ケルンのお気に入り その2:路面電車博物館

シリーズ化してみたのに、ケルンのお気に入り・その1で終わるかと自分でも思っておりました。(汗)

先週の日曜日(10月12日)、ケルンの路面電車博物館(KVB Museum、またの名をStraßenbahn-Museum)へ行ってきました。
ここは年に10回しかオープンしないというミュージアムで・・・、え、10回しかお休みがないの間違いじゃないかって?
いえいえ、月に1度、第2日曜日のみオープン。冬季1月2月はお休みのため、年10回という、開いていることがたぐいまれな場所なのです。

行き方はNeumarktからだと、3か18のラインで終点の『Thielenbruch』まで。駅を降りると、そこに入口があり、ミュージアムが併設されています。

これは駅の外から撮った写真。
茶色の建物が駅舎です。途中駅はただホームがあるだけの簡素なものなのに、ここの駅だけめちゃくちゃ豪華です。



入場料は1.50ユーロ。
中に入ると、倉庫のようなだだっぴろい場所に、歴代の路面電車がずらりと並んでいます。



あああ、かわいいっ。(見た瞬間、心の中で足をばたばたさせるの図)



なにぶんにも鉄分の多い方なので、レールの上を走るものを見るとわくわくしてしまうのです。(あ、空を飛ぶ鉄分もけっこう好き)
LRT(Light Rail Transit / トラム)は地下鉄などを掘ることを考えるとずっと低コストなのですが、なかなか日本では普及しないみたいですね。
私は鉄分多めといえども、実は地下鉄に乗るのはちょっと苦手なので、LRTのある街っていいなあとつい思ってしまいます。

以下、ミュージアムの中の写真です。クリックすると拡大します。

 



 

 

ケルンのお気に入り その2:路面電車博物館」への4件のフィードバック

  1. -marktや-platz行きというのが、地域密着の足っぽくっていいですね。
    私は路面電車の走る市(最近は別路線でライトレールまでできた)で生まれ育ちましたが、
    かわいいと思ったことはまったくなかったなぁ(鉄分が全然ない)。
    昔は緑とクリーム色のすすけた色合いの車両だったのが、帰省した時たまに見かけると、
    ラッピングバスのように派手派手な全面広告車だったりしてびっくり。
    街の彩りに大きく影響するものだから、車両デザインにもドイツ並みに気を配ってほしいものです。

  2. >austerさん、
    今でこそ、路線が長くなったけど、きっと最初のうちは短い距離を走っていたんでしょうねえ。

    路面電車は隣町の北九州に走っていました。
    北九州のミュージアムに車両を見に行ったりもしたなー。
    なんか、電車と違って、短い車両がとってもかわいいと思うんですけど。(←鉄分がないとかわいいという発想がないかも?)

    こちらの公共デザインはほんとに優れていますよね。色の組み合わせとか絶妙です。
    ラッピングトラムもあるけど、派手でも街にとけこんでいるのが不思議。
    こういう色使いのうまさって、日本でも真似してほしいですよね。

  3. こんにちは。
    実は私、昔からレトロなものがたまらなく好きなのです。
    そんな私にはこんな空間は魅力的です。ここに展示されている電車が古い街並みの中を走っている姿を
    想像すると嬉しくなります。でも、きっともう走ってないんですよね。
    ところで、私の地元にも最近鉄道博物館というのができまして、その影響かわかりませんが
    私の体内の鉄分上昇中です。

  4. >reisさん、
    こんにちは。
    レトロなもの、お好きですよね。いつも写真を見てそう思います。
    路面電車は存在そのものがちょっとレトロなイメージ(たぶん、日本だと昔よく走っていたからかな)です。
    ここには古い車両が街を走っている写真はたくさんありましたよー。

    >鉄道博物館
    あー、写真見ました!
    私も帰ったらぜひ行きたいと思っているところです。DBの模型も見なくちゃ。

    鉄分はそれ自体が磁石となって、どんどん増えますのでお気をつけて(笑)

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