オバジが期限付移籍で加入

ホッフェンハイムのオバジが今季終了までシャルケに期限付移籍することになりました。
私がドイツを発った23日にシャルケ公式で発表になっていました。

契約には、期限付き移籍満了後の2012年にオバジが移籍する際、シャルケに優先権があるという項目も含まれています。
オバジ・・・うーん、あまり印象に残っていない。
見るといつも五輪代表で留守だったのと、怪我をしていたイメージが・・・(汗)
11月にはトレーニングに現れるのが遅れたという理由で、ホッフェンハイムのチームからははずされていました。
なんとなくだけど、スタニスラフスキにはうまく使いこなせないのかもしれない。(ステフェンスなら大丈夫じゃないかな)

オバジ自身はシャルケへの移籍をとても喜んでいます。

上記BBCの記事からオバジのコメント。

『ドイツのビッグクラブの一つに移籍するのは大きな一歩だ。両チームがクリスマス休暇の前に合意に達したので嬉しい。
新たなチャレンジになるクラブだけど、いつものようにベストをつくすよ』

マネージャーのヘルトは、ヨーロッパリーグで彼がプレーできるのも大きいと言っています。やはりプッキがカップタイドでELに出場できないのはネックになっていますよね。

さて、オバジと直接の関係はないのですが、ファルファンの移籍話です。
今シーズンのはじめ頃からシャルケはファルファンの契約を延長しようと対話を重ねてきましたが、どうやらここにきて契約延長をギブアップするだろう報道が流れています。ま、そう言っているのは例によってビルト紙ですが。
シャルケは現在の2.8Mユーロから、ネットで6Mの契約延長を提示したようですが、ファルファン側はもっと望んでいるようです。
またペルーのメディアに、他のチーム(例えばインテル)が自分を欲しがっているということを読んだけど、ここ数年、ぜんぶ勝っているチームでプレーしたがらない人なんているかい?と発言したなどという報道もされています。(ま、こういう発言は南米の選手にありがちなのであまり本気にはしていませんが)

で、月曜日のキッカー紙面にヘルトのインタビューが出ているのですが、キッカーのWebにその一部が掲載されています。

 
インタビュー自体はこの2011年を振り返ってみてどんな年だったかという話なのですが、その中で選手を引きとめることに関してヘルトは、『質を保ち、質を得ることが私たちの目標。それと同時に財政状態の安定も続けていきたい。そのため個々の選手にはそれぞれ限られた枠がある』という発言をしています。

この『枠がある』という発言、さらにオバジとの契約などが上記のビルトの報道と重なって、シャルケがファルファンをあきらめたというニュースにつながっているのかなあと考えています。

ま、とりあえず何があっても覚悟はできている・・・という方向で考えていますが。
ファルファンは大好きだけど、マネーゲームをされるとシャルケにはちょっと辛いところです・・・。