Archive for the '3.Liga' Category

12 25 2016

映画『Trainer!』に見るプロサッカー監督

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「監督!」(Trainer!)というドキュメンタリー映画が2013年に公開され、ドイツで大きな話題になりました。三人のプロサッカーチームの監督を一年間追いかけ、サッカー監督とはいったいどういう職業なのか、その適性とは何か、何が正しくて何が間違っているのか、現代のドイツサッカーを取り巻く問題点は何かなど、様々なことを見る者に問いかける非常に優れたドキュメンタリーです。

メインとなる三人の監督は、当時3部だったハイデンハイムのフランク・シュミット、2部のザンクト・パウリで2年目を迎えたアンドレ・シューベルト、SCパダボーンで監督に就任したばかりのシュテファン・シュミットです。

この2012/13シーズンは結果から言うと、シューベルトは7試合、シュテファン・シュミットはシーズンの最後2試合を残し、それぞれ解任されています。フランク・シュミットのハイデンハイムは目標の昇格に一歩届かなかったものの、クラブ史上最高の5位でシーズンを終えました。

彼ら三人以外に、ドイツサッカー連盟で監督を指導する立場にあるフランク・ヴォルムートや、ザンクト・パウリでシューベルトのアシスタントコーチをしながら、ヴォルムートの元でライセンス取得に励むトーマス・メグル、さらに要所要所にミヒャエル・オエニンク、ユルゲン・クロップ、ハンス・マイヤー、アルミン・フェー、トーマス・シャーフ、ミルコ・スロムカ、ペーター・ノイルーラーといった監督たちの話がはさまれます。

中でもハイデンハイムのシュミット監督の個性がこの映画を非常にユニークなものにしています。フランク(パダボーンのシュテファン・シュミットとの混乱をさけるため名前で表記します)は、2007年にハイデンハイムの監督に就任。この年にサッカー部門が独立して、現在の1.FCハイデンハイムに名前が変わっています。

映画の中でフランク本人も言っていますが、監督になる前に4年ほど企業で働いた経験があり、部下に面と向かって仕事の評価・査定を伝えることは、会社勤めで慣れているのだそうです。性格は激しく負けず嫌い、選手が怒鳴られるシーンはかなり迫力があります。しかし一方で選手とのコミュニケーションの取り方は興味深く、チームの中心選手を集め、ピッチの上ではこういう態度をとって他の選手を導いて欲しいと議論する場面など、随所にマネージメントのうまさを感じます。

フランクに比較すると、パウリのシューベルトとパダボーンのシュテファンは、コミュニケーションの取り方に未熟な部分を残しているように見えます。さらにシューベルト、シュテファン両方の監督から指導を受けたナキという選手を挟むことで、二人の違いも際立たせる構成になっています。

サッカー監督としての仕事の進め方は、何が正しくて、何が間違っているのか。ドイツサッカー連盟のヴォルムートの発言が答えを導く手がかりとなります。それはプロサッカー監督のライセンス(Fußballlehrer)を得るための実技講習の場面でした。取得を目指す受講生たちが実際に選手を指導し、それを録画してヴォルムートが気になる点を指摘するのですが、ストレスのかかる状態での振る舞いを映像で見せられた受講生が、『少し感情的だった』と自己分析したことに対し、ヴォルムートは、『感情的であることは悪いことではない。クロップもトゥヘルも感情的だ。悪くはないんだ。そこは評価の対象ではない。映像を見せたのは、その方法で続けるか自分で決めさせるためだ』と答えます。

シューベルト、シュテファン、フランク。三人はそれぞれに監督としての仕事を天職だと感じ、情熱を持って取り組んでいます。皆が自分のやり方にコミットし、仕事をしている間は迷いなく突き進みます。ヴォルムートの言う、『その方法で続けるか自分で決める』はできているのです。ではなぜ思うような成績を残せなかったり、解任されたりするのでしょうか。

見ていると、フランクと他の二人は明らかに少し違うと感じます。シューベルトやシュテファンが、どこか自分の理想とする監督像を追っているように見えるのに対し、フランクはすべてにおいてリアリストです。あいまいな願望や希望交じりの推測はそこには存在しません。ヴォルムートの評する通り地に足がついているのです。しかしそんなフランクにも、チームが勝てずに順位を下げると危機は訪れます。フランクを救ったのは彼の能力を信頼し、後押ししてくれるゼネラル・マネージャーの存在でした。

プロサッカー監督を取り巻く環境はますます厳しくなっています。加熱するメディアの報道、クラブの重役たちの無理解、責任を逃れるスポーツディレクター。映画の中でクロップがキッカーよりもシュポルトビルトの方が売れていることを嘆きますが、事実よりもセンセーショナルであることが優先され、サッカー監督の仕事に理解の乏しいクラブ上層部がある限り、状況はますます難しいものとなっていくことは間違いないでしょう。

最後に映画に登場した人たちの近況を。
ハイデンハイムは翌シーズンには3部で優勝し昇格しています。2位はRBライプツィヒでした。ここに3位のダルムシュタットを加えた3チームは、他を寄せつけない強さだったのを覚えています。映画でも語られるように、フランクの率いるハイデンハイムは、近い将来にブンデスリーガに昇格するだろうと私も思います。

アンドレ・シューベルトはドイツサッカー連盟でユースの指導をした後、グラートバッハU23監督となりました。その後、ファヴレの後任としてボルシアをCLへ導いたものの、先日、成績不振で解任されたことは記憶に新しいところです。
シュテファン・シュミットは翌シーズンに、エネルギー・コットブスを途中から率いたのですが、4か月で解任。現在はシャルケU17を指導しています。

シューベルトの後にパウリを引き継いだトーマス・メグルは、暫定で2試合ほど監督を務め、その後はアシスタントコーチとしてライセンスの取得に専念。当時ホッフェンハイムIIで監督だったフランク・クラマーについで、2番目に良い成績でFußballlehrerのコースを終えています。蛇足ながら3番目で表彰されたのはハヴェルセで監督をしていたブライテンライターで、翌シーズンからシュテファンの後をついでパダボーンの監督に就任しています。

“Trainer!”はNetflixで見ることができます。なんと日本語字幕付きです。とてもよくできたドキュメンタリーで、サッカー監督という職業について、きっと見方が少し変わると思います。

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02 11 2016

独二部と三部のイケメンイレブン

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ドイツ二部リーグの後半戦が始まる時にあわせて書こうと思っていたのですが、忙しすぎて少し遅れてしまいました。祝ツヴァイテ再開!

リーグ再開を記念して、二部と三部から好みのイケメンを選んでイレブンを組んでみました。ほっとくとなぜか金髪薄毛が多くなりがちなので、そうでない選手も意識して入れました。
どの選手も顔だけでなくチームの主力として活躍中。顔だけなら他にもいると思うのですが、やっぱり実力がともなってこそのイケメン選手。それぞれ1チームから1人ずつにしました。選ばれなかったフライブルクやライプツィヒやFSVフランクフルト、ウニオン・ベルリンなどは、たまたま選びたかった選手とポジションがかぶっただけ。(…ということにしておこう)
例えばセンターバックはイケメンの宝庫だったので、なんとカイザースラウテルンのホイバッハを選外にせざるを得なかったという残念なできごとも。

で、選ばれた11名は君たちだ!(カッコ内はチームと年齢)



GK:ファビアン・ブレットロウ(ハレッシャーFC)(20)
RB:ユリアン・シャウエルテ(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)(27)
CB:ハウケ・ヴァール(SCパダボーン07)(21)
CB:ラッセ・ゾビーヒ(ザンクト・パウリ)(25)
LB:ニコ・ギーセルマン(グロイター・フュルト)(24)
MF:ミカエル・ヘフェレ(ディナモ・ドレスデン)(25)
MF:ハンノ・ベーレンス(1.FCニュルンベルク)(25)
RH:オヌル・ブルート(VfLボーフム)(20)
LH:山田 大記(カールスルーエSC)(27)
CF:アジズ・ブハドゥズ(SVザントハウゼン)(28)
CF:パトリック・ブライトクロイツ(エネルギー・コットブス)(24)

GKは三部から若手の有望株のブレットロウを選出。今期RBライプツィヒからハレに移籍し、スタメンを確保しています。移籍当時はレッドブル育ちというだけでハレのウルトラスに攻撃されたりもしました。(映像にも彼を中傷するバナーが映っています)
しかしその素晴らしいプレーを見るにつれ、周りの評価もあがってきました。ドイツのU-20代表にも招集されプレーしています。



