2011/12 2.Liga 第21節：フュルト対パダボーン

先週末はリバプール、シャルケと負けて、ここはなんとかパダボーンに勝ってもらって気分を浮上させようと思ったのですが、苦手なグロイター・フュルトに大敗してしまいました。とほほ。

フュルトのスタメンにはアザモアが登場。
冬にフュルトへの加入が決まり、ポカールでは少しだけ交替出場をしましたがスタメンは初めてです。
この試合はもちろんパダボーンの応援をする予定でしたが、アザの顔を見るとちょっとだけ気持ちが揺らぐのでありました・・・。



パダボーンは怪我をして出場が危ぶまれると報道されていたクレシェとモハーがどちらもスタメン。ただゴンターは長期離脱で試合には出られません。

開始早々、試合はすぐに動きました。
5分、距離のある位置でのメハのFKを、キーパーがキャッチしようとして落としたボールはプロシュヴィッツの目の前。すかさず押し込んでパダボーンが先制します。
ところが、1分後には右サイドからサラレルがドリブルで突破していれた高いクロスを、アザモアがお腹で押し込み、フュルトに同点に追いつかれます。

めまぐるしい・・・と思っていたらさらに5分後、FKからゴール前で競ったボールがファーにいたサラレルの前に落ち、それをシュートに行ったボールがメハーの足に当たります（得点自体はOGではなく、サラレルのゴール）。これでフュルトが2-1とリード。ううう、展開が早すぎるー。

その後もスピードに乗ったフュルトが押している時間が続きます。
パダボーンは押されまくっているけど、このあたりはまだ守備は落ちついていた（と思う）。かなり相手にガンガンに寄せられても、割と慌てないでボールをつないで行こうとするのよね。あの守備面での落ちつきはなかなかすごいと思います。どういう練習をしているんだろ。

前半終了間際、モハーが中盤でボールを奪われ、左サイド、オーシャンを守備陣がとめることができず、対面にクロスをあげられアザモアがあっさりと頭で決めて3-1。
うー、これはらしくない失点。モハーが出しどころを迷っているところでボールを奪われたのも、オーシャンにあっさりとフェイントで抜かれたのも、なんだかいつものパダボーンじゃないなあ。

ストリームが止まってしまったので、後半はカンファレンスでしか見られず、ゴールシーンだけ。
フュルト4点目は、長めのパスを受けたサラレルが、ゴール前で平行して走っていたオーシャンにパスを出し、それをオーシャンが決めたもの。
さらにクルーゼのフィードをハーフウェイラインあたりでフュルトの選手が跳ね返し、それを拾ったマブライが力強くゴールに蹴り込んで5点目。

調子に乗った時のフュルトは得点力があるよね、ほんとに・・・。しかもアザモアがいい感じに効いていたし。はあ。
パダボーン相手じゃなければ嬉しいんですけどね、フュルトの勝利も。

これでパダボーンの負けなし記録は16でストップ。順位も5位に後退しました。（とはいっても1位の勝ち点が44で、パダボーンは42です）



パダボーンは金曜日にディナモ・ドレスデンと対戦。ずるずると負けないようにここが正念場です。