シャルケ公式、ハッカーに不正侵入される

水曜の夜にシャルケ公式がハッカーに攻撃され、一時的に偽の情報がアップされるという事件がありました。

ちょうど、ドイツ代表の試合が行われていた間で、その前、数時間にわたって侵入が試みられ、20時59分に偽のニュースがアップ。すぐにクラブ関係者やファンが気づき、21時14分ごろには全ての対策がとられたとのことです。

WDRにもうちょい詳しいことが載っています。

それによると、シャルケ公式が使っているシステムは、Typo3というよく使われているソフトで、この事件のあった朝には、CDUのある政治家のWebも同じようにハックされたようです。どうもソフト自体にセキュリティホールがあったみたいで、すでにバージョンは更新され、安全対策は取られた模様。

アップされた偽情報が非常にむかつくもので、それは『シャルケがクラニィを解雇した』という内容でした。
内容は悪質ですが、他の同様のシステムを使っているサイトも攻撃されたということなので、ケヴィンに対する個人的な恨みと言うよりも、そのソフトのセキュリティホールを探していたらシャルケのサイトを見つけてハックした愉快犯・・・という可能性が高いような気もします。

ケヴィンはこのことに関して、公式ページでインタビューに答えています。

昨夜は妻や友人とレストランに出かけていて、携帯はサイレントモードにしていた。後で電話を見てみるとたくさん着信があって驚いたよ。『何があったんだ?』というようなSMSも10件入っていた。

その時には正確には何が起こったかわからなかった。仲のいい友達に電話したら、公式ページであったことを説明してくれた。ただシャルケが素早く嘘の情報であると否定してくれたので、それを読んだ人はすぐに不正が行われたことがわかっていたよ。

こういうのはほとんどユーモアで取らなければいけない。
僕の名前が公に何かに使われたというのは初めてではないしね。結局、すべてチェックが終わったし、それ以上はいろいろ考えてないよ。だって、僕はここの責任者の人たちに信頼を感じているからね。

ケヴィン、うわあああん(涙)
そんなことを言ってもきっと傷ついてると思う・・・。ほんとに許せません。

こんなことをする奴はとっとと捕まればいいのに、くそー。