土曜日はシャルケの試合の前にハンザ・ロストック対ザンクト・パウリの試合を見ていました。
個人的にツヴァイテで応援しているのはパダボーンはもちろんですが、あとはパウリとグロイター・フュルト。
この3チームが昇格してくれると理想的なのですが、残念ながらこの上にフォルトゥナ・デュッセルドルフとアイントラハト・フランクフルトがいるのが現状です。
Hansa Rostock – FC St. Pauli 1:3 (0:1)
【Torschützen】
0:1 M. Kruse (40., Linksschuss, Naki)
1:1 Mintal (50., Rechtsschuss, R. Müller)
1:2 Saglik (80., Kopfball, Bruns)
1:3 Saglik (90. + 1, Linksschuss, Bartels)
【Hansa Rostock】
K. Müller (3,5) – Schyrba (4,5) (68. Jänicke), Kostal (4,5), Holst (3), Pelzer (4,5) (88. Gusche) – R. Müller (3), Peitz (4) – Ziegenbein (3), Weilandt (6), Blum (3) – Mintal (2) (71. Albrecht)
【FC St. Pauli】
Tschauner (4,5) – Gunesch (3), Morena (12. Schindler (3,5)), Thorandt (3), Kalla (4,5) (54. Bruns (2)) – Boll (4), Funk (4) – Daube (4), M. Kruse (2), Bartels (3) – Naki (3,5) (67. Saglik (1))
【Rote Karten】
Rostock:Weilandt (8., grobes Foulspiel, Morena)
ロストックのホームはツヴァイテの中でもすごくやりにくい場所だと思いますが、対戦相手がパウリとなるとさらにノルトダービー特有の緊迫感が怖いほどでした。
試合前にはパウリのGKに対してスタンドから300近いバナナが投げ入れられました。
ロストックだけが問題行動をしていたわけではなく、パウリのサポと思われる覆面グループも試合の前にロストックの警察署に火炎瓶や石を投げつけ、5000ユーロ近い損害を与えていたようです。
スタジアムの雰囲気の影響なのか、試合もロストックの選手が最初から危険なプレーを連発し、見ていてどきどきしました。
8分にはヴァイラントがモレラと競った時に顔面に肘を入れるプレーで一発退場。
これは画面で見ていても完全に故意だと思えるひどいプレーでした。
パウリのキャプテン・モレラはしばらく倒れていた後、一度は試合に復帰しましたが12分には交代。
パウリの選手もこの異様な雰囲気に飲みこまれてかなり試合が荒れそうになりました。
ロストックが10人になったことでパウリが全体に押し込みますが、なかなか点にはつながりません。
一方、ロストックも10人とは思えないくらいカウンターが鋭く、また前線のミンタルが一人だけちょっと次元の違う優雅なパスやトラップでチャンスを作ります。ミンタル、いい選手だよねえ。
パウリはCKの場面になると、警備員が傘を持って選手の後ろに立ち、スタンドから投げ入れられるものを防ぐという状況。
39分にロストックの攻撃でR.ミュラーのシュートをチャウナーが防ぐと、そこからパウリがカウンターで攻め込み、40分ナキのラストパスを受けたマルクス・クルーゼが今季9点目のゴールを決めてパウリが先制しました。
直後に大きな爆発音がして、おそらくパウリのゲストブロックにロケット弾が撃ち込まれたのだと思いますが、試合は前半あと5分を残して中断してしまいます。
ううう、異様な雰囲気だわ・・・。
中断中もずっとパウリのサポの歌声が休みなく響いていました。
後半に入り、50分、GKがR.ミュラーのシュートをはじいたところにミンタルが詰めてロストックが追いつきます。
ロストックは悪いチームじゃないんだけどなあ。かえすがえすもヴァイラントの若さからくる愚かなプレーが惜しまれます・・・。
シューベルト監督はいつものように54分にブルンズ、67分にザグリクをピッチに送り込みます。
またこの二人が交代で出ると、いい感じにパウリを助けるのよね。
80分にはFKからブルンズの蹴ったボールをザグリクが頭で合わせてパウリが2-1と勝ち越します。
さらにロスタイムにはロストックのゴール前で横、横とパスコースを探して譲り合うような形でボールを動かし、最後はザグリクが決めて3点目。
ほんとに異様な雰囲気の中、難しい試合をきっちりと勝つパウリは素晴らしかったです。
今節は首位だったデュッセルドルフが引き分けてフランクフルトと順位が入れ替わりました。デュッセフドルフ以外の上位4チームはしっかりと勝ち点を積み上げ、ますます混戦状態になってきました。しばらくツヴァイテから目が離せないわー。
誰がバナナを投げ込んでやろう、なんて言い出したんだ?
