Archive for 1月, 2017

01 12 2017

2016年をビールで振り返る

Published by under Japan Life



年末年始も仕事に没頭し、おせちも雑煮も食べなかったせいか、新しい年になったという実感が今一つ湧きません。昨年もひたすら仕事に明け暮れた年でしたが、それでも国内外を旅行する機会に恵まれました。ようやく時間が取れたので、各地で味わった美味しいビールを通して2016年を軽く振り返ってみます。

2016年春:山口市(山口地ビール)



レノファ山口がJ2に昇格したことで、山口県に遠征するという楽しみが増えました。山口県出身として喜ばしいことです。



山口市で飲んだ地ビール4種。これ以外にもケルシュもあるんですよね。一緒に食べたピザも美味しくて大満足。醸造所のあるレストランは、足がないとなかなