No Music No Life 2008

2008年、ヘビーローテーションで聴いた曲ベスト5です。

ドイツに持っていったPCにあまり曲を入れていかなかったので、なんだかんだであれこれ買ってしまいました。
ただ、いろいろ試した割には、聴く曲はいつも決まっていたかも。気に入ると飽きるまでそればかり聴くタイプ。

1位 The Mountain Goats 『Heretic Pride』

ハンブルクのラジオ局(2008/2/27 Playlist)がやっているPodcastで『How to Embrace a Swamp Creature』という曲を偶然耳にして、なんだか妙に気になり、試しに買ってみてからどっぷりとはまりました。

このアルバムより前に出ていた『Get Lonely』というアルバムも合わせて購入し、とにかくMountain Goatsを聴きまくりの一年でした。
歌詞がすごく好き。不思議な声なんだけど、詩のイメージに合ってる。ドイツで電車に乗ると、いつもこれをだらだらと聴いていました。
使っている単語がものすごくシンプルなんですが、聴いているだけで情景がはっきりと浮かび、心のうちまで痛いくらいに伝わってくる表現力がすごい。小説(レイモンド・カーヴァーとか)を読んでいるような感じです。私が一番好きなのは『Half Dead』です。聴いているとときどき泣きそうになる。
日本語でのプロフィールはこちら(→『マウンテン・ゴーツ/ワーナーミュージック』
前のアルバムですがこのへんとかリンクしてみます。

2位 Niels Frevert 『Du kannst mich an der Ecke rauslassen』

ドイツなんですけど、なんとなくシャンソン風。カフェとかで流れていたらかなり似合いそうです。
夜、リラックスしたいときに明かりを暗くしてよく聴いてました。

3位 Kettcar 『Sylt』

こちらもドイツ。Nielsを買ったら、アマゾン・ドイツにお勧めされたような気がする。
Nielsに声は似ていると思いますが、曲はもうちょいポップ。
洋楽プラスのサイトでSnow Patrolが影響を与えたアーティストの中に名前がでているのですが、ほんとかなあ。

4位 Vampire Weekend 『Vampire Weekend』

邦題が『吸血鬼大集合!』という、B級ホラー映画かよっ、といいたくなるタイトルなのですが・・・。
音がなんだかバロックちっくで、朝、起きてすぐによく聴いてました。(人はバロックを聴くと目が覚めるらしい)

5位 P!NK 『Funhouse』

ここは、激戦区。
Travis、Keane、Beck、The Music、Snow Patrolなど、好きなところが軒並み新譜を出したのですが、いまいちへビーローテーションとまではいかず・・・。

P!NKはつい最近、聴き始めたのですが、かっこいいですよね。
昔(いや、いまでも好きだけど)アニー・レノックスに憧れたものとしては、なかなかこのP!NKのお姉さんはイカしてると思うのであります。

さて、シングル・オブ・ザ・イヤーはRevolverheldの『Helden 2008』
ユーロのドイツチーム応援歌で、ユーロの期間中いたるところでかかっていました。

ドイツのこういう応援歌のセンスはかなり好き。乗せるのがほんとにうまいです。

タイトルの『No Music No Life』といえば、タワーレコード限定で発売されている怒髪天の『No Music, No Life』も好きな曲です。

まさに気分はこの歌の通り。来年もいい曲とたくさん出会えるといいなあ・・・。