ユーロ2日目のことなど。
一応、クロアチア応援団の私なのでありますが、後半、ヴァスティッチが登場した時点で、ちょっとだけオーストリア応援団になってしまいました。
イヴォ、あいかわらずかっこよすぎです。
なんと38歳になるんですね。・・・ってレーマンと同い年かよ(汗)
ヴァスティッチが名古屋でプレーしていたとき、好きでしたー。
サッカー選手の中でも特に独特の雰囲気をもっている人ですよね。(イヴォについてはべらっちさんの『v+』が詳しいです)
オシムが監督をしていたときのグラーツでは、イヴォとハースの2トップだったんですよね。ハースがこーんな感じのタオルのおさーんなだけに、イヴォのダンディさが目立つわー。
てか、イヴォが選ばれるんだったら、ハースも選んでくれよおおお。(←まだ言っている。しつこい)
オーストリアは若いチームで、開催国らしくすごくがんばってはいたけど、芸のない攻撃が多かったので、ハースがいたらゴール前でアクセントがつけられたのになあと残念でした。
クロアチアはやっぱりまだまだ経験ある国(ドイツとかポルトガルとか)と比べると、学ばなければいけないことがいっぱいありますよね。
特に一試合の中でどのように体力をコントロールしていくのかとか、劣勢になったときにどうリズムを取り戻すのかとか。
どうしても守備に不安があるのか、押され始めるとラインが下がりすぎてしまうのも気になります。
ただ、勝ち点3を守り切ったのはよかったと思います。
試合内容について選手ががっかりしているようですが、それはオーストリアなら楽に勝てるだろうという期待値の甘さがそうさせるので、自分たちがかつて国際大会で好成績を残したのは、チャレンジャーだったからだという気持ちを忘れずに。
ビリッチがいい監督だなあと思うのは、切り替えの早いところ。
- 『複雑な心境の両監督』 at uefa.com
記事の中で、『試合後の控え室では満足していない選手もいた。私はカセットで音楽を流し、勝ったのだから、みんなで歌おうと呼びかけた』というくだりがありますね。
こういう選手心理のコントロールは、彼の選手時代に、ブラジェヴィッチにずいぶん影響を受けたとか。ビリッチのことだから、修正点などはもうきちんと把握できているでしょうね。
プレス・カンファレンスによると、ドイツ戦ではラキティッチを使うみたいです。
- 『Rakitic gegen Deutschland mit von der Partie』 at Focus Online
その際、サブにまわるのはスルナかニコになるだろうと書かれています。さてさて、どうなるか。心配だなー。
クロアチアの選手は、すぐに自信過剰になるきらいがありますよね。(特に某選手・・・)
といっても、ドイツワールドカップ前の親善試合では、1-4で勝ってますから、油断する気持ちも分からないではないです。
ビリッチが試合後のロッカールームで、音楽をかけた。という下りは、思わずヴラジェビッチを思い出しました。
まだ、39歳なので監督としては、まだまだ経験不足なところもあると思いますが、良い監督になって欲しいです。
>ドイツ戦
ニコは身体のキレもイマイチだったけど、スルナもフル出場で走り回ってるから、疲れてるだろうし、
どっちをベンチに置くか、難しいですね。
ラキティッチにとって、初めての大舞台ですけど、20歳らしい溌剌としたプレイに期待してます!
>alenaさん、
自信過剰になったり、過小評価したり、そのあたりがまだまだ経験のなさ(プラス国民性?)って気がしますよね。
ビリッチはなんだかんだでまだ若いってことを時々忘れてしまいます。ヴァスティッチが38歳で現役なんだから、それから考えても監督しては若い。彼も経験を積んで、いい監督に成長してほしいですね。
スルナはほんとによく走り回ってました。ああいうとこ好きなんだよなあ。
ニコはいまいち試合に入りきれてないところがあった気がします。まあ、以前よりはずっとましだと思うけど。
ラキティッチもたまに試合にはいりきれない部分があったりするんですよね。
気分の問題なのか、単純にコンディションなのかわかりませんが。
ただ、本人もいっているように、コンディションはベストの状態みたいなので、ドイツ戦は期待したいです。