2011/12シーズン前移籍情報その4

夏の移籍市場がようやく閉まりました。私個人の感想としては、去年の夏のような胸がつぶれそうな別れはなかったと思います。もちろん移籍していく選手にはそれぞれ愛着はありますが、意味が全くわからない!と叫びたくなるような移籍はなかったかな。

このオフシーズンの移籍情報は下記にまとめてあります。

 
それ以降に発生した移籍を下記にまとめました。

【In】
シプリアン・マリカ

シュツットガルト時代はプレーよりピッチ外でおさわがせマリカという感じだったので、個人的にあまり好意はもっていませんでしたが、チームに来たからには応援するつもり。

VfBサポによると欧州の舞台に妙に強いとか。ただプツッと切れるところもあるので要注意!

 
テーム・プッキ

ヨーロッパリーグで対戦したヘルシンキから移籍してきました。21歳のフィンランド期待の若手です。
確かに対戦したときはすごくいい選手だと思いました。私が監督でもこの選手は欲しい。カップタイドでELには出られないと思うけど、リーグで見てみたいわー。

対戦したEL以外で彼のことがなんとなく記憶にあったので探してみると、2年前のU-21欧州選手権の時ちょこっとブログに書いてました。(『U21欧州選手権 : イングランド対フィンランド』『U21欧州選手権 : ドイツ対フィンランド』参照)
当時19歳でしたが、U-21チームでプレー、途中出場ながら鋭い突破が目を引いた選手でした。
楽しみだわーん。

ジャーメイン・ジョーンズ

マガト時代にブラックバーン・ローヴァーズへレンタルで出されていたジョーンズは、今シーズンからシャルケに復帰です。

プレミアで引き続きプレーをしたいという気持ちもあったみたいですが、オファーがなかった模様。彼もこの先シャルケでどうなるか読めない一人。

ヤン・モラヴェク

モラヴェクもカイザースラウテルンにレンタル移籍をしていましたが、今シーズンからシャルケに復帰です。

ラウテルン時代にはシャルケ相手にきっちりゴールを決めるなど、移籍先では活躍しました。
戻ってこないかと思ったりもしたので、再びシャルケのユニフォームを着た彼を見ることができて嬉しい。

【Out】
ハオ・ジュンミン

ハオ君は早い時期から契約の延長はないというカテゴリーに入れられていたのですが、蓋をあけてみるとマガトが誰にも知らせないで契約を延長していたらしいという事実がわかり、なんとなく微妙な立場にありました。
トレーニングキャンプや練習試合にも出ていたので、このままプレーするのかなと思っていたけど、中国スーパーリーグの山東魯能泰山に移籍が決まりました。

ハオ君にもがんばってほしかったけど、ブンデスリーガではちょっときびしいかな・・・いう印象でした。

マリオ・ガヴラノヴィッチ

マリオはマインツへレンタルされることになりました。

マリオ自身はシャルケがとても気に入っていてここでプレーしたいと思っていたようですが、同時に出場機会も求めていたようです。
おそらくプッキが決まらなかったらそのまま残ったかもしれませんが、マインツへのレンタルは彼にとってはかなり良い話だと思います。
実は彼がマインツに行くと、うまくチームにハマって爆発しそうでちょっとコワいのよね・・・。
それでもトゥヘルのもとで大きく成長してくれることを期待しています。

エドゥ

9月1日の朝が来た時、ああエドゥは移籍しなかったのね・・・と安堵したのもつかの間、すぐにトルコで交渉中ということがわかり、あれよあれよという間にベシクタシュへのレンタル移籍が決まってしまいました。契約期間は2012年6月まで。

ポカール優勝のパレードでとにかくセクシーだったエドゥが忘れられません。ベシクタシュではエルンストによろしくね・・・。

アンソニー・アナン

アナン事務総長の甥というバックグラウンドばかりが目立ってしまいましたが、あまりブンデスに馴染めないままレンタルで移籍することになりました。

移籍先はエールディビジのフィテッセで、2012年6月までレンタルの予定。

アンゲロス・ハリステアス

契約満了のハリステアスはギリシャに戻り、パネトリコスG.F.S.という昇格チームへの加入が決まりました。

アリ・カリミ

同じく契約満了のカリミはイランへ戻り、ピルズィ・テヘランと契約を結びました。

ダニーロ・アベラール

アベラールはウクライナのFCカルパティ・リヴィウからレンタルでシャルケに加入していたのですが、レンタル期間終了とともにカルパティに復帰しました。

うーん、全部カバーできているかなあ。抜けてるような気もする。(おっと、ホルトビーの復帰を入れてないか)
何しろマガト時代に無差別に買い物をしたので、そのツケを支払うのが本当に大変なのです。計算したところトップのチームで今回15人出て行き、9人が加入(レンタルからの復帰も含めて)、差し引き6人が減った計算になります。
現時点でトップチームのメンバーは28名。昨シーズンのウインターブレイク前には38名いたことを考えると、だいぶスリムになりましたね。

