第12節 シャルケ対バイエルン

さて、内容をポジティブに考えるか、ネガティブにとらえるか、難しいところですが。

気持としてはかなり悔しくて、試合後はよく眠れませんでした。
(しかもその日は、もうひとつアウェイ遠征でしんどい試合を経験していたし)
やっぱり、何があってもVeltins Arenaでバイエルンに負けるのはいかんよ・・・。それじゃあ、シャルケがシャルケでなくなってしまうじゃないの。

【Tore】
0:1 Toni (3., Rechtsschuss, Vorarbeit van Bommel)
1:1 Farfan (5., Rechtsschuss, Rafinha)
1:2 Ribery (31., Rechtsschuss, Zé Roberto)

【FC Schalke 04】
Neuer (3) – Rafinha (3,5), Westermann (3,5), Bordon (2,5), Kobiashvili (4) – Jones (3), F. Ernst (2,5) (83. Asamoah) – Rakitic (5) (60. Sanchez (5)) – Farfan (3), Halil Altintop (5) (72. A. Streit), Kuranyi (5)

【Bayern München】
Rensing (3,5) – Oddo (4,5), Lucio (2,5), Demichelis (4), Zé Roberto (3,5) (62. Lell) – van Bommel (4,5), Borowski (4) – Kroos (4) (89. Sosa), Ribery (2,5) – Toni (4,5) (72. Ottl), Klose (6)

 
さて、この試合、副審にケンプター弟が!(私の他に、中継のここで反応している人が日本にもう一人いるはずだ)
片方の副審は問題ありありだったけど、ロビーはまあよかったと思いませんこと?(しかもオフサイドのフラッグの上げ方がきりっとしている←ただのひいき目)
4thオフィシャルはもしかしてビビアナたん?
ルッテンが前に出てきたときに、ちょっと説得していましたね。彼女、職業は警察官なのかー。

バイエルンのとりあえずガーッと攻めて、点取ったらあとは省エネってのはあまり好きになれない。あれがドイツを代表するトップチームなのかと思うとちょっと悲しいものがあります。やればできるのにやらないところがねえ・・・。(プレミアとかもっと手を抜かずにやるぞ)

試合はいきなり序盤から動きます。

3分にサイドを破られ、ファン・ボメルからマイナスにクロスを入れられ、トニがゴールしてバイエルンが先制。

このへん、シャルケの守備がすごく気になります。
対戦相手がホッフェンハイムだったら、バイエルンみたいに途中で手を抜いたりしないので、ああいう早さにもっと対応しておかないと、さらに厳しいんじゃないだろうか。

5分にハイコがカットしたボールを持って上がり、ラフィーニャにパス。
ラフィーニャからボールを受けて、ファルファンがレンジンクの股を抜いてゴール!同点。

その後のシャルケは、メモだけでも書ききれないくらいCKとFKのチャンスが続きますが、どうにも攻めあぐねて得点にはつながらず。(CKが18対1ってなめとんのか)
これまでのよかった試合に比べると、なにか工夫が足りなかった気もします。
いいときはクロスだけじゃなく、ペナルティ・エリアの中にもう少し切り込んでいくし、セットプレーのキレもなかったように思います。

あと、他チームのことをいろいろ言うのは好きではないのですが、バイエルンの23番ってあれでいいの?
自分のテクニックにおぼれて、ボールをラインから出してCKにしてくれたときには、はー、なんかチームとしてのモラルがかけてない?とちょっと思いました。ま、よけいなお世話ですが。

リードされてからもさらにシャルケの攻撃は続きます。
23番のサイドは狙い目なので、ハリルがもっと仕掛けてもいいと思いました。後半になって、だいぶ仕掛けるようになったけど、ハリルのカバーにだれもいかなかったりしたのは悲しかったわ。

きっとスタジアムでは『Schauspieler!』のヤジが飛び交っていただろうなあ・・・と思う光景がいくつかあり。
イタリア人とフランス人は嫌いっ!

ラキティッチは59分でサンチェスに交代。
ここ数試合で一番よくなかったですね。彼の調子の悪い時は独りよがりなプレーが多くなりがちなんですが、ちょっとそういう傾向があったかも。

それにしても、最後の最後でハイコのヘディングが決まっていればなあ・・・。

バイエルンはとにかくクローゼが全く存在感がなかったのがものすごく気になりました。いたの?ってくらいにほとんど画面に現れませんでしたね。まあ、シャルケがボールをほとんど支配していたから、しょうがないんでしょうけど。

シャルケはやっとEnglisch Wochenを抜けて、1週間あいだがあきます。正直、この間のスケジュールはしんどいの一言でした。

次の試合は土曜日にレバークーゼンと。
はあ、選手のみなさん、少し休んでくださいね・・・。

 

第12節 シャルケ対バイエルン」への4件のフィードバック

  1. kameさん

    帰国の翌日に早速サッカー観戦なんて精力すぎ!
    ええ、ええ、わたしはきっとkameさん帰国直後で色々と急がしいから、バイエルン戦のアップが遅れてるのだと思ってたのに!さすがじゃ。

    さてさて、この日は試合開始前にラフィーの例の100戦記念の表彰がありました。
    彼、髪を元に戻しましたね。あーよかった。ケヴィンと同じで1回で終わり。
    ラシン戦のときは、おでこがピカピカで、マジで心配しました。

    選手入場の時にはハイコの契約延長に関する大きな横断幕がNordkurveに出ました。
    中央にでっかいハイコのDoppelhalterをたてて。これがかっこいい!
    写真はウルトラのHPで見ることができます。

    確かにバイエルンは今まで例に無いほど後ろにべったりで、カウンター狙い。
    でも、レンジングは思いっきり不安定だし、23番は役立たずだし。
    ミロは全然見えませんでした。
    ああ・・・、思い出してきたらまた胃が痛くなるよぉ。

    スパゲッティとバゲット野郎には、お察しの通りかなりのブーイングが出てました。このSchauspieler達にはホント、げんなりです。時間稼ぎなのはわかってるけど、やりかたがきたない!

