ユーロ08：ポーランド対クロアチア

テレビをつけて、ネット中継を立ち上げて、さて、クロアチアとドイツ、どちらの試合を中心に見るか、まずスタメンを見せてもらおうかと思っていたのですが、クロアチアがラキティッチ、スタメンで、ドイツのスタメンにシャルケ組がいないとわかると、そりゃあ心情的にクロアチア中心になりますわねえ。
一応、直前まではドイツをメインに見るつもりだったんですけど。ちらちらとドイツの様子も見ながらの落ち着かない観戦です。

ということで以下、ポーランド対クロアチア戦。結果表示あり。

クラスニッチーーーーー、ゴールおめでとう！！！！（ちなみにここはブレーメン応援サイトではありません。汗）



ほんとに、彼の復活を祝いたいです。リーグ戦では第17節で復活ゴールを挙げていますが、代表ではどれくらいぶりなんだろ。

クロアチアはBチームと言われていますが、スタメンはこんな感じでした。
お休みがモドリッチ、ニコ・クラニチャール、スルナ、チョルルカ、オリッチ、コヴァチ兄弟、シムニッチ。あ、GKも。
ポクリヴァチュはもしかして代表初キャップかと思ったら、モルドバ戦でデビューしてたのね。

GK：ルニェ
DF：シミッチ、ヴェイッチ、クネジェヴィッチ、プラニッチ
MF：レコ、ヴコイェヴィッチ、ポクリヴァチュ、ラキティッチ
FW：クラスニッチ、ペトリッチ

さて私、今回のユーロではすっかりプラニッチのファンになってしまいました。
こんなにできる子だとは知らなかったです。
スピードはあるし、がんがん上がるし、クロスの質もいいし、かなり好きなタイプの選手です。
タイプ的には左右の違いはあるけど、ラフィーニャにちょっと感じが似てる。
ヘーレンフェーンの選手なんだ。シャルケにこないかしら（左サイドはいっぱいか・・・）

この試合、特にラキティッチとの左のホットラインが魅力的だったなー。
試合のメモは、個人的にはちょっとしたプラニッチ祭りでした。

逆にレコのサイドがあまり目立たなかったような気が・・・。
こちらサイドはシミッチもちょっと怖いんですよね、個人的に。オランダとの親善試合で1失点目をミスったのはシミッチでしたよね。この日はキャプテンマークをまいておりました。

序盤は攻守の切り替えのめまぐるしい（というといいイメージですが）、はっきりいって落ち着きのない展開。
プレースキックはラキティッチが蹴っております。

6分すぎ、GKのルニェにクネジェヴィッチがぶつかり、クネジェヴィッチはそのまましばらくプレーをしていたのですが、足を痛めて、27分にチョルルカと交代します。チョルルカはそのままCBへ。

13分すぎ、中央にいたクラスニッチが左サイドに出したパスは、パスミスかと思っていたら画面に入ってないところから、プラニッチがあがってきて、そのままシュート。このスピードのあるあがりがものすごいツボでした。やばいなあ、プラニッチ。超いいかも。

19分には、ラキティッチのFKにクラスニッチが飛び込んだのですが、ヘディングはとどかず、CK。すごい良いボール蹴ってます、ラキティッチ。

29分、またしてもプラニッチのクロスに惚れてしまう。ただペトリッチは届かず。

34分、さらにプラニッチのスルーパスをラキティッチがシュート。倒れこんだGKの足先にわずかに引っかかってCKへ。ラキティッチ、またしてもいいCKですが、チョルルカにはもうちょっとのところであいません。

37分、ペトリッチのパスからプラニッチのシュート。うがー、GKめ。

前半も終了しようかという頃、ポーランドがゴール前でFKのチャンスを得ます。
しかし、クロアチアの守備は堅く、その後のCKからほとんど枠内に飛んでいたボールを最後、チョルルカ（だと思うけど）が直前でクリア。

44分にはクラスニッチが再びシュートをし、GKがはじいたボールをラキティッチが直接ダイレクトでループシュートを狙ったのですが、残念ながら枠の外へ。これ決まっていたら素晴らしかったのに。

後半、53分、おそらくその前のプレーがPK？だったかもしれないのですが、主審はそのままアドバンテージを取り、プラニッチからのパスをクラスニッチが決めてクロチアが先制。いやー、もう文句なしのゴールでした。

ポーランドは55分にスモラレクが交代でピッチに入ります。
このあたりからけっこうポーランドに攻め込まれ始めるんですよね。ただ、クロアチアはオフサイドをうまくとっていました。
それにしても、発煙筒の煙がすごく、ほんとにここはオーストリアか？という殺伐とした雰囲気になってきました・・・。
ラキティッチ、けっこう削られてたなー。一度は担架でピッチ外に運ばれるし。怪我だけはほんとに勘弁してください。

75分にクラスニッチと交代でカリニッチ、来たわー。
あと、ニコとペトリッチも交代。

リアルタイムでカリニッチのプレーする姿を見るのは初めてです。シャルケに来るとか来ないとかちょっとだけ噂があります（たぶん来ないと思うけど）
まあ、プレーを見るには、この時間帯、すでにクロアチアがかなり引き気味で、ほとんどボールに触ることがなかったのでちょっと残念です。いい位置でファールを誘って、FKにつなげたりとかはしてたな。
もうちょい見たいけど、この先、登場する機会があるかどうか。



クロアチアは控え中心でしたけど、押し込まれた時間帯もオーストリア戦ほどばたばたすることなく、よく守ってましたね。トルコ戦はまたコヴァチ兄弟やスルナ、モドリッチが復活すると思うのですが、相手の時間帯になっても守り切ったこの試合は、トルコの怒涛の攻めをしのぎきるための参考になったんじゃないでしょうか。
まあモドリッチがいないことで、逆にモドリッチの必要性を強く実感した試合でもありましたけど。
ラキティッチは負担のかかる試合をよくがんばってこなしました！