FINALEEEEEEE!
ドイツ、ついに決勝進出ですー。マヌ&ベニー、よくがんばった。
もう最後にノイアーの足でセーブ・・・というか、フリーキックで飛んできたボールをそのまま蹴り返す!という超レアなプレーを見ただけでも満足ですわ―。(ある意味、爆笑。たぶんやられたキッカーのバロテッリはしばらく立ち直れない)
対戦相手のイタリアには去年、親善試合で勝っているし、この年代では負けたことがないそうなので、あまり心配はしてなかったけど、それでもケディーラが怪我で出場できないというのがちょっと不安要素でした。
ケディーラのかわりにキャプテンマークを巻いたのはベニー。
ノイアーとベニーはさらに腕に喪章を巻いています。シャルケのサポーターグループの主要メンバーだったErichが亡くなったことに対する喪章だったようです。(In stiller Trauer um “Gelsen-Szene Erich”)
【Tore】
0:1 Beck (48., Rechtsschuss)
【Italien】
Consigli – M. Motta (86. F. Pisano), Andreolli, Bocchetti, Criscito – Cigarini – Morosini, Candreva (68. Abate) – Balotelli, Acquafresca (79. Paloschi), Giovinco
【Deutschland】
Neuer – Beck, Höwedes, J. Boateng, Boenisch – Castro, Aogo – Johnson, Marin (55. Ben-Hatira) – Özil (90. Hummels), Dejagah (86. S. Wagner)
試合は前回の親善試合と展開が似ていました。
イタリアが素晴らしくいい内容で攻めてくるのを、GK(前回はフェールマンでした)とDFのがんばりでしのぎ、急に脈絡もなくドイツがぱっと点をとってイタリアが意気消沈するという・・・。
それにしても、セットプレーのたびにけっこう怖くて、いつ失点するかと思ったけど、ノイアーとあとマリンが守備に大活躍でした。
4分、まずドイツはエズィルのCKをベニーが頭で合わせますが、枠の少し上を越えていきます。
7分には、ジョビンコのミドルがノイアーの正面胸元より下くらいに飛んできたのですが、ノイアーはうまくパンチで枠を超えていくように弾きます。
さらに、8分、バロテッリのCKから、たぶんモッタのヘディングにノイアーが反応し、その落としたボールにアンドレオリがつめ寄ろうとしたところを、ベニーが足を出し、さらにベックが蹴りだして逃れます。
このへんイタリアがセットプレーでたたみかけるように攻撃していて、いつ得点されてもおかしくないような状況でした。
17分にもジョビンコのCKからモッタがヘディング。ほとんどラインを超えそうなくらいぎりぎりのところでノイアーが弾き、そのボールをアクアフレスカがシュートしようとしたところ、マリンが体を張って防ぎます。
マリンはさらにその後もハーフタイム近くに、そのままだったらゴール端に決まっていそうなシュートを、ゴールライン上で待っていて弾き返していました。素晴らしい守備だー。
双方ともに展開が早く、スピード感のある前半で、あっという間に45分がたってしまいました。
後半に入りすぐの47分。
左サイドでイタリアのボールを奪い、アオゴ、マリンとつないで、中でカストロを経由して右サイドのベックにボールが渡ると、ベックはドリブルで勢いをつけて、25メートルくらいの距離からミドルシュート。
たぶん誰も打ってくるとは思ってなかったボールは、無回転で低く沈みながらゴールの反対側にきれいにきまりました。
素晴らしいゴール!!!!
