2011 J1第28節 大宮対福岡

先週の土曜日は久々にアビスパの試合を生観戦しました。
大宮のNACK5スタジアムでの福岡戦というと、なんとなく去年の天皇杯の記憶があるから試合前から好イメージ。
いつ来てもここのスタジアムは見やすくてすごく好きです。



前半はどちらも一進一退の攻防がつづきます。大宮は教科書みたいな攻め方をするなあと思ったのですが、ゴール前でそれ以上の工夫がないせいか多少の行き詰りを感じました。一方の福岡も中盤から前の部分で、ボールをうまく引き出すような選手の動きが少なかっため、パスの出しどころを読まれたりして、非常にストレスのたまる展開でした。
ただ、大宮の金久保はスピードがあり、かなり怖い存在でした。

前半で大宮に先制されていたら試合展開もかなり変わっていた可能性もあったと思いますが、フィニッシュの精度の低さにも助けられ前半はゼロのまま後半へ。

後半から重松に替って佑昌がピッチに登場します。この選手交代は大当たりでした。
48分、鈴木惇が蹴った長めのFKのボールをファーにいた佑昌がダイレクトで折り返し、それを中央で松浦が決めて先制。
ゴール裏も最高に盛り上がります。



佑昌が入ってからアビスパの攻撃にダイナミックな流れができました。
さらに69分、低い位置でボールを奪ってからのカウンター。城後が佑昌にパスを出した後、自分も並走して上がり最後に佑昌からのパスを受けてゴールを決めます。
城後のゴールはほんとにかっこいい!

大宮はシュート数でもポゼッションでも福岡を上回り、実際にかなり際どい攻撃もあったのですが、結局は決め切れずこのまま2-0で福岡が勝利。
前節、広島に勝っているので今シーズン初の連勝です。

試合後の中町と泰。



中町がベンチスタートなんてもったいないと思ったりもしましたが、途中交代で切れるカードが以前に比べて期待が持てるのも事実。浅野監督の選手起用はいいですね。

いい雰囲気のままリーグ戦を続けたかったのですが、代表ウィークでお休みが入るのがちょっと残念。
次節は好調な仙台ですが、福岡ホームでの仙台戦は相性がいいのでなんとか連勝を続けたいです・・・。