第27節 シャルケ 対 カールスルーエ

久しぶりにカンファレンス映像とブンデス公式のラジオで観戦しました。
1試合、まるまる映像が見られないのは残念だけど、カンファレンス映像であちこちの試合を見て、どこも白熱していたのでそれはそれで面白かったです。
個人的に熱いなあーと思ったのが、コットブス対ビーレフェルトですかねー。
リーグもそろそろ終盤にさしかかってきたので、残留争いグループ同士の対決は選手もすごく気合が入っているのが、画面からも伝わってきます。

さて、シャルケは守備陣に怪我人が続出して大ピンチ。
ボルドンもベニーもザンブラーノも怪我で出場できない上に、ラフィーニャは累積で出場停止(現在、愛娘の顔を見にブラジルに帰国中)、ということで、右サイドはラッツァがスタメンです。
そしてベンチには私お気に入りのパチャンや、シャルケIIのクラスカが入りました。クラスカは初ベンチ入りですね。
怪我からやっと復帰したレヴァン・ケニアも。

 

FC Schalke 04 – Karlsruher SC 2:0 (1:0)

【Tore】
1:0 Kuranyi (24., Kopfball, Vorarbeit Jones)
2:0 Farfan (80., Linksschuss, Rakitic)

【FC Schalke 04】
Neuer – Latza, Westermann, Krstajic, Pander – Jones, Kobiashvili (72. Engelaar) – Farfan (88. Kenia), Halil Altintop (75. Rakitic), Sanchez – Kuranyi

【Karlsruher SC】
M. Miller – Celozzi, Drpic, S. Langkamp, Eichner – Aduobe – Timm (72. Federico), Mutzel (87. Kapllani), da Silva, Stindl – Freis (65. Saglik)

ああ、それにしても前半の雨のカールスルーエ戦からもう半年近くたったのですねえ。
早いなあ。
あのときはルッテンになってベストの内容だったので、すごーく希望を持っていたのですが。(遠い過去のようだ・・・)

ラジオではハイコの名前がほとんど出なかったのですが(クルスタイッチも)、二人とも無難に守っていたと思っていいのかな。
そのかわりラッツァがかなり頻繁に攻撃参加していて、何度もシュートにつながるクロスをあげたり、あと守備でも強いところを見せたりしていたようです。

シャルケの先制点は24分に、クラニィが頭で決めたもの。(これ、うっかり映像を見のがしたので、どんなシュートかわからない)
クラニィは前半は他にもかなりシュートチャンスがあったようですが、決めきれず1-0で折り返します。
ラジオ実況が何度も、チャンスがあったのに1-0と言っていて、うるさかったわー。

後半に入り、一転、KSCにボールを支配されます。
KSCはこの試合も含めて8試合無得点が続いていて、深刻な決定力不足に陥っています。守備はそんなに崩壊していないのになあ。ここ10試合で1勝7敗2分。23節で最下位に転落。
ブンデスリーガの無得点記録が10試合とか言っていたような気がする。やばいっすね。
このまま行くと、ツヴァイテへの降格は避けられそうにないかも。(落ちてほしくないんだけどなあ)

そんなKSCの攻撃が続いていた時間帯、80分にカウンターからシャルケが反撃に出ます。
ラキティッチのパスはやや長かったのですが、KSCのGK、ミラーが出るより一瞬早くファルファンが追いつき、クロスのようなシュートのようなボールを蹴ると、ボールはそのまま弧を描いてゴールへ。
おー、いい時間に待望の追加点が!!!

結局、これが決め手となり、2-0でシャルケが逃げ切りました。
これだけDFに怪我人が出ていて、0点で押さえ切ったのは大きいなー。(KSCには気の毒ですが・・・)
レヴァン・ケニアも88分にファルファンと交代でピッチに登場。ブンデスリーガ・デビューです!
あー、ほんとに長い怪我だったよねえ。これからが楽しみ。

そしてなんだかんだで、ビュスケンス&ユーリ体制で不敗神話を8(7勝1分)に伸ばしました。うーん、どうなってるんだ。

その他、上位陣はヴォルフスブルクとバイエルンが勝ち点を伸ばし、ヘルタはハノーファーに敗れました。
ヴォロニンがケンプター兄に赤紙をもらうところはしっかり見たよー。しかし、相手を蹴っちゃいかんでしょ。

シャルケは明日のレバークーゼンの試合次第ですが、いまのところ7位です。あんなに上にいたホッフェンハイムとも1ポイント差だし、来年の欧州がちょっと見えてきたかな。



 

第27節 シャルケ 対 カールスルーエ」への4件のフィードバック

  1. あの雨のカールスルーエ戦のクリエイティブさには程遠いですが、希望のもてる試合だったと思います。
    ジョーンズが、すばらしくチームを引っ張っていました。
    彼とケヴィンがいつも攻撃の突破口を作ってた感じ。

    ラッツアは、ヴォルフスブルク戦よりはずっと良くなったと思います。いいクロスも上げてたし。
    フォーラムでは賛否両論ですが、ラフィーと比較するのはちょっと酷なような・・・。

    ハイコ、いまちょっと軽いスランプかな?せっかく彼希望のポジションでプレーできるのに、ボールを失ったり、パスが通らなかったりと、どうもイマイチ。ラッツアをカバーしようとしてるのが余計に重荷になってた感じがします。
    でも、そんな時もありますよね!心配はしてないけど・・・。
    チームは失点なしで勝ててるんだし、今のうちに調子を上げていってほしいです。
    (とか言ってるうちにまたポジションが変わったりして・・・)

  2. >しょーちゃん、
    >希望のもてる試合
    あー、それはなによりですね。うまくチームも自信をつけてくれるといいのですが。
    ジョーンズはほんとに頼もしくなりましたよねー。ケヴィンも一時期の不調を脱したかしら。やっぱり彼の場合、精神的なものが大きいような気がしますね。

    ラッツァとラフィーを比べるのは確かに酷ですよね。
    でも交替のオプションが増えるのはいいことだと思うし、今後もラッツァにもうまく経験を積ませてあげられるような試合展開になってくるといいのになー。

    ハイコ、軽いスランプですか。
    うーん、やっぱりあちこちやらされた弊害がここにきて出ているのかな?
    ま、勢いだけで悩みのないサッカー選手なんて、それ以上の向上が望めないと思うので、ハイコには次へのステップということでしっかり悩んで答えをだしてほしいです。ハイコならきっとできる!(とはいうものの、大きな失敗をしてよけいに悩むことがないよう、それだけは祈ってます・・・)

  3. そうそう、書き忘れてましたが、試合終了後、マヌが例のようにアレナを巡回するときに、キャビンに戻ろうとしていたパチャンとクラスカを呼び戻して、いっしょにファンに挨拶してました。もちろん、ラッツアも一緒。おー、なかなか気が利くじゃないかマヌ!

  4. >しょーちゃん、
    おお、マヌ、気が利きますね。大人だー。
    彼はどんな時もファンに挨拶することを忘れないですよね。そういうところもみんなに愛される部分なんだろうなー。

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