酢飯はうまいのだ。

コメントをいただいたので、さらに食事ネタを続けてみます。

学校のカリキュラムは一か月ごとに進級試験を受けて、受かればレベルが上がっていきますが、最初から短期間の1か月だけ受講という人もいたり、途中から入学する人もいたりで、ちょこちょこクラスメートの顔ぶれはかわっていきます。

4月の最終日にはクラスでポットラック(持ち寄り)パーティをやりました。
で、とりあえず人の顔見れば『寿司、寿司、寿司、寿司』とうるさいやつら(おもに中南米組)がいるので、この日、ごはんを炊いて巻寿司を作っていってみました。

お米は、おれREWEに行けば、普通に日本米に近いものが売っています。1kgで2.5ユーロとやや高めです。普通のライス(細長い米)だと2ユーロを切ります。(REWEのサイトに行くと、チラシが掲載されているので興味のある人は見てみるべし)

日本のミツカン酢も売っているのですが、割高なので、ドイツのお酢(Essig)を購入。コメ酢じゃなきゃいけないとよく書かれていますが、これでも特に問題なし。1本0.35ユーロ。ミツカン酢が3ユーロくらいなので、10分の1ですね。
海苔が10枚で2.5ユーロくらいだったかな。



あとは卵だのツナ缶だの、カニかまだのサラダだのを買って、適当に巻き巻き。

そこそこ寿司っぽいものができて、寿司気分を喜んでもらえたのですが、そのときに思ったことは、寿司のうまさって、実はネタではなく、酢飯のうまさなのではなかろうか・・・ということでした。

その後、ちょっとだけ酢飯がマイブームになりまして、2-3日、家で手巻きを食しておりました。
こういう酢飯って、今まで私が食べた限りのドイツ料理にはなく、かなり独特の味という気がします。(マリネとかだと酢っぱいだけだし)
しかも妙に食欲をそそる。

酢と砂糖とご飯。
日本人のみならず外国人の味覚中枢をも刺激するなにかがあるから、こんなにも世界中で寿司が人気なのでは・・・?などと、手巻きを食べながらぼんやり考えたりしました。ためしてガッテンあたりに検証してもらいたいな。
(海苔も、できることならいい海苔をクラスメートに食べさせてあげたいっす・・・)

ちなみにケルンはデュッセルドルフに近いせいなのか、日本食もどきはかなり売っている方だと思います。
NISSINのインスタントラーメンも普通に売っています。こちらのパッケージですが、ちゃんと醤油味ラーメンでした。
あと、うちの近くのおれREWEは、小さいくせになぜか充実していて、キッコーマン醤油もそばも売っているので、そばを食べるために電車に乗ってどこかへ・・・なんてことはしなくても大丈夫。
(デュッセルドルフに天ぷらは食べに行くかもしれませぬ)

先日、デュッセルドルフに行った時に、日本食材を売っているお店を見かけたのですが、あまり、今、購入しなきゃという気分にもならず、スルーして帰ってきてしまいました。ちょっと高かったし・・・。
とりあえずREWEでなんでも揃うからな。緑茶も売っている。(あ、でも昆布は買っておけばよかったかも)

ちなみにドイツの消費税(付加価値税)は食品が7%、その他が19%です。(ビールや水は19%)
商品は内税表示なので、レジで表示される数字がイコール支払額になります。上で言及している数字は税金が含まれた金額です。
ユーロ高なので、換算すると高く感じることもありますが、基本的な食品全般はそこそこ安い方なんじゃないでしょうか。

 

酢飯はうまいのだ。」への2件のフィードバック

  1. kameさんの日記を見て、そういえば最近、手巻き寿司をやっていないなぁ…と思った次第です。

    >でも昆布は買っておけばよかったかも

    さすが、西日本のご出身! よくわかっていらっしゃるw
    酢飯…いろいろレシピありますよね~。
    私は、砂糖を控え目にして、みりんを少量加えて、ツヤと照りを出そうとする事もあります。(コメが古いと、酒、昆布も使いますが)

    ところで、ケルンの水道水、硬度は高いんでしょうか?
    昆布を使う時には、軟水じゃないと効果半減っすよ。

  2. >I loved reds!さん、
    昆布でもインスタントだしでもいいんですけど、その手のものがないと日本食っぽくないじゃないですか。
    酢飯にも昆布をちょっと使いたかったし。
    みりんはお店では見かけないですね。日本食材屋さんにいけばあるかも。

    まあ、そうやってそろえていくと、どんどん調味料が増えてしまうので、ちょっと自粛中です。

    水道水は硬水です。軟水系のミネラルウォーターなんて、こっちにあるのかな。

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