レヴァン・ケニア・インタビュー

トルコキャンプ・スタート時には素晴らしく評価が高くて、これは後半戦でついにブンデスに戻ってくるかと思われたケニア君ですが、悲しいことにいったんは治っていた怪我の状態が思わしくなく、復帰はまだ先となってしまいました。

シャルケ公式にケニア君のインタビューが掲載されていますので、ちょっとまとめてみます。
1月15日のHSV戦でのマッチプログラムに全文が掲載されるみたいです。

17歳でシャルケに移籍してきたグルジアの神童はまだ20歳。シャルケでの生活のほとんどを怪我のリハビリに努めています。
ケニア君の元気なプレーが早く見たい・・・。

 

Q : レヴァン、先月、1年のブランクを経てシャルケのトレーニングに戻って来たけど、他の選手たちとピッチに立った時、最初に頭をよぎったのはどんなことでしたか?

A : それはすべてを超えた感情でした。サッカー選手として、チームがトレーニングや試合をしている時にそこにいられないのは辛いことです。サッカーは僕の一番大きな人生の目的です。ボールを蹴ることができないと、僕の世界は崩壊します。それ以来、僕はいつもサッカーがしたいと考えてきました。去年は僕にとってはたやすいことではありませんでした。

Q : ベレクのトレーニングで調子が悪くなり、部分的に個人メニューだけを受け入れなければなりませんでした。何が起こったのですか?

A : 足が再び痛み始めたのです。辛いことに、僕の苦しい時間はまだ終わろうとしなかったのです。ただ僕はすぐにフルで動けるようになる自信があります。チームメイトがなぐさめてくれ、彼らから勇気と力をもらいました。たとえ長くプレーできなくても、僕がチームの一員だということはわかっています。ただ、正直言って、それは簡単なことではないのです・・・。

Q : 現在の状況はあなたにとってどれだけの重荷になっていますか?

A : とても。僕は自分のキャリアで6度か7度、フィットしようと試みてきました。一度でも想像してみてください。僕はまだ20歳ですよ。ただ、それでも僕はまだ勇気を失ってはいません。

Q : コーチングスタッフや選手以外に、あなたに必要な力を与えてくれるのは誰ですか?

A : 僕の両親です。彼らは僕の人生で最も大切な人たちです。僕はひとりっ子なので、彼らにとってはすべてなのです。僕は彼らを愛しています。だから腕に彼らの名前のタトゥーをいれたのです。片方の腕にはNino(母親)、もう片方の腕にはGotcha(父親)です。いつでも僕と共にあって、僕に力をくれるのです。

Q : 他にタトゥーはありますか?

A : ないです。たぶんいつか他にタトゥーを入れるかも。今のところ予定はありません。ただ、将来の事を誰がわかるというのでしょう・・・。

 
ううう、読んでいるだけで泣きそうだ。
ケニア君が一日も早くピッチに戻ってくることを祈っております。

 

レヴァン・ケニア・インタビュー」への2件のフィードバック

  1. 冬休みも終わり、今日からブンデス再開ですね。
    ケニア君、復帰が近づいてきたところで「待った」がかかってしまい、本当に苦しい時だと思います。言うのは簡単だけど、もうひと我慢、徹底的に治して不安なく試合に出られるよう、頑張って欲しいです。
    内田君の足も気になりますが、シリア戦に出ていたので大丈夫ってことかな。日本代表のためにもシャルケのためにも我慢を重ねて悪化、、なんてことがないよう切に切に願ってます。
    明日はハンブルク戦。ヘヴェデスはもう大丈夫?!どうか気持ちの良い後半戦のスタートを切れますように!アジアカップにブンデスに、観戦も大変ですが楽しみましょう。

  2. >ハンザさん、
    いよいよブンデス再開ですね。期待もあるけどちょっと不安も・・・。
    ケニア君はほんとに、運がないというか、怪我につきまとわれていますね。
    気の毒すぎる・・・。

    内田君も無理しないでほしいんですけどね。
    怪我がクセみたいになるのが一番コワいし、サッカー選手にとっても気の毒です。
    ヘヴェデスは大丈夫そうですが、これまた無理しないでほしいです・・・といっても、ベニーがいないと心配なDFラインなので、つらいところですが。
    ま、なんだかんだいっても、ほんとに試合を楽しみましょうねー。

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