、なせ監督交代後、勝っていたかというと、それは監督交代っつーのが劇薬なので、とりあえずの即効性はあるということだと思います。
個人的にはラングニックからスロムカへとつながっていたシャルケのサッカーは、いったん幕を閉じ、次の時代に入ったのかなという気がしてしょうがありません。
(そもそも、ビュスケンスとムルダーをつれてきて『ユーロファイター』と言い出したところから、ん?って思ったんだよなあ。精神論より理論に基づいたサッカーが好きなので・・・)
ただ、来期から監督をするルッテンはまだ未知数なので、そこでまた違うサッカーが展開されていくのかもしれない。
それについては期待(するしかないっしょ)しております。

スロムカ時代との違いとして、シュトライトを積極的にスタメンに起用している点があります。
彼のことは好きですが、いまいち、後ろとの関係が確立されてないというか。もちろん来期への投資ということを考えると彼をどんどん使ってほしいとは思うんですけど、サイドでシュトライトとラキティッチを使うと、両SBの上がりが減るんですよね・・・。
個人的にはこの二人の両サイドは守備面に難があるので、後ろ二人が上がりにくいのかなという気もしています。
いいときのアザモアはキープできるという点、相手DFを引き付けるという点ではシュトライトよりは上だと思うんですけど、シュトライトの場合、いいクロスが入ってくるので、そこは魅力でもあります。
昨日はラキティッチのプレースキックの質がひどかったので、シュトライトに蹴らせるというのもありなんじゃないでしょうかねえ。



ボランチの位置もジョーンズが後ろ、エルンストが前で、二人の距離が縦にけっこう離れているのが中盤が間延びさせる原因になっている気がします。
ただ、ラフィーニャとジョーンズについては、モチベーションの問題もあるかも。移籍したがっているという報道を読むと、こっちもちょっと色めがねで見てしまいますしねえ・・・。

ま、しょせん消化試合で、かつ来季から監督が変わるのであれば、この時期のサッカーをどうこう言ってもしょうがないのですが、ちょっと気になったのでだらだらと書いてみました。とりあえず、CL出場権だけはなんとしても確保してほしいです。

こちらは試合後のスタジアム周辺。駅へむかう道がすごい人の波になっています。



トラムが次々に来るので、ゲルゼンキルヘンの駅へ出るのは意外とスムーズ。そのあとの駅から電車に乗るまでがけっこう時間がかかります。私はこのあと、ケルンを通り越して、ボンまで向かいました。