第13節 レバークーゼン対シャルケ

アウェイだというのに、シャルケサポの声がものすごい音量で響いていました。
アナウンサーの声がときどき聞き取れないくらい。

シャルケのサポ席にも横断幕が出ていましたが、レバークーゼンのサポもチャーリーのためにバナーを掲示してくれていたそうです。
ありがとう。めちゃめちゃ泣いたよ。(こちらに画像があります)

『Es ist nicht wichtig welchen Verein man geliebt hat, sondern wie sehr man den Fussball geliebt hat! R.I.P. Charly Neumann』
(どのチームを愛していたかは重要ではない。そうではなくて、どんなにフットボールを愛していたかだ!
安らかに眠れ、チャーリー・ノイマン)

Bayer Leverkusen – FC Schalke 04 2:1 (2:0)

【Tore】
1:0 Kießling (30., Rechtsschuss, Vorarbeit Renato Augusto)
2:0 Helmes (41., Linksschuss)
2:1 Kuranyi (85., Kopfball, Pander)

【Bayer Leverkusen】
R. Adler – Castro, M. Friedrich, Henrique, Kadlec – Rolfes – Renato Augusto, Vidal, Barnetta – Kießling (90. + 2 Gekas), Helmes (73. Dum)

【FC Schalke 04】
Neuer – Rafinha, Westermann, Bordon, Kobiashvili (46. Pander) – Jones, F. Ernst (52. Höwedes) – Engelaar – Farfan, Halil Altintop (66. Asamoah), Kuranyi

【Gelb-Rote Karten】
Castro (67.)

  
試合後のインタビューで、コビがぼくのミスで申し訳ない、なんて謝っているのを聞くと、もう何も言えなくなってしまう・・・。いいのよ、コビ。負けたのはあなたのせいよ。あら。

試合の詳細については、のもんさんのレポートがとてもわかりやすいので、ぜひご参照ください。

立ち上がりは、どちらもやや固い感じで、私も妙に緊張してなんだか試合に入りきれなかったのですが、18分、ボルドンのカットからハリル、クラニィと渡り、ゴール前が開いてるのに、クラニィが思いきりはずしたあたりから、ちょっと個人的に面白くなってきました。
双方にボールも動き始め、久々にサッカーの面白さに引き込まれ始めたのです。

というか、レバークーゼンとシャルケの試合が面白くないはずがない。
なんで放送がないんだ。てか、フジテレビよ、地上波でやれ!(←実家にスカパーがないから)

26分にエンゲラールのCKから、ハイコのめちゃくちゃタイミングのいいヘディングがあったのですが、この前からちょっとだけ方向がずれているような気が・・・。きっともう5度、左なのよ。だれかアジャストしてあげて。
しかし、ハイコを見るとなぜかいつも、インフルエンザにかかってないかしらと、心配モードになってしまう親ばかな私です。なんか不精ひげっぽいと、画質が荒いので、つい風邪を引いているように見えちゃうんだよな。

失点の場面は、上でコビのミスと書いたけど、ほんとはレバークーゼンがちょっとうまかったよな・・・と思っていて、そう思うのが実はかなり悔しい。
コビのパスミスだけど、レバークーゼンの選手にさくっとうまくカットされたともいえるパス。
最初にカットしたのはキースリング?そしてそのまま上がって行って、ゴール前の一番いい位置でシュート?
レナトに抜かれるのは仕方ないとしても、キースがうまくて、それもなんかくやしーのだ。

39分にはラフィーニャのクロスからジョーンズがシュートするも、これまたはずしてします。

41分、レバークーゼンに追加点。
ヘルメスが、ハイコにあたって方向の変わったボールを拾い、シュート。ついていたのはボルドンでしたが、ヘルメスの早さに対応できてない気がしました。
とはいえ、その前にもヘルメスのシュートがあり、それはノイアーが押さえていたけど、その時点ではハイコがヘルメスに抜かれたりしていたのでした。あー、むかつく。
この、好きな選手にやられると逆にめちゃくちゃむかつくという心理はなんでしょ。ヘルメスもキースも頼むからほかの試合のときに活躍してよ。