 
同じチームから二人選べなかったために選外になったレンジンク(デュッセルドルフ)やヒンメルマン(パウリ)、キルシュバウム(ニュルンベルク)もお勧めです。

 
DFラインはセンターバックがとにかく激戦で、ヴァール、ゾビーヒ以外にディナモ・ドレスデンのヘフェレもここに入れたかったのですが、ヘフェレはDMFのポジションもできるので、中盤に移ってもらうことにしました。RBライプツィヒのアトゥンチ・ヌカンも正統派イケメンですが、やはり選外に。

こちらはザンクト・パウリのゾビーヒ。宮市君がパウリに移籍した頃に、同じように別メニューだったラッセが彼にドイツ語教えてあげていたという話が好き。



ここでパダボーンのヴァール君のイケメンぶりをみるといいわ!(鼻息荒く)



 
CBに比べるとサイドバックは右も左もけっこうな人材難でした…。その中でも左SBのギーセルマンは選手としてもお気に入り。右SBにはハインロートという選手がパダボーンにいるのですが、さすがに2人選ぶのは多いかなと思ったので、フォルトゥナのシャウエルテを入れました。
こちらがシャウエルテ君。



そしてここで、ギーセルマン君のFKを見てみましょう。



 
中盤にはディナモ・ドレスデンのヘフェレ。ドレスデンではセンターバックでプレーしています。難しいチームをまとめるキャプテンでもあります。



ヘフェレと共に中盤にはニュルンベルクのベーレンスを。なぜか好きな選手。昨シーズンはダルムシュタットで昇格に尽力。今期ニュルンベルクに移籍したのはとても意外でしたが、好調なチームを支えています。



 
右SHにはボーフムからブルート。優秀なボーフム・ユースからあがってきました。ボーフムには2008年から在籍している若手の注目株。こちらはまだ19歳の頃のブルート君のインタビュー映像。



左SHはイケメンというと多少の賛否両論はありそうですが、カールスルーエの山田選手を。1月にFoot!で放映された曺貴裁監督との対談では、本当に知性にあふれる選手だなあと感心しました。二部で頑張る日本人選手は無条件に応援です。



 
フォワードはエネルギー・コットブスのパトリック・ブライトクロイツとザントハウゼンのアジズ・ブハドゥズ。FWの選出にはかなり悩みました。二部と三部の前線にはイケメンが少ないという意外な事実も発見。

ブハドゥズはモロッコ生まれの選手で、先日の対パダボーン戦では同じくFWのヴォーテンと共に切れのある攻撃を見せ、ちょっと気になっていたところです。今期は14試合に出場、7ゴール5アシストと活躍中。今後も注目の選手です。
3年ほど前に、まだヴィクトリア・ケルンでプレーしていた時、Sportschauの今月のゴール賞を受賞しています。右がアジズ。



もう一人のフォワードは三部のコットブスから。実は私ブライトクロイツ兄弟のファンで、パトリックを紹介したかったからこのイケメン11を書いていると言っても過言ではありません!?

パトリックには双子の兄弟のスティーブがいて、彼は現在エルツゲビルゲ・アウエでプレーしています。パトリックが典型的なセンターフォワードであるのに対し、スティーブはセンターバック。この二人の対戦が三部で実現したときはちょっと話題になりました。

パトリックは昨シーズンはホルシュタイン・キールでプレーしていましたが、キールが入替戦で1860ミュンヘンに敗れて昇格を逃したため、シーズン前に数人の主力が移籍しました。彼もそのうちの一人ですし、今回のセンターバックにも入っているハウケ・ヴァールもそうです。(昨シーズンまでのキールはどれだけイケメンぞろいだったのかというw)

ちょっとごっつくて正統派イケメンとはいえないけど、良い選手なのでせひ注目してあげてください。



 
番外編として監督にはグロースアスパッハのレーム監督を。グロースアスパッハは一昨年レギオナルリーガ・ズートヴェストからプレーオフを経て三部に昇格。昨シーズンは15位で三部に残留。今シーズンは途中まで2位と大健闘しています。レーム監督は2008年にアシスタントコーチから始まり、2012年から監督としてこのチームの指揮を執っています。今後が楽しみな若手監督です。(全てがおでこになる日がいつ頃来るかも気がかりだ!)



