第3節 ヴォルフスブルク 1-1 シャルケ

ひそかにメガネ親父@マガトのファンだった私は、ヴォルフスブルクの今季はちょっと気になったりしているのですが、でもシャルケ的に言うとなんか苦手なのだ、このチーム。
マルセリーニョにいつもやられているイメージが。

ああ、bwinの英語実況が私のお気に入りの人だー。
この人の副音声もテレビで聞けなくなってさみしいよお。

前半の主導権を握ったのはヴォルフスブルク、後半はシャルケ。
ヴォルフスブルクに退場者がでて10人になってからは、引かれた相手をくずしあぐねて、かなり長い時間、手こずっていました。
なんかこの猛攻をしかけているのに点がとれないってパターン、いろいろ去年の苦い思い出がよみがえり、つらくなるんだけど。

スタメンはこんな感じ。
ノイアー – パンダー、クルスタイッチ、ボルドン、ラフィーニャ – エルンスト、ジョーンズ、ラキティッチ – バイラモビッチ、アザモア、クラニィ。

コビアシュヴィリは先日の親善試合でケガをして出場していません。
かわりに、パンダーの前にバイラモビッチを入れての4-3-3で、クラニィ、ワントップ。
あまり機能しているとは言い難い。(素直にツートップにすればいいのに)

ヴォルフスブルクは、やろうとしているサッカーは高度なものを目指しているように感じましたが(後ろからの追い越しなどけっこうシステマチック)、まだ選手がついていけてないところもあるかなあという気もしました。はまるとかなりいやなチームになりそう。
あと、鬼プレス、こわいよー。

35分、エリアのすぐ外でボルドンがファールをとられ、FKを与えてしまいます。
これをクジノヴェクが直接決めて、ヴォルフスブルクが先制。
素晴らしいFK。あれは、壁から急に出て来たように感じて、ノイアーのところからはボール見えないんだろうなあ。

bwinで見ていたのですが、ハーフタイムもスタジアム映像垂れ流しなのが、いい感じです。でも新規加入のグロスミュラーがアップしているところか、きれいなお姉さんしか映してくれませんw

後半に入り51分、今日初出場、サンパウロから移籍してきたジョズエがジョーンズをエリア内で倒したということで、2枚目のイエローで退場になります。
ジョーンズの見事なダイブだったけどな・・・。かわいそうに。
まあ、今日の審判はどちらか寄りというよりも、単に『へたくそ』すぎでした。
ありえないジャッジが多すぎ。

さて、ジョーンズは、シャルケでは初めて長い時間プレーしているのを見たけど、やや守備的でそんなに悪くない感じ。中盤でけっこう相手ボールをカットしていたし、パスの受け手にもなるし、出し手にもなるしということで、まずまずのプレーなんじゃないかなあ。
むしろ、今日はラキティッチがよくなかったです。パスミスが多くて、それが相手の攻撃の起点になったり、CKのボールもひねりがなさすぎたり。かなりひどかった。

でも、シュート力あるんだよなあ、この人。
70分頃、ラキティッチのすごいシュートがクロスバーを直撃して、真下に落ちるという惜しいチャンスがありました。もうちょっと中だったら入っていたのに。ほんとシュートの精度が高い!

シャルケは60分あたりからずっと攻め続けていたのですが、とにかくヴォルフスブルクのDFと、あとGKのイェンチェが大当たりで、これは今日はムリかも・・・って、途中で相当くらーい気持ちになりました。

あきらめかけた86分、途中交替で入っていたアルティントップのゴールがキターーーー!
ほぼ正面からで、イェンチェ、一歩も動けず。
いやー、いいゴールだー。
もっとハリルを使ってあげてください、スロムカ!

そのまま、1-1で試合終了。いやあ、勝ち点1、拾いましたね。
今日はパンダーもラキティッチもボルドンもみんな調子が良くなくて、苦しい戦いでしたが、追いついたのはかなりの収穫。
しかし、これで今季は戦って行くのかなあ。選手層の薄さに初めて漠然とした不安が・・・。

そういえば79分にはラフィーニャに替わってヴェスターマンがシャルケでの公式戦、初出場を記録。
今日はセットプレーからの空中戦でほとんど見るべきものがなかったのですが(ごめん、チャンスはいっぱいあったけど、GKが大当たりだった)、この人が早い時間から入っていれば、もっと違ったものになっていたかも。