選手たちがベックのところへ祝福しに行く中、遠くでノイアーとべーニッシュが一緒に喜んでいる姿がナイスだったー。
イタリアにとっては予測もしなかったゴールだと思います。
なんだかその後、気落ちしたかのように、前半までの組織だったサッカーが姿を消し、ちょっと個人頼みのプレーが多くなってきました。
なにかというとバロテッリがミドルを打ってくるんですが、ノイアーが好セーブを連発して難をのがれました。
ジョビンコもまるで親善試合のときのように、ドイツの選手に囲まれて、あまり思うようなプレーができなくなってきました。それでもセットプレーは与えすぎでしたけど・・・。
前半マリンがしたみたいに、ゴールライン上にいたベン・ハティラが、飛んできたボールを蹴りだすというプレーもあり、ほんとドイツはまあ、よく守ったなーという感じ。
90分にはずっと怪我で出場できてなかったフンメルスがエズィルに替って登場。やっと帰ってきたー。
ロスタイムは4分で、そのほとんどラストチャンスとなるバロテッリのFKはかなり距離のある位置からでした。やや低めの足元へ飛んできたボールをノイアーがキャッチやパンチングではなく、普通に蹴り返したときには、PCの前でひっくり返るかと思ったわ。
こんなすごいゴールキーパー、見たことない(笑)
あー、どっかに映像ないかな。(YouTubeにあるこの映像の最後あたり、どうでしょ)
(さらに追記:どうも間接FKだったのに、バロテッリがなぜか直接ねらってきたので蹴り返しただけみたいです)
すぐに、ベックとベニーが好セーブだって感じでハイタッチに来たんだけど、さらにボアテングがタッチに来たときにちょっとノイアーが笑っていたのが印象的でしたー。
いやー、これで決勝はドイツ対イングランドですよー。
そうなったらいいなあと思っていただけに嬉しい。ドイツはデヤガーが累積で出場停止、ケディーラも怪我の具合で欠場するかもしれないです。対するイングランドはハート、アグボンラホー、キャンベルが出場停止とちょっと苦しい状態。
さて、どうなるんでしょうねー。もういまから楽しみでわくわくしてしまいます。
もう心臓バクバクの90分でした。
試合後のコメントをあっちゃこっちゃ見ると五分の戦いと書かれてるとこが多いのですが、私にとってはいっつも押されてた感じがして、体に良くなかったです。
ただ、マヌがラインぎりぎりでヘディングをクリアしたとき、あーこれでマヌは大丈夫!と思いました。
>遠くでノイアーとべーニッシュが一緒に喜んでいる姿がナイスだったー
うんうん!仲良く喜びを分かち合ってたね!
ロスタイムのけり返しはご愛嬌かと思えば(インダイレクトFKなのに選手とのボールコンタクトがなかったため)本人はかなりシリアスでこうするのが一番と思ってたらしいですね。
ZDFの解説者が試合中ずっとマヌを褒めちぎるので、かなりいい気分でした。
試合後ザマーは一言「Weltklasse」言ってくれるやん!
さて、これで決勝はまたまたクラシック!
うぉー!!燃え上がるぞー!
>しょーちゃん、
確かに振り返ってみると、マヌがいなければ負けていただろうという試合でしたねー。
ただなんか、試合前からイタリアに負けるはずがないというへんな確信がありました。前半、私は寝ぼけててちょっとぼんやりしてたから、危機感が乏しかったのもあるかもしれないけど(笑)
ドイツは点をとれるんだろうかとそこだけが心配でした。
>マヌがラインぎりぎりでヘディングをクリア
マヌはほんとに当たってましたねー。私も好セーブを見て、あ、今日は乗ってるなと思いました。こうなったときのマヌが失点するわけがないという感じ。
>ロスタイムのけり返し
ほんとだ。試合のときには気がつかなかったけど、映像を見直すとインダイレクトって言ってますね。審判も手を上げてるし。
バロテッリは何を勘違いしてたんだろ。じゃあ、どっちにしても無効なプレーだったんだ。
>ZDFの解説者
うわー、ZDFで見ればよかった。uefaのストリーミングで見てたので聞けなかったわ。残念。
ザマーたんにも褒められたのか。いいですね。
決勝がもういまからドキドキで。優勝してほしいよー。
すごい試合だったのですねー
見ればよかった・・・
ハイライト見る限り、イタリアが押しまくっているんですね。
前線のタレントがすごすぎる・・・
ノイアーにベックすごい!
U-21もドイツが勝利すると、U-17、U-19に続いて三冠ですか。
将来が楽しみですね。
決勝はイングランドもFW陣がいないので、どんな展開になるんでしょうか。
がんばって、起きるか!
>りょーつん、
いい試合でしたよー。すごく面白かった。
もうイタリア押しまくりでしたね。それをノイアーが防ぎまくるという。
ベックのゴール、いいですね。
決勝、どうなるんだろう。私もそろそろ仮眠しなくちゃ。