U21欧州選手権 : イングランド対フィンランド

昨日はイングランド対フィンランドの後にスペイン対ドイツがあって、よし両方続けて見ようなんて考えていたら、ドイツ戦の途中であえなく沈没。ごめんよ、ノイアー&ベニー。
イングランド対フィンランドを捨てて、スペイン対ドイツを取るべきだったな・・・。

でも、意外とイングランドとフィンランドの試合が面白かったので、まあ、いいか。

 

U 21-Europameisterschaft : England 2-1 (1-1) Finland

【Tore】
1-0 Lee Cattermole (.15)
1-1 Tim Sparv (.33, Elfmeter)
2-1 Micah Richards (.53)

【England】
Joe Hart – Martin Cranie, Micah Richards (James Tomkins, 89), Michael Mancienne, Kieran Gibbs – Fabrice Muamba, Lee Cattermole, Mark Noble (c) – James Milner, Theo Walcott (Fraizer Campbell, 46), Gabby Agbonlahor (Fraizer Campbell, 85)

【Finland】
Anssi Jaakkola – Joni Aho, Jonas Portin, Toumo Turunen, Jukka Raitala – Kasper Hamalainen (18 Jussi Vasara, 80), Mehmet Hetemaj, Tim Sparv (c), Perparim Hetemaj (Juha Hakola, 86) – Jarno Parikka (Pukki Teemu, 65) – Berat Sadik

【Rote Karten】
Michael Mancienne

 
uefa公式のストリーミングを見ていたのですが、そこそこ快適でした。スペイン対ドイツになるとさすがに映像が止まったりしたけど、イングランド戦はそこまで人がアクセスしてなかったかも?
お天気がよくてすごーくのどかな感じ。開催国がスウェーデンなのでスオミ・サポが多くて、ほとんどフィンランドのホームみたいになってました。

イングランドのU21はいつも立ち上がりに全くエンジンがかからないチームなので、序盤はフィンランドが押し気味に試合を進めます。フィンランドはよく研究しているのか、DFとGKのちょうど間くらいにロングボールを入れてくることが多く、それがDFをナーバスにさせていました。

押されていたはずのイングランドは、15分、ミルナーのロングパスをフィンランドのPortinが対応を誤り、アグボンラホーが奪って縦にあがり、ゴール前に入ってきたキャタモールが決めて、イングランドが先制します。この年代でも、やっぱり一度のミスは致命的ですね。
てか、このピアースのチームはこういう展開をよく見ます。押されているのに、一発のチャンスを決めて波に乗るパターン。

ところが、イングランドは33分にマンシェンがエリア内でSadikの腰にタックルして倒してしまいます。ラグビーかよっ。
一発レッドな上にPKまで献上。これをキャプテンのSparvが決めて、同点。
フィンランドはボール扱いが上手くて、けっこうドリブルで切り込んできたりするので、イングランドのDFも対応に苦労していました。

10人になったイングランドはハーフタイムでウォルコットを下げます。ミルナーが右SBに入り、4バックを形成。アグボンラホーがひとり前線に残るような形。イングランドはなかなか前に行けず、数的優位にあるフィンランドが押し気味に試合を進めます。

ミルナーは後半はDFラインで守備に専念してプレーしていたのですが、たぶん、後半になって初めて果敢に上がって行ったときに、うまくファールをとって良い位置でFKを得ます。ミルナーのFKはキーパーがパンチングで逃れたのですが、そのCKからミカ・リチャーズがヘッドであわせて、イングランドが2-1とリード。
フィンランドはけっこうこれ、がっくりくる展開かも・・・。ミルナーが攻撃に出ていくタイミングもよかったし、一度のチャンスを得点につなげるイングランドの決定力もすごいというべきか。

フィンランドはその後、Pukkiという19歳の選手が入ってくるのですが、彼は日本で行われた親善試合で、リトマネンと交代で出場していた子です。試合終了間際に強気な突破をみせてなかなかいい感じ。あとは両Hetemaj、Aho、キャプテンのSparovとかも日本戦にいたみたいですね。(まあ、あの試合はフィンランドがかわいそうでしたけど)
FWのSadikもいい選手でした。彼はビーレフェルトでプレーしているんですね。
Hetemajはどちらもよかったけど、16番のPerparim Hetemajが攻撃面では強引さが目立ってました。
てか、フィンランドは全体にかなり好印象。だめなときの日本代表みたいで、形はつくるけどフィニッシュが決めきれないというか・・・。(それのどこが好印象なんだよw)

イングランドが10人になってハンデをもらった分、逆に試合が面白くなったような気もします。後半からミルナーをDFに下げて、きっちり4人で守らせつつ、決勝点をあげて勝つなど、ピアースはなかなかいい監督だなあと思いました。

あ、あと恒例の?裸の乱入者もいました。しょうがないなあ(笑)

 

U21欧州選手権 : イングランド対フィンランド」への2件のフィードバック

  1. さすが、kameさん見てますね!
    uefa.comで無料って昨日知りました!、
    コンフェデのBRA×ECY見たあと、寝て、起きてESP×GER見ようと思ったのですが、
    起きられませんでした・・・

    さすがにコンフェデとU-21の併用ですと毎日3時30とかありえません・・・
    ただ、U-21はイタリア、イングランド、ドイツ、スペインといい選手がたくさんいるので逃したくない・・・
    睡眠をとるか、試合をとるかの格闘が日々続きそうです。

  2. >りょーつん。
    コンフェデと重なるときついですよねー。てか、無理(笑)
    どれかを捨てなくちゃいけないけど、それを決めるのがまたなかなかねえ。

    U21はほんと将来、確実にあちこちで活躍しそうな選手が(というか今でももう活躍してますが)、たくさんいて楽しいですよね。
    スペイン対ドイツとかスタメン見ただけでめまいがしました(汗)。

    欧州シーズンはほぼ終わりとはいえ・・・見たいサッカーが山盛りでほんとに困りますw

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