ミラー解任

ばたばたと忙しいので、なかなかニュースチェック&更新ができておりません(汗)
すでに皆さんご存じのとおり、ジェフ千葉のアレックス・ミラー監督が解任されました。同時に澤入コーチ、グレッグ・ミラー・コーチも契約解除。後任として江尻さんが監督に就任しました。

まあ、一言でいうと驚いた・・・という感じです。こういう決断のできるクラブだと思ってはいなかったので。

ミラーに関しては、昨年は本当に残留させてくれてありがとうということで、心から感謝しています。
最終戦の逆転劇は、個人的には2005年CL決勝でのリバプールに匹敵するドラマだと思っていますし、そのCL決勝を経験したミラーがいたからああいう奇跡につながったんだと信じています。

彼が就任してから、ジェフがこれまで指向していたサッカーはかなり方向転換したなと感じてはいましたが、それもクラブがそう考えて方針を打ち出しているのであれば、形が見えてくるまでがまんして待つべきだとは思っていました。ただ、そうはいっても時折、クラブはちゃんとサッカーの方向性まで考えてミラーにまかせているのかな・・・と疑問を持つこともありました。
それだけに、今回、ミラーを解任して江尻にしたというのは、確固とした信念に基づいたものなのか、その場限りの対症療法なのか、注意深く観察しないといけないし、クラブが迷走し始めて、これは声をあげなければいけないと思ったら、今度こそサポは迷っている場合ではないだろうなという気がします。
(ちょっと言葉が足りないので捕足。つまり江尻でだめだったときに、クラブはどうするのかとかそのへんです。準備期間もないので、たとえば江尻が理想をかかげても、それが軌道にのらずに降格の危機に瀕する可能性は十分あるわけで、そのときにクラブはどう動くのか。また方向性がぶれるのか、それともそのままの道をすすむのか)

江尻が監督になるなんて、まあ、ジェフサポ的にはとても嬉しいことでしょうけど、それだけに不安もあります。(たぶんピクシーが名古屋の監督になったときのグラサポの不安感に似てるのかも? 好きな選手だから、監督になって失敗したときに批判するようなことになるといやだなというか・・・)

最後にもう一度、ミラー、ジェフに来てくれてありがとう。なんとなくリバプールがより身近に感じられたのは嬉しかったな。
これからのミラーの成功を心より祈っています。