監督は他にも三部ならヴュルツブルガー・キッカーズのホラーバッハや、ディナモ・ドレスデンのウーヴェ・ノイハウス監督、さらにはキールのナイツェル監督なども素敵です。二部はどうしてもフライブルクのシュトライヒさん一押しになってしまうので、あえてスルー。

ということで、二部三部の素敵な選手たち。一人でも気になる選手がいたらぜひチームも応援してあげてください〜。

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11 17 2012

アーヘンが破産、レギオナル降格

【Alemannia Aachen go bankrupt】

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ショッキングすぎるニュース。
3部所属のアレマニア・アーヘンが破産の手続きをとっていることを記者会見で発表し、DFLの規約に従い来季はレギオナル・リーガからスタートすることになりました。

現在のところキャッシュフローで4Mユーロが不足しており、それはさらに増える一方で破産手続きをとらざるをえない状況のようです。
クラブの経営責任者は管財人と共に再建案を提出し更生の道をさぐっていますが、最大の目的は強制的な清算という事態を回避することとコメントしているくらいですから、かなり状況は厳しい。歴史のあるチームなだけに悲しい出来事です。

同じように一部から三部までずるずると降格したハンザ・ロストックが黒字収支を発表していることを思うと、降格したからといってどこのクラブも必ず経営難になるということではないようです。もちろんどこも経営が大変であることは確かですが。
アーヘンの場合、2009年に建てた新・チボリ・スタジアム建設の負担が大きかったということなのでしょう。
総工費約50Mユーロ、ネーミングライツもチボリの名前を大切にしたいということで導入してなかったようです。
総工費のうち約4.2Mユーロはサポを対象としたクラブ債を発行。年利6%、2013年8月償還予定らしいです。うーん、これどうなるんだろう。
旧チボリのスタジアムはこじんまりとして雰囲気の良いスタジアムだったようですが、新スタジアムになってからはいつ試合を見てもゴール裏以外は客が入ってないのが気にはなっていました。

シャルケはアーヘンとはけっこう関係があって、ホルトビー、ヘーガー、モリッツはアーヘンユースでしたし、アーヘンで現在プレーしているシュトライトもシャルケから移籍した選手です。もうかなり前に交替しましたが、シャルケのリザーブチームを率いていたMarkus Högnerもアーヘンのユースチームを見ていました。

そういえばホルトビーもTwitter/Facebookでアレマニアへ向けてメッセージを書いていました。
そりゃあ気になりますよね・・・。



Youtubeに記者会見およびサポのインタビュー映像があります

映像の中、良い時も悪い時も知っているというアレマニアサポのおじさんもショックを隠せない様子ですね・・・。

 

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07 26 2009

09/10 ドリッテ・リーガ開幕

【09/10 3.Liga】

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応援しているチーム、気にしていたチームが2部に昇格しちゃったので、今年はいまいち力の入らないドリッテ(3部)リーガですが、今日から開幕です。1部、2部よりも2チーム多い20チームなので、試合数も多いんですね。
今年のドリッテ所属チームはこちら。並びは本日1節を終了した時点での順位になっています。

 1. FC Ingolstadt 04(2部からの降格)
 2. Jahn Regensburg
 3. Wacker Burghausen
 4. Carl Zeiss Jena
 5. Eintracht Braunschweig
 6. VfB Stuttgart II
 7. SV Sandhausen
 8. SpVgg Unterhaching
 9. 1. FC Heidenheim(レギオナルからの昇格)
10. Wuppertaler SV Bor.
11. Erzgebirge Aue
12. Werder Bremen II
13. Rot-Weiß Erfurt
14. Kickers Offenbach
15. Borussia Dortmund II(レギオナルからの昇格)
16. SV Wehen Wiesbaden(2部からの降格)
17. Dynamo Dresden
18. VfL Osnabrück(2部からの降格)
19. Holstein Kiel(レギオナルからの昇格)
20. Bayern München II

去年も作ったのですが、ドリッテリーガの地図をGoogleマップで作って下記につけました。

 

より大きな地図で 3.Liga – 09/10 を表示

 

