J1第6節:東京 1-2 千葉

今季、生観戦は開幕戦に次いで2試合目。それで初勝利を目にするなんて嬉しい。

ただ、サブタイトルとして『怒りのRing of Fire』とつけたいくらい、ハーフタイムには東京というクラブに対し怒っていたので、逆転勝利は私の怒りの呪いがきいたのでしょう。

ユルネバはたくさんのクラブで歌われているからまだ納得できますが、ハーフタイムに東京が、『Ring of Fire』の曲を流しながらアナウンスしたのを聞いた日には、カッとなって『ぱくるな!』と怒鳴ってしまいました。
Unofficialソングとはいえ『Ring of Fire』=リバプールですよ。東京は別に赤いチームでもないし、どこもリバプールとかぶるところはないんだから、勝手に同化するのはやめてほしい。

この日は、等々力で16時から川崎対大宮を観戦し、試合後に即移動して19時から国立。
等々力から新丸子駅まで地元の友人が道案内して連れて行ってくれたこともあり、キックオフには間に合いました。(コンコースを回るのに時間をとられ、席に着いたのは5分すぎくらいだったけど)

開幕戦がどうしようもない絶望感に襲われた試合だったので、それよりは多少とも連携がよくなっていることに安心。
あいかわらずミスは多いけど、ボールを持ってさあどうしよう?という感じはなくなっていました。
山形戦やジュビロ戦のようにペース配分間違えてるんじゃない?というくらい、後半にどうしようもなく足がとまるということもなかったように思います。

東京がいろんな意味で昔の適当サッカーに戻っていたのが逆に驚きでした。
長友の超テキトーパスに足が速い選手が追い付いて、サポがおおっと沸くというのを目の当たりにして、あらまあ、昔よく見た光景からちっとも変わってないのね、と思ったりしました。

ジェフはこの日は勝とうというモチベーションが東京よりもずっと高かったと思います。巻の同点ゴールはほんとに素晴らしかったし、その後も、勝つんだ!という意思の力が全員から感じられました。

試合内容についてはすでに西部さんがコラムを書かれているので省略。

西部さんの言う通り、長友のところはヨネがけっこうがんばっていたように見えました。
そして何よりも深井の切れが戻ったのが嬉しい。磐田戦も彼はよかったと思うけど、この試合、最後までガス欠することもなかったし、逆転のゴールは落ち着いた技ありのシュートでした。(谷澤のまた抜きパスもすごかったけどね)
GKは櫛野にかわって岡本。相変わらずフィードの質がいいなあ。
カボレのシュートへの反応など、やっぱりGKは岡本の方が個人的には好きかも。

坂本のCBは遠かったし、先入観で和田がCBをやっているもんだと思っていたので、途中で気がついて驚きました。
実はヨネ→谷澤、大さん→下村の交代で、あー、ミラーっていうのはポリバレントな使い方より、1ポジションに2選手という層を厚くするような選手起用をしていくんだなーと思っていたので、坂本のCBはいい意味で驚きでした。この柔軟性は私のミラー観をちょっとだけ変えたというか。ただの頑固なスコットランド人ではなかったのか。



試合後は友人とホームグラウンド(というか遊び場)でもある両国へと祝杯をあげに行きました。
その両国駅でジェフ応援列車号を目撃。
これが、両国の別ホームへの入り口です。レッドカーペットがおしゃれすぎるw



次節はフクアリで浦和戦ですね。
さて、どんな試合になるか。今季初めて、あ、ちょっと楽しみかもしれないという気になってきました。(これまでは試合を迎えるのが怖いという気持ちが大きかったので・・・)

 

J1第6節:東京 1-2 千葉」への2件のフィードバック

  1. >東京がいろんな意味で昔の適当サッカーに戻っていた

    kameさんも、そのような印象をもたれたんですね。
    FC東京は大熊さん時代から、ポツポツとは見ていますが、今のテキトーさって、セレッソにも通じる所があるので他人毎に思えない(笑)

    (kameさんより私は、FC東京の試合を生で観戦している試合数は少ないし、またkameさんの言う
    「昔」が何時なのか?が正確にはわからないので申し訳ないのですが)

    ただ正直なところ、FC東京には「返すべき借り」があるので、クビ洗って待ってろ!という気持ちもありますが。
    私は、あくまで{TV}画面を通して見ただけのものですが、見ていて「楽しい」とは思えない、FC東京のサッカーだな…という印象です。それと、東京が勝った試合って、対山形戦については、私の大~キライなM選手が「穴」だったので勝てた試合だし、神戸・磐田は対戦したときは、両チームとも「底」に近い時期だったし。(ですので、3月末に上京した際、ナビスコは見ずに帰ったのですが)

    >谷澤のまた抜きパス

    今年は、ヤザーを押さえれば怖くない…なんて状況が起きないことを願っております。
    ヤザー以外にも攻撃の起点が増えれば、ますます彼も輝くことでしょうし、また実際に、そうなることを期待したいですね。

  2. >I loved reds!さん、
    一時は城福監督のもと、『人もボールも動くムービングサッカー』を標榜していたのに、なんだかヒロミ・第一期時代みたいで、あれ?と思いました。
    別に悪いことだと言っているわけじゃないですよー。
    クラブが例えばもっとポゼッションのサッカーをしたいとか、パスサッカーをしたいとか思っても、なかなか自分たちのアイデンティティのようなサッカースタイルって抜けないものなんだなあと思ったので。

    >FC東京には「返すべき借り」
    そうですねー。
    I loved reds!さんたちには、同じ思いをやつらにし返してやりたいくらいの気持ちはあるかもしれないですね。
    それにはまず同じ舞台に立たなくては。(案外、すれ違ったりしてw)

    ヤザーを押さえると怖くないって、確かにその通りです。
    手が少なすぎるので、他チームは対策を取りやすいと思います。それこそ、2列目、その後ろからの予想外の攻撃パターンがあるといいのですが・・・。

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