    ハイコの最後のヘディングは本人が一番わかってるように、とっても残念でした。
    でも、前ににストライトがいて、重なるような感じだったので、難しかったのかも(例によって甘い)。

    副審はたしかにケンプター弟でした。日本に数少ない(?)ファンがいることを知っている私は、あー誰かさんは喜んでるだろうなぁと思ってました。4人目はスクリーンにでなかったので、ビビだとは知りませんでした。残念!そしたらもうちょっとチェックしてたのに!
    そーです、彼女は警官です。例のヘルメットに防具で身を固めた写真を見たことがありますがかっこいいんだわぁ。

    ・・・・ここまで書いたところで、チャーリー・ノイマンの訃報を知りました。
    数年前から歩行が難しそうで、大丈夫かなぁと思ってたのですが、とっても悲しいです。

    彼のためにもバイヤー戦は勝ってほしいです!

  2. >しょーちゃん、
    よく考えたら翌々日でした。(ってあんまりかわらないか)

    それ以外は疲れてぐったりしていました。
    バイエルンとの試合はけっこう疲労困憊で詳しいことはあんまり覚えてないんですよね。

    ラフィーニャ、髪、戻ってましたね。あまり酷使しないようにね(汗)

    ハイコのDoppelhalter見ました。ありがとう!
    ほんとにかっこいいです。ハイコは絵になるんですよねえ。ハイコ・マフラーも買いましたよー。
    ほんとに、immer unser Trikot tragenですよ・・・。

    試合のことはさくっと忘れましょう。
    バイエルンがどうこうというのをのぞいても、非常に不愉快な試合でした。なんか、サッカーがいやになるような試合。

    >スパゲッティとバゲット野郎
    うははは。おいしそうですね(違うか)
    なんかもう、当たってないのに、頬を押さえるのを見て(しかもリプレイで流れた)怒りまくりでした。ウソくさいっつーの。

    もともとスパゲッティとバゲットの方々(←ちょっと丁寧に言ってみた)は好きじゃないのですが、バイエルンのおかげでますます嫌いになってきました。

    ハイコのヘディングは惜しかったですね。
    ほんとにいつも通りのどんぴしゃのヘディングだったのですが。
    まあ、こんな日もあります(超あまい)

    ビビはちょっと画面に映ったのですが、その後、BILDに、ビビを見てバイエルンの誰かさんが鼻を伸ばしている写真が掲載されてましたよ。

    チャーリー・ノイマンの訃報には突然のことで驚きました。まだ77歳だというのに・・・。

    >数年前から歩行が難しそう
    イヤーブックでも杖をもって写ってますね。
    というか信じられません。

    ほんとにバイヤー戦は彼のためにもがんばってほしいです。

  3. どうも。ケンプター兄弟を見守る会、日本支部長ののもんです。(誰)
    ええロベルトがしっかりと線審で、こんな試合を経験させてもらえるなんて果報者、
    と思いました。
    欲を言えばバックスタンド側で走ってほしいんですが。

    >オフサイドのフラッグの上げ方がきりっとしている

    ええ!そうですよね!
    キビキビしゅばっ!と上がるんです。
    背筋もピンとして迷いを見せません。(食いつき過ぎ)
    そういえばミヒャエルが線審やってる姿はほとんど見る機会がなかったなあ。
    今思うとなんかもったいない・・・。

    ハイコのヘディング、決まってほしかったです。
    彼らしいタイミングばっちりの飛び込みだったのに、方向だけがわずかに合わなかった。
    でも来てほしいところにいるのがハイコです。
    それだけでまた惚れちゃいます(ここにも甘い奴が)
    ハイコのカッコいいDoppelhalter・・・ど、どこですか。

    試合自体は中途半端に仮眠を取ったせいで余計に眠くなり、
    なかなかきちんと追えてないんですが、
    あんな風にたまに本気出して、ごまかすようなやり方をするチームには
    負けたくなかったんですがね。
    23番の方がラインを割ったのは「今日は真面目にやる日」という伝達事項が
    きちんと伝わっていなかったのかもしれません。

  4. >のもんさん、
    『ケンプター兄弟を見守る会』、私たちがおばあさんになるまで続けることができますね(笑)
    のもんさんがおっしゃってたように、なんといっても審判は選手よりも長ーく見守ることができますから。

    >欲を言えばバックスタンド側で走ってほしい
    確かに。映ることがほとんどなかった・・・。

    フラッグの上げ方、きれいですよねー。
    一瞬、おおっと感動したもん。
    兄はそういえば線審って見たことないです。気がついたら主審でした。
    残念な気もするが、弟の線審っぷりでがまんしよう・・・。

     
    ハイコのDoppelhalterはUGEのサイトにあります。

    http://www.ultras-ge.de/site/

    ハイコ、愛されているなーというのがわかってすごくうれしい。

    ヘディングもばっちりでしたよね。てか、マジで決まってほしかった・・・。

    >「今日は真面目にやる日」という伝達事項が
    >きちんと伝わっていなかった

    あの23番(名前を覚える気もない)のプレーにあのチームが象徴されているように見えました。
    それにしてもふまじめなチームだなあと、見ていて途中で胃が痛いやら腹が立つやらで。
    サッカーをなめるやつらは、サッカーに必ず仕返しをされるということを肝に銘じておくべきです・・・。

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