バナナは好きではないけど無駄にするなんてひどいぞ。
スポーツニュースで映像見ましたがここまでくるとちょっとなぁ。
それにしても2部の混戦ぶり、これからどうなっていくのか楽しみですね。毎節結果が気になります。
今やデュッセルの街では、堂々とフォルトゥナファンです!とアピールする人多しです。フォルトゥナのシールを貼った車とかバルコニーに旗を掲げている家とか。3部だった4年前はちっとも見かけなかったのに。って単にあの頃はグッズもあまり販売されてなくてアピールのしようがなかっただけかな?
へそ曲がりな私は、そんな光景を見るとぷぷぷと心の中で笑ってしまうのです。
お久しぶりです。
個人的には一にゼヒツィヒ、二や三にデュッセルドルフやウニオンといった感じです。
根拠は・・・特にありません(^^)。
強いていえば、ゼヒツィヒは自分がバイエルソ嫌いだから、フォルトゥナはシュタディオンが良さそうだから一部で見てみたい、ウニオンはベルリンで人気ナンバー1が本当かどうか確かめたいのと、旧東のクラブが1チームは一部に居て欲しいという理由です。
別にパウリやパダーボルンが嫌いではないですけどね(でもハンブルクだったら、HSVのほうが好きですね。なんといってもHymneがカッコいい)。
下の記事の話になってしまいますが、オフェラート辞任をここで知りました(汗)。
だって、先週のFoot!で鈴木氏は一切触れてなかったし・・・。
スポーツチームのファン同士って、ジェネレーションギャップを乗り越えてやっていける数少ない手段(うまく説明できないですが)だと思ってたんですが、ここ数年は必ずしもそうとは思えなくなっています。
そういえば、ウチのサポでも「和司はミスター日産であって、ミスターマリノスじゃない!」と一刀両断する人もいたなぁ・・・(自分は別の理由で和司に批判的なんですが)。
>ハンザさん、
お返事遅くなってスミマセン(>_<)
バナナってなんでしょうねー。カーンが相手ならわかるけどとブンデス仲間の友達と話していました。
すごい量でしたよね。ほんとにもったいない!
食べ物を粗末にする人達にはバチがあたりますように(ぷんぷん)
>今やデュッセルの街では、堂々とフォルトゥナファンです!とアピールする人多しです。
でしょうね!今日も勝って首位ですよね。どうしちゃったのかしら。
このまま無敗ですすむのかなあ、と思いつつ、パダボーン戦が待ち遠しかったりして。デュッセルドルフは3部の時からのライバルですから。(と勝手にパダボーンサポ側では思っています。笑)
>El Marinoさん、
お久しぶりです。
ゼヒツィヒはけっこう調子いいです。なにげに上位まであがってきています。
一時期はかなりダメダメだったのですが。
フォルトゥナのスタジアムはいいですよね。エスプリアレーナ。
デュッセルドルフの町はケルンの町とライバルなので応援はできないですけど(笑)
ベルリンもいいですよね。わりと応援しています。公式サイトの音声がかっこいいのでぜひぜひ。
http://www.fc-union-berlin.de/landing/
>でもハンブルクだったら、HSVのほうが好きですね
えー。
でもマリサポだったらわかる気がします。
>オフェラート辞任
そうそう、foot!で良平さんがきっと触れてくれるだろうと思っていたら一言もなかったですね。今度またドイツに行かれるみたいだし、その時には詳しく説明してほしいなあ。ドイツ語なので辞任の背景がイマイチ理解できないんですよね。
>和司はミスター日産であって、ミスターマリノスじゃない!
むずかしいですね。選手としてクラブにすごく貢献したからといって、100%の人なんていないですものね・・・。