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06 02 2009

SCPニュース#55 : パダボーン、2部昇格

【SCP#55: 3.Liga nie mehr!】

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いえええええええい!
パダボーン、2部昇格です。
入れ替え戦第2戦もオスナブリュックに1-0で勝利し、2勝して見事に昇格を勝ち取りました。



後半始まってすぐに、ホルストがPKを献上したときはどうしようかと思いましたが、GKのイェンゼンがよく押さえてくれましたー。
それ以外にもイェンゼンは相手シュートをすばやい反応で防いだ好セーブがありました。ほんとに頼りになるキーパーです。(来期、残ってくれるんだろうかー。SCPのキーパーは質が高いので、いつもどっかに引き抜かれるからなあ・・・)

いやいやそんなことより、今は昇格を祝いましょう。バンザーイ。

 

VfL Osnabrück – SC Paderborn 07 0:1 (0:0)

【Tore】
0:1 Löning (63., Linksschuss, Vorarbeit Güvenisik)

【VfL Osnabrück】
Berbig – Engel, Cichon, Omodiagbe, A. Schäfer – Heidrich – Surmann (65. Grieneisen), Geißler (46. Peitz) – Frommer (46. Marvin Braun) – Reichenberger, Sykora

【SC Paderborn 07】
K. Jensen – Wachsmuth, Mohr, Holst, Gonther – Krösche – Guié-Mien (56. Brandy), Brückner (87. Strohdiek) – Alushi – Damjanovic (36. Güvenisik), Löning

 
決勝点はギューフェ二シュクがラストパスを出し、レーニンクが決めたものです。
GKと1対1になったとはいえ、レーニンクに余裕はなかったのですが、ああいうとき彼はあまりはずさない選手なんですよねえ。シュートがうまいというか。
相手GKは足にちょっとだけ当てたけど、そのままボールはゴールポストの方へ向かっていき、内側にはねて入りました。

オスナブリュックは第1戦よりは良い時間帯もありましたが、コメンテーターも何度か言っていたように、SCPの方がはるかに組織的なチームでした。まあ、プレッシャーでSCPもこの試合は途中堅くなっていましたが・・・。

さて、ツヴァイテ。うれしーなー。

ドリッテだともちろん映像もほとんどないですが、ツヴァイテならラジオがあったり、放送があったりするので、3部にいるよりずっと情報が得やすいのです。
監督やチームがどうなるのか、いろいろ心配ではありますが、今夜は幸せな気分で余韻に浸ることにします・・・。

 

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05 30 2009

SCPニュース#54 : 入れ替え戦はSCPが先勝

【SCP#54 : SCP won the 1st Leg of Relegation match】

Published by under 3.Liga,SC Paderborn 07

入れ替え戦始まりました。
一昨日のコットブス対ニュルンベルクはCLの寝不足がたたり、起きられなかったのですが、昨夜のSCパダボーン対VfLオスナブリュック戦は気合を入れて3時半キックオフに合わせて起床。
(ちなみに1部への入れ替え戦はニュルンベルクが3-0でコットブスに勝利し、第1戦をものにしています)

WDRで中継があり、久々にSCPの試合を観戦しました。

 

SC Paderborn 07 – VfL Osnabrück 1:0 (0:0)

【Tore】
1:0 Löning (78., Linksschuss)

【SC Paderborn 07】
K. Jensen – Wachsmuth, Mohr, Holst, Gonther – Krösche – Guié-Mien (90. + 3 Brandy), Alushi, Brückner – S. Krause (69. Löning), Damjanovic (57. Güvenisik)

【VfL Osnabrück】
Berbig – Schuon, Cichon, Omodiagbe, A. Schäfer – Heidrich – Surmann, Geißler (85. Reichenberger) – Grieneisen, Frommer (76. Peitz), Sykora

 
2部の下と3部の上では実力差はほとんどないんじゃないかと思いました。むしろ、シーズンを通して8勝しかできず入れ替え戦に回ってきたオスナブリュックよりも、3部のHerbstmeisterであり、シーズン後半まで優勝を争ったSCPとでは、チームの成熟度と完成度が全然違う気がしました。
オスナブリュックはサッカーチームとしてはすでにちょっと壊れてしまっているというか、個人だけでプレーしている感じでした。監督のテンパリ方もすごかったです。