後半に入り、コビと交代でパンダー。

52分にエルンストに代わってヘヴェデスが入り、ハイコが中盤にあがります。ルッテンの試合後の発言によると、ハイコの早さとプレッシャーを与えられる強さを、攻撃の切り札として見ているみたいです。(ラキティッチやシュトライトの立場はどうなんだという意見もありますが・・・。ルッテンが、この二人よりもハイコの方が決定力があると考えていることが、はからずも垣間見えますなあ)

67分にカストロが2枚目のカードで退場。相手が10人になります。

それでもレバークーゼンに決定的なチャンスを作られるシャルケ・・・。
ああ、なにやってんだよ。

キースリングがまずラフィーニャを交わして、ヘルメスにパス。並走していたキースリング、ヘルメスの2人に対し、ノイアーひとりとなった場面で、まず、キースリングのシュートを弾き、さらにそれを拾ったキースリングが、ヘルメスにパスしようとしたところを体でふせぎます。あー、ノイアー、いつもながら素晴らしい!

85分、パンダーのFKからようやくクラニィがヘディングで決めて1点返します。
さらに89分、ノイアーがセンターあたりまで上がっていて拾ったボールをパスし、受けたクラニィがゴール前でアザモアに出して、これを決めて同点・・・のはずが、これはオフサイドに。
たぶん、クラニィのボールがオフサイドだったのかも。あーあ、さよーなら・・・。

敗戦後はあまりに悔しくて、眠れなかったのですが、バイエルン戦後のような不快感はありませんでした。
ただただ悔しいというだけで。
でもサッカーとしての面白さは堪能したような気がする。(一方でだから何?と言いたくなる気持を押さえつつ・・・。まだガマンが必要なんですかね、ルッテン?)

 

第13節 レバークーゼン対シャルケ」への10件のフィードバック

  1. kameさん

    昨日まではかなり精神的にやられてましたが、今日になって、少し持ち直してきたかなと。

    敗戦のあとは、すっぱり忘れて次に備えるといいますが・・・・・。

    し、しかし、最初の失点がバイエルン戦と同じパターンなのは許せん!

    コビのミスは確かにあるけど、そのあと残りのDFがゴール前で3人並んでボーとしてたのは何でじゃ?
    イヤなのは、うちに対する対戦相手の作戦が固定化されつつあるのに、これに対処できてないことです。
    2試合で失点4!リーグ1のDFが泣きます。

    マヌが押さえた最初のヘルメスのシュートは、ハイコは抜かれたんじゃなくて、ぴったりマークしてたから力の無いシュートしかできなかったのです。(大甘)えっ、ダメ?

    決めたヘルメスのシュートは、ボルドンがついてたにもかかわらず一瞬の隙を突いたヘルメスがすごいというほかありません。いいですなぁ、あんなFWがいて。

    この試合はケヴィンのはずしたシュートが象徴するように、欠ける集中力とガッツの無さが全てでした。これではいけない。君達はチャーリーの死に何も感じなかったのか?

    ・・・・・・
    ケンプター兄弟を見守る会会員に朗報!
    ペーパー版Die Weltにケンプター兄弟の記事が出てました。
    そのうちにオンラインでも掲載されると思います。
    お楽しみに~!

    明日はU21イタリア戦です。フェールマンも追加で、ウチのかわいい子達3人が出場です。がんばってね~!