 

2011/12シーズン前移籍情報その4」への9件のフィードバック

  1. エドゥの移籍は私もびっくりしました!
    かめさんきっと残念がっているだろうな~と・・・

    特に思い入れがあったわけではないのですが、移籍のニュースを目にしたときハオくんのwikipediaを読んでなんだが切なくなってしまいました。
    もともとは7番だったのにラウールの加入により8番になり、病気でチームを離脱し、新戦力の加入によりスタメン落ち。
    内田選手も今厳しい状況にいるので他人事とは思えず、なんとか踏んばって成長してほしいものです。

    海外サッカーはメジャーなチームのメジャーな選手しか知りませんでしたが、シャルケを見るようになりドイツの選手をメインに他国の選手にも広がり、今日はユーロ予選のドイツ対オーストリアを観ました。
    知っている選手がいるといろいろな国やクラブへの関心も高くなりますね。
    今まで応援していた選手が離れてしまうのはさみしいですが、またそこでの活躍を目にするのも楽しみです。

  2. 直前にエドゥとマリオが移籍してしまいとても残念です。まずマリオの移籍で気分は最悪になり、数時間後にエドゥの移籍を知りました。救いなのはレンタルってことですかね。ホルトビーみたいにパワーアップして帰ってきて欲しいです。これで少しフォワード陣が寂しくなった気がします。

  3. U21フィンランド戦、ワタシ見事に覚えていません。
    なんでだろ?
    イングランドやイタリアはしっかりと覚えてるのに。
    ここの部分だけが切り取られたみたいに(まるで、大酒食らった翌日のようじゃ)
    てなわけで、プッキも記憶にはありません。
    この頃からイチ押ししてたkameさんすごい!
    んで、シャルカーの期待度も異様なくらい高いので、がんばってほしいです。

    JJについては元Miss Germanyがイングランドに留まりたがってたと聞いてます。
    でも、オファーが無ければどうしようもないですよね。
    ああいうタイプだからラングニックとうまくいくかどうか・・・。

    エドゥはマリカにはじき飛ばされた感じですね。
    ブラジル人らしくない真面目なタイプで気に入ってたのですが、やっぱりブラジル人らしくなくテクニックが不足していたかと。問題のチームに行くことになりますが、がんばってほしいです。
    私からもエルンストによろしくと伝えてね・・・。

    マリカに関しては私も同意見です。
    インターナショナルに強いのだったら、ぜひブカレストで爆発してもらいましょ。

  4. エドゥ行っちゃいましたね。残念です。
    昨シーズン、ポジションを変えたことでぐっと目立った存在になったのに
    シーズン新しくなったら外されちゃうのかと。
    そういやマリカを取ってたもんなと。
    見てるファンも一喜一憂ですが、
    同じ監督なのに、路線変更されちゃうと選手も戸惑うでしょうね。

    意外だったのはクルーゲが留まったこと。
    欲しがるチームが見つからなかったのかしら(涙)
    残っても出番が増えるとも思えないので、
    上手くいかないなあと。
    闘える選手だけに、腐らせておくのはもったいないですね。
    ジョーンズにも同じことが言えそう。

    監督の構想ひとつで浮かぶ選手沈む選手がいるのは当たり前と思っていても
    やっぱジミに凹みます。
    ラウルの笑顔が試合を重ねるごとに増えて行ってるのが慰めかな。

  5. ラングニックが就任したとき、人数が多すぎて見きれないからチームをコンパクトにする、って言ってたけど、
    減りましたね。って言うか、マガトの時が多すぎなんですよね。普通になったんですね。

    エドゥゥゥゥゥゥ
    移籍市場が閉まってホッとしていたのに、ビックリでした。ショック。。。
    ポカールのパレードで間近で見たエドゥは、セクシーで優しそうでキリストというかブッダというか、
    すべてを温かく包み込むようなオーラがあって、なんて人なんだって思いました。
    篤人が、ポルトガル語で話せるからと仲良くしていたようですが、
    言葉だけでなくいつもそばにいたのがわかるような気がしました。

    プッキは、ELプレーオフでいい選手だなぁって思ったので楽しみです。
    かめさん、しっかりチェックしていてすばらしい。さすがです。

    移籍の時期は、ちょっと気持ちが落ちますね。ガブラノヴィッチやハオくんの移籍も寂しい。。。

  6. >みっきーさん、
    エドゥは移籍しそうかな?と最初は思ったりもしましたが、一度無事に8月末日を迎えただけに、安堵していたのに急転直下・・・。
    レンタルなのが救いです。
     
    ハオ君はいろいろあったんですねえ。
    マガトも有望な若手として引っ張ってきたんだったら、ちゃんと最後まで面倒みてあげればいいのに・・・とちょっと気の毒になりました。

    >今日はユーロ予選のドイツ対オーストリア
    おお、どちらのチームにも知っている選手がいるっていうのは見ててわかりやすくなりますよね。

    >今まで応援していた選手が離れてしまうのはさみしいですが、またそこでの活躍を目にするのも楽しみです。
    ほんとにそうですね!
     