試合は終始、SCPが押していました。
前半はダムヤノヴィッチがとてもよく、57分に彼に替えてギューフェ二シュクを入れるなんてどういう采配なんだと思ったけど、入ってきたギューフェ二シュクも素晴らしい出来で、結果として1試合を通して攻勢を続けられたのはよかったと思います。
あと、レーニンクもよかったなー。

試合は序盤は左サイドのブリュックナーのところへ長いパスがよく通り、そちらから仕掛けることが多かったです。右サイドはギエ・ミエンがイマイチだったかなー。
アルシが中盤から何度もチャンスを作りますが、この日はパスはいつもより精度が低かったかも。ただ動きはよくて、クレーシェとのワンツーでアルシがゴール前にするするっと入っていった時は超エキサイト。ゴール前でもたもたしてGKに阻まれちゃいましたが。
38分にダムヤノヴィッチがトラップしたボールを頭上にあげて、振り向きながらダイレクトでシュートしたシーンもすごかった。
それでも得点はできず、前半は0-0で終了。

このまま引き分けだったら負けに等しいよなーとちょっと暗くなり始めた後半の78分、相手DFのOmodiagbeがゴール前でボール処理をミスし、それを拾ったレーニンクがきれいにゴールを決めてSCPが先制します。
おおお、キター。

その後もPKだろ、というシーンやギューフェ二シュクが何度も決定的なチャンスを作るのですが、結局追加点ならず、1-0で終了。次の試合のことを考えるもう少し点を取っておきたかったな・・・。

それにしてもパラゴンアレーナの雰囲気は最高でした。チケットは完売で15,000人。
やっぱり映像で見ると改めていいスタジアムだなーと思います。

さて、第2戦は月曜日15時半からオスナブリュックのスタジアムであります。パダボーンからオスナブリュックってけっこう近いんですよねー。縁起モノの写真などを飾りつつ。



Glückauf!

 

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05 24 2009

SCPニュース#53 : SCPは3位で入れ替え戦へ

【SCP#53 : SCP will play relegation match】

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昨日は一応、ドリッテの放送もあったのですが、カンファレンスというより、ザントハウゼン対イエナの試合を中心に、他会場でゴールがあればそれをちょっとだけ映すという感じでした。
イエナは負けたら他チーム次第では降格していたので、最後まで全員が必死のプレー。サッカーの質はともかく引き込まれるものがありました。
引き分けに持ち込んで残留が決まり、放心しているサポの姿にこちらまで放心してしまったり・・・。

イエナの菊地とアミランテはどうするんでしょうね。去就が気になります。あと、シュトレッサーというのがけっこういい選手でした。

さて、肝心のパダボーンですが、前半は速報でも全く動きがなくやきもきしましたが、終了間際にアルシのCKからダムヤノヴィッチがヘディング。キーパーがはじいたボールをさらに詰めていたクラウゼが足で決めてまず先制します。

後半51分にはやはりアルシのFKからモハーが頭で決めて2点目。3点目はギエ・ミエンからのクロスをギューフェ二シュクが決めます。
まあ、相手が相手なだけに勝つとは思っていたけど、勝っただけでは2部への文句なしの昇格である2位には届かなかったわけで・・・。
ハイライトはこちらに。

入れ替え戦の予定ですが、5月29日(金)20:30キックオフ。これはパダボーンのホームで。
そして2nd Legは6月1日(月)15:30キックオフ。これは相手のホームで。
対戦相手はこれから始まるツヴァイテの最終結果によって決まります。(対戦相手はオスナブリュックに決まりました)

2位になったのはフォルトゥナ・デュッセルドルフ。10年ぶりの2部復帰だそうです。
個人的には意外な結果。

デュッセルドルフは前半折り返し時点で4位。なんとなく肝心の試合で勝ちきれない精神的な弱さも感じていたのですが、最後の3試合はプレッシャーがかかりながらよく勝った!という感じです。
なかなか実現しそうにないと思っていたケルン対デュッセルドルフという超仲の悪い街同士のダービーも、なんとなく視野に入ってきましたねー。実現したらマジ怖いわ。どっちのサポもgefährlichすぎる・・・。