  2. この試合も、見たかったなぁ。。
    フジ739のホッフェンハイムVSヴォルフスブルグも良い試合でしたけど・・・

    ACLの放映権を取ってるTV朝日を初め、民放各局はサッカーにつらいですよねぇ。
    それなりに需要あるだろうし、ダイアモンドサッカーみたいに、深夜でもいいからやれば、観る人は観るのに。

    好きな選手にやられると逆にめちゃくちゃむかつくという心理
    >なんとなく分かります。
    やっぱり、気持ちが入るのって、チーム>選手ですよね。

    レバークーゼンサポの追悼バナーは、素晴らしいっすね。
    こういう文化が日本にも根付いてくれるといいのですけど。

  3. 複雑ながらも、内容的には双方気合で真正面からぶつかった
    いい試合だったと思うんですけど。
    まあこの両チームの対戦となると私はやはりバイヤー寄りになってしまうので(苦笑)

    バイヤーサポも横断幕出してたんですね。
    いいですね、こういうサポの心意気は。

    監督がハイコに期待をかけるのはとても嬉しいのですが、
    出番の回ってこない選手の気持ちを考えると複雑です。
    シュトライトは難しいところじゃないですかね。
    冬に何かしらアクションを起こすのではないかと。

    しょーちゃん

    >ケンプター兄弟を見守る会会員に朗報!

    うおおお何という素敵な情報!ありがとうございます!!
    楽しみー楽しみー!!
    そのうちブンデスの動画インタとかが見られる日が来るんだろうなあ。

  4. >しょーちゃん、
    けっこうひきずる負け方でしたねー。

    失点パターンを繰り返すのはすごく気になります。
    CLとかでもあんな感じで失点してませんでしたっけ。
    なんか今年のシャルケは、らしくない失点パターンをときどき露呈しますが、相手チームに対策を練られているということなのかしら。
    振られると全然ダメですよね。

    ハイコはヘルメスくらい、けっ、てな感じで押さえてほしいんですけど・・・。いや、でもハイコ以外の選手がうまくカバーできてないからきっと彼の負担が大きいんですわ(甘い?)

    シャルケも速い系のFWがいるといいなあ・・・。あ、速いだけじゃなく、決定力もプラスで。(ヘルメスも決定力があるかっつーと、必ずしもそうとも言えないが)

    >欠ける集中力とガッツの無さ
    ここ一番のときほど、そういう風に見えますよね、シャルケ。
    なんでだろ。自分たちにプレッシャーかけすぎなんだろうか。

    ところで、ケンプター兄弟を見守る会に素晴らしい情報、ありがとうございます!
    Welt、チェックしておかなくちゃ。
    ケンプターねたが、のもんさんちにも転がっていて、兄弟を気に掛ける人々が増えつつあるがうれしゅうございます♪

    イタリア戦、3人ですよねー。うれしー。
    フロムロビッツの座くらい、すぐ蹴落とすでしょう>フェールマン。

  5. >alenaさん、
    いい試合でしたよー。

    >ホッフェンハイムVSヴォルフスブルグ
    あー、これも見たかった・・・。スカパーがないので、見られないんです(涙)

    >ダイアモンドサッカーみたいに
    マジで前後半2週連続でもいいです。シャルケならみます(笑)

    >やっぱり、気持ちが入るのって、チーム>選手ですよね。
    そーですね。
    タイプによるけど、私はチームにくっつくタイプですね。変遷を見るのが好きというか。

    レバークーゼンの追悼バナー、ちょっと感激しますよね。
    日本にもサポ同士のいい土壌があると思うので、表現方法をどんどん工夫してほしいですよね。

  6. >のもんさん、
    うむうむ、複雑だろうなーという気持ちはわかります。
    でも、緊張感から入り、どんどんヒートアップしていく、いい試合だったと思います。
    レバークーゼンがチームとしてうまく成熟している感じがすごくよかったです。

    サポの横断幕はちょっとぐっときますよね。
    こういうコミュニケーションはほんとに好き。

    ハイコは得点力ありますしねえ。
    なんかやってくれそうな・・・というか。
    シュトライトはここ数試合、いい感じに起用されていたので、再び、期待してるんですけど、バイヤー戦はちょっとルッテン自身が守りに入ったかな?という選手交代・起用法だった気がします。
    シュトライトもうまくモチベーションあげてきてたのに、惜しいなあ。

