シャルケの経済危機と50+1ルール

あー、気になるニュースがあったのに、帰ってきてつい『不毛地帯』を見始めたら、時間がなくなってしまいました。
とりあえず、急いでまとめてみましたので、間違いがあったらごめんなさい。時間があって頭がクリアなときに見直します。

夕方、シャルケ公式に掲載されていたニュースです。ピーターの発言をまとめると以下のようになります。

 

本日、フランクフルトでDFLの会合があり、その席上、シャルケは今後、トランスファーと人件費においてシーリング(上限)が付与されることになりました。放映権、チケット、スポンサー収入の70パーセントを越えて、選手費用にあてることは制限されました。新たな投資者からの収入という点は考慮されていません。

このような経費コントロールは、スポーツ面においても経営面においても注意深く見守られます。
トランスファーコストをかけないために、若手を伸ばすことができるかもしれないし、クラブだけではなく、インフラ、スタジアム、トレーニング施設、育成などにも投資することが可能かもしれません。

もちろん70パーセントの遵守というのはチェックされ、守らないと、罰金やポイントのはく奪などの可能性もあります。
新たな投資者を探すということと、お金の使い方に優先順位をつけることが重要です。

いろいろニュースは見ていたのですが、なかなか書く気にもなれず・・・。
冬の移籍では標的にされる可能性もあるかもとか思うと、仕事をしながら悲しくなってしまいました。はあ。

あと、DFLの会合では50+1ルールの今後について、ハノーファーの会長が動議を出したみたいです。11月11日に投票があり、三分の二の議決で今後、どうなるが決まります。

50+1ルールでは、一人のオーナーは49パーセントのシェアが上限という制限がかかります。つまり、過半数ではないため、一人ではクラブに対して決定権がないということでしょうね。
例えばプレミアみたいに、アブラモビッチのようなワンマンオーナーはなかなか参入しにくい。

ブンデスリーガ全体のレベルを均衡に保つには、こういう形で外資の参入を防ぐことはできていますが、さすがに欧州ではマネーゲームから取り残されてきたという意識もあるでしょうね。CLでも勝ててないし。

まあ、実際のところは、大半のクラブオーナーやサポは50+1ルールの撤廃は望んでいないようです。難しいところですね。
どういう結果になりますか・・・。