デュッセルドルフの試合の様子はこちらで確認できます。

スタジアム、すごい盛り上がりです。

 

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05 20 2009

SCPニュース#52 : ドリッテ第37節の攻防

【SCP#52 : 3.Liga Spieltag 37】

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1部よりも気になる3部の結果。土曜日は13時半から全試合同時開催でした。
TwitterでkickerがやっているドリッテリーガをFollowしていると、kickerのライブスコア画面よりも早く速報が飛んでくるので、それをチェックしながらやきもき。

気になる試合は3つ。私の希望はかっこの中です。

SCパダボーン対ブルークハウゼン(SCPの勝利)
カール・ツァイス・イエナ対ウンターハヒンク(ウンターハヒンクの負け)
アーレン対フォルトゥナ・デュッセルドルフ(デュッセルドルフの負け)

試合前の順位はこうでした。SCPは4位。せめて3位までに入らないと昇格の望みはありません。



試合開始10分までに、いきなり立て続けにこのお知らせが来て大喜び。

Carl Zeiss Jena – SpVgg Unterhaching 1:0 Tor: Ziegner (4., Foulelfmeter)
Carl Zeiss Jena – SpVgg Unterhaching 2:0 Tor: Schembri (8.)
SC Paderborn 07 – Wacker Burghausen 1:0 Tor: Damjanovic (9.)
SC Paderborn 07 – Wacker Burghausen 2:0 Tor: Krause (13.)

ところが、14分にはデュッセルドルフが先制。

VfR Aalen – Fortuna Düsseldorf 0:1 Tor: Lambertz (14.)

26分にアーレンがデュッセルドルフに追いつきます。

VfR Aalen – Fortuna Düsseldorf 1:1 Tor: Bohl (26.)
SC Paderborn 07 – Wacker Burghausen 3:0 Tor: Damjanovic (25.)

同点にされていたイエナが再び、ウンターハヒンクを突き放します。

Carl Zeiss Jena – SpVgg Unterhaching 2:1 Tor: Nagy (28.)
SC Paderborn 07 – Wacker Burghausen 4:0 Tor: Wachsmuth (30.)

と思ったら、イエナ、また追いつかれているしw

Carl Zeiss Jena – SpVgg Unterhaching 2:2 Tor: A. Fink (36.)

おお、また突き放した。イエナ、えらいっ。(このあたりはほとんどイエナ応援団の様相)

Carl Zeiss Jena – SpVgg Unterhaching 3:2 Tor: Schembri (44.)
Carl Zeiss Jena – SpVgg Unterhaching 4:2 Tor: Hähnge (67.)

一方、アーレンは根性を見せることができず・・・。

VfR Aalen – Fortuna Düsseldorf 1:2 Tor: Kadah (72.)

その間に、SCPはいままでの試合がいったい何だったのか分からない爆発ぶり。

SC Paderborn 07 – Wacker Burghausen 5:0 Tor: Güvenisik (75.)
SC Paderborn 07 – Wacker Burghausen 6:0 Tor: Güvenisik (80.)
Carl Zeiss Jena – SpVgg Unterhaching 4:3 Tor: Zillner (88.)

結局、試合結果はこのようになりました。アーレンはせめて引き分けてほしかったな。

SCパダボーン 6-0 ブルークハウゼン
カール・ツァイス・イエナ 4-3 ウンターハヒンク
アーレン 1-2 フォルトゥナ・デュッセルドルフ



SCPはかろうじて3位に引っかかっています。このままだと入れ替え戦にまわることになります。

最終節、パダボーンはアウェイでシュツットガルト・キッカーズと、デュッセルドルフはホームでブレーメンII、ウンターハヒンクはホームでアーレンと対戦します。シュツットガルト・キッカーズは最下位で降格も決まっているから、それほど手ごわい相手ではなさそう。
ウンターハヒンクと対戦するアーレンはこの試合に勝って降格圏脱出&残留がかかっているので、こちらの方が必死でしょう。デュッセルドルフと対戦するブレーメンIIも負けると他のチーム次第で一気に降格になりそうなので、そのあたりのチームに期待したいのですが・・・。

どうやら、WDRやDSFあたりがライブでカンファレンス放送をしてくれるらしいので、運が良ければネット観戦できるかも。
もう今からどきどきします・・・。

 