    >あしゅさん、
    残念ですよね。
    マリオはほんとに好青年でとっても気に入っていたのでがっかりと、同時に、マインツがパワーアップされそうでちょっと脅威です・・・。といって活躍してくれないと悲しいし、でもお礼参りの一発はもらいたくないし。はあ。
    エドゥもいきなりのことで不意打ちを食らいました。
    ふたりにはほんとにがんばってほしいです。

  7. >しょーちゃん、
    フィンランド戦はドイツ代表がとっても冴えない感じだったんだので記憶にないんだと思うんですよー。試合内容もイマイチだったような・・・。
    フィンランドはイングランドとの対戦が面白かったです。

    プッキ、やっぱり10代の頃から目立ったいたんですねー。私もすっかり忘れていたんだけど、そういえばガンガン強気で行くところはELでの印象と同じでした。
    シャルカーの期待、高いのか―(笑)
    大変ですね、彼も。

    JJはそういえば奥さんの記事読んだ気がする・・・ビルトで。
    ハマればいい選手だと思うんですけどねえ。
     
    >エドゥはマリカにはじき飛ばされた感じですね。
    う、そうなのかー。(マリカよりエドゥの方がずっとずっと好きなのにー)
    確かにブラジル人らしくないテクニックでしたよね。それは認める。ほんと真面目でセクシーでいい人だったのに。
    シャルケのセクシー枠がひとつあいてしまいほんとに残念です・・・。
     
    >のもんさん、
    のもんさん、エドゥ好きでしたもんねえ・・・。残念です。

    >シーズン新しくなったら外されちゃうのかと。
    それはまあしょうがないかと。
    マガトから途中で引き継いだだけに選択肢も少なく、昨シーズンはあまり大幅に変更はしたくなかったんでしょう。

    クルーゲはどうするんでしょうねえ。
    移籍時期に怪我をしていたのもタイミング的によくなかったのかなあ。
    残るとは思っていませんでした。本人も移籍を希望していたと思うけどうまくチームが見つからなかったのでしょうか。
    いい選手なだけにフルでプレーするところが見たいのですが・・・。
     
    >kyokoさん、
    うん、まだ多いかなという気もします。
    マガトは一時期(冬のマーケット)、狂ったように選手を買っていて、どうしたんだろうと恐ろしくなりましたが、今、ヴォルフスブルクで同じようなことをしていますね・・・。

    エドゥ、間近で見ただけにお互いショックですねえ。
    あの何とも言えないオーラ、忘れられません。
     
    プッキ、ほんとにELの両方の試合で存在感ありましたもんねえ。
    うまくチームにハマってくれるといいなあ。

    >移籍の時期は、ちょっと気持ちが落ちますね。
    確かに。オフシーズンはほんとに淋しいことばかりですよ・・・。

  8. 少し前までは南米の選手が多かったのに、気づけば今やファルファンだけ。圧倒的にヨーロッパ出身の顔ぶれになりましたねぇ。
    ハオ君は、契約延長のニュースも無いまま7月に入ってもチームにいたのでどうしたのかなと思っていたのですが、背後にそんな事情があったとは。。なんということ。
    そしてPukki。kameさんの目はすごいです。 ヘルシンキホームでの2点に加えてアウェイ感満載のアレーナでもきっちり1点取りましたからね。あの一瞬、見事なまでにスタジアムは静まり返りましたが、本当に鮮烈な印象を与えてくれました。そんな彼が1週間と経たないうちにシャルケに来ることが決まったのにはびっくりでした。いつ・どこに人生の転機が転がっているか分からないものだなぁなんて思ってしまいましたよ。
    寂しさはありつつも移籍期間がようやく終わってほっとしました。ってこれからがいよいよ本番なのだけど、代表ウィークなのも手伝って気が抜けてます。

  9. >ハンザさん、
    ほんとにですよね。南米はファルファンだけになってしまいましたねえ。
    エドゥ・・。

    プッキ君、とにかくELでの対戦で脅威でしたよね。
    ああいう舞台でも得点できるというのは、ほんとに気が強いんだと思います。
    フィンランドのアンダー世代はプッキもそうですが、他の選手も戦術理解度が高い感じでとても好印象でした。
    うまくシャルケにはまってくれるといいですよね。楽しみです。

    ほんと、やっと移籍期間がおわりましたよね。
    毎年、オフシーズンがとにかく苦痛です・・・。
    私もちょっと気が抜けた状態です。(ま、また今週末からネジを巻きなおしましょう♪)

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