2011/12 DFBポカール：BMG対シャルケ

カタールキャンプの様子も気になりますが、とりあえず12月のドイツ旅行の続き。
デュッセルドルフの翌日はメンヒェングラートバッハに移動。各駅停車のS-Bahnでも30分くらいです。

ところで、数日前に発表されたロイスの移籍には本当にびっくりしました。移籍するならポカールの試合でシャルケから奪ったゴールを返してくれない？と言いたいところです。BMG公式の彼のインタビューも読みましたが、移籍の理由がどうにも釈然としないものでした。（ま、よそのチームのことなのでこのくらいで）

ボルシア・パークには2007年に一度行ったことがあります。（『グラートバッハ対ケルン』）
その時も夜だったのですが、今回も20時半からの試合。スタジアムへは、中央駅のバスターミナルなどがある出口とは反対からシャトルバスが出ています。

夜のボルシアパークは本当にきれいなんですよね。



こちらはゲストブロックになるSüd-Ost入口。
完全に閉鎖・隔離というわけではないのですが、時間になるとメインにつながる大きな門が閉じられるので、おー、締めだされる！とちょっと慌てました。（閉じた後も普通に通してくれます）



試合前にBMGゴール裏にかかっていた幕。
遠目には読みにくかったので、なんて書いてあるんだろうねと話していましたが、こんな内容だったようです。
（”Letztes Jahr noch am Boden, heute auf dem Weg nach oben. Danke Jungs! Danke Lucien!”）



選手紹介の時のラウール。BL-Spiele（ブンデスリーガ試合数）51、BL-Tore（ブンデスリーガゴール数）23て、あらためてみるとやっぱりすごい。（つけくわえるとアシストは9です。ちなみにフンちゃんは41試合23ゴール6アシスト）



で、試合の話・・・になると急にトーンダウン。ああ、もう忘れたい（涙）
キックオフ直後からシャルケの選手はすごく変な感じでした。ボールや人への反応も鈍く、ミスを連発。見ていて回り中で誰もが頭を抱えていました。
リーグ戦で大勝しすぎたのがよくなかったのかな。もともとボルシアパークとは相性が悪いです。やりにくいスタジアムなんでしょうね。
しかもアウェイでこの人が審判をやると、勝率が信じられないくらい悪いシュタルクが主審。

調子の出ないうちに失点し、さらに後半最初からプッキを下げてユリアンに替えたばかりなのに、フンテラールが退場してしまい、うわー、誰が点を取るの？と不安でいっぱいになりました。
追い打ちをかけるように56分にロイスの追加点。BMGが調子づくので彼にだけは点は取られたくなかったのだけど。

でも一人少ない状態からシャルケは怒涛の攻撃を見せました。
ユリアンが両足を使って、1,2という感じで見事にゴールを決めた時は、サポは最高に盛り上がりました。これは追いつけるかもしれないというムードでいっぱいでしたが、終盤にまたしてもロイスに決められてがっくり・・・。ウンナーシュタルも前に出たらぜったいにボールに触らないとダメだよね。

それでも思い返してみると、数的不利を感じさせない選手の頑張りは本当に素晴らしかったと思います。がっかりはしていたけど、ゴール裏のサポはみんな選手をたたえていた・・・と思う。（スミマセン、がっかりしすぎてよく覚えていないのです。ブーイングは全くありませんでした）

それにしてもこれまでBMGサポには好感を持っていたのですが、さすがに対戦相手としてあのスタジアムへ行くとちょっとね・・・。
ストリームなどで見ていた方は、試合の終盤に『シャーラララララ、シャーラララララ、シャルケー、ヌルフィアー』という応援がすごく聞こえたかと思いますが、あれはシャルケではなく、BMGのサポが『シャイセー、ヌルフィア』とスタジアム全体で歌っていたものです。orz

試合後は、前回の失敗（ライト駅行きのシャトルバスに乗ってしまった）を繰り返さないように、ちゃんと行き先を確認して中央駅まで戻りました。
駅の近くのホテルだったので、しばらくは外でボルシアサポが大声で歌っているのが耳障りでしたが、さすがに平日の夜なのであまり長続きもせず、時間がたつと静かになりました・・・。