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05 14 2009

SCPニュース#51 : ドチェフ解任

【SCP#51 : Pavel Dotchev dismissed】

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あー、マジかよ・・・。ショックで立ち直れない。
シーズン終了まであと2試合じゃないの。しかも昇格の可能性はまだ十分あるのに。

昨日、ブレーメンIIに2-0と負けたことを受けて、SCパダボーンのパベル・ドチェフ監督が解任されました。
最初は彼のことを全然知らなかったので、別に好きでもなんでもなかったのですが、試合を見たり、インタビューを聞いたりしているうちに、これは素晴らしく才能のある監督だと大ファンになっていただけに、ものすごく残念です。
ドチェフと一緒に2部に昇格したかったよ・・・。

後任はAndre Schubert。
以前はユースの責任者でしたが、4月のあたまにマネージャーのChristian Schreierが突然解任されたあと、後任に任命されていました。



うー、この写真を見ると泣きたくなるな。みーんないなくなっちゃった・・・。
(左からマネージャーのChristian Schreier、フィンケ会長、ドチェフ監督)

サポから『Fußbalgott』(フットボールの神さま)とまで言われたドチェフ監督なので、この先の仕事は引く手あまただと思いますが、彼を手放してしまったSCPがどうなってしまうのか、とにかく心配でなりません。

 

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05 10 2009

ウニオン・ベルリン、2部昇格

【1.FC Union Berlin promoted to 2.liga】

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昨日のことですが、残り3節残し、35節目にして1.FCウニオン・ベルリンが2部昇格を決めました。
32節にウンターハヒンクにうっかり負けるまでは、18試合負けなしというとんでもない強さをみせていたのですが、ここにきて1敗1分だったので、もしかして昇格のプレッシャー?と、ちょっと期待したけど、そんなこともなかったみたい・・・。



35節までで、21勝3敗11分勝ち点74得失点差36ってすごい成績です。
3敗はバイエルン・ミュンヘンIIとヤン・レーゲンスブルクとウンターハヒンクに対してのみ。
失点がすごく少ないチームなんですね。55得点に対し19失点。次に失点が少ないのがデュッセルドルフの27ですから、いかにベルリンが固いチームかわかります。

ま、もちろん昨日、ベルリンが昇格するには、他のチームの結果も左右していたのですが、肝心のパダボーンはアーレンと引き分け、3位のウンターハヒンクはディナモ・ドレスデンに敗れております。
デュッセルドルフは現在、試合が行われていますが、現時点で59ポイントなので、残り4試合に勝利してもベルリンには勝ち点が届きません。

ちょうど、TwitterでドリッテリーガのLiveスコアをチェックしていますが、ブラウンシュバイク対デュッセルドルフの試合がすさまじい点の取り合いになっています。このまま4-4での引き分けを希望~。

追記:とか言ってたら、デュッセルドルフの試合が終わりました。あまりにすさまじいのでTwitterをコピってみたわ・・・。

Eintracht Braunschweig – Fortuna Düsseldorf 5:5 (1:2) Schlusspfiff

Eintracht Braunschweig – Fortuna Düsseldorf 5:5 Tor: Banser (90.)

Eintracht Braunschweig – Fortuna Düsseldorf 4:5 Tor: Christ (85.)

Eintracht Braunschweig – Fortuna Düsseldorf 4:4 Tor: Boland (62.)

Eintracht Braunschweig – Fortuna Düsseldorf 3:4 Tor: Costa (54.)

Eintracht Braunschweig – Fortuna Düsseldorf 3:3 Tor: Lenze (52.)

Eintracht Braunschweig – Fortuna Düsseldorf 2:3 Tor: Lambertz (51.)

Eintracht Braunschweig – Fortuna Düsseldorf 2:2 Tor: Lenze (49., Foulelfmeter)

Eintracht Braunschweig – Fortuna Düsseldorf -:- (1:2) Ende 1. Halbzeit

Eintracht Braunschweig – Fortuna Düsseldorf 1:2 Tor: Jovanovic (12.)

Eintracht Braunschweig – Fortuna Düsseldorf 1:1 Tor: Christ (10.)

Eintracht Braunschweig – Fortuna Düsseldorf 1:0 Tor: Morabit (1.)

 

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