    >ケンプター兄弟を見守る会
    情報がどんどん入ってきますねー。
    どんどん広げよう、ケンプターズ!(←グループサウンズみたいw)

  7. ケンプターズファンクラブの皆様

    記事はWeltのサイトより、兄ちゃんの名前で検索すると1番に出てきます。
    ペーパー版は写真つきだったのに、オンラインのほうは愛想の無い文字だけですが・・・・・。
    まぁ、写真といっても、二人が並んでホイッスルくわえてるマヌケ顔なのですが。

    でも、審判で記事になるなんて、ほ~んとにまれですもんね。目立ってます、この二人。

    kameさん

    「自分たちにプレッシャーかけすぎなんだろうか。」
    たしかに、バイヤー戦の場合、この試合を落としたらもう終わり!ってなのがあったと思うのですが、逆効果になってますよね。ケヴィンはよくこのトラウマに落ちるみたいですが。
    彼は少なくとも1本決めたんで、BMG戦はまた決めると思います。彼の場合、パターンがあると思いません?
    あとはハイコに久々に決めてほしいなぁ。
    パンダーの復帰と、ラフィーの累積欠場で、ベニーをCBに、ハイコを右SB?だったら前に出てくるチャンス大ですよね!

  8. >しょーちゃん、
    これですかねー。
    http://www.welt.de/welt_print/article2736086/Wegweisende-Pfiffe.html

    ちょうど同じ日に同じ名前の審判が同じように赤を出して退場させたというのが話題になったんでしょうかねー。
    私は笑顔のくったくのなさで、どちらかというと弟のファンでございます。(てか、ぜったい腹黒だよ、弟の方が!)
    そういえば、審判問題を語る円卓会議みたいなのもあったらしいですし、審判はなにかと注目ですね。

    ケヴィンですが、
    >彼は少なくとも1本決めたんで、BMG戦はまた決めると思います
    私もそんな気がします。パターン、ありますよね。統計とってみようかしら・・・。

    ハイコはタイミングはいつもながらどんぴしゃなので、あとは枠をとらえるだけ。
    そーだ、ラフィーニャ欠場なんだった。
    ハイコが右にはいる可能性大ですね。
    終わったばかりなのに、週末の試合が待ちどうしい。(ま、その前に代表ですが。ハイコはイングランドに挨拶代りの一発をくらわせておやりなさい)

  9. ケンプターズの皆様こんにちは。

    しょーちゃん

    >まぁ、写真といっても、二人が並んでホイッスルくわえてるマヌケ顔なのですが。

    そうそう、選手はボールを頭でリフティングさせられて、
    審判は笛をくわえさせられるんですよね。
    二人並んでたらまぬけ度が増します。

    かめさん

    >私は笑顔のくったくのなさで、どちらかというと弟のファンでございます。(てか、ぜったい腹黒だよ、弟の方が!)

    私は笑顔のやんちゃさ加減で兄のファンです(笑)
    これなら二人で取り合いにはならずにすみそうですね。
    腹黒説は妙に納得。天使の笑顔でやることはやると。
    弟の吹く笛の音が早く聞きたいなあ。
    (どんどんマニア方面へもぐりこんでいる)

  10. ケンプターズ会長どの、こんばんは!

    >これなら二人で取り合いにはならずにすみそうですね
    これはいいですね。
    うまくばらけてくれて助かりましたわ。取り合いには超弱いです。とほほ。
    ミヒャエルくんの方がまじめそうな感じがするんですよね、なんとなく。
    弟はあの笑顔がくせものかと。

    >弟の吹く笛の音
    日本の審判でもピッピッピッピッと神経質に吹くやつとか、息がもれてんじゃね?ってくらいに音の小さいやつとかいるので、審判の資質として気になるポイントですよね。
    でもあのフラッグの上げ方から行くと、笛の音もりりしいかも。早く聞きたいわー。(・・・と私もだんだんヤバい方向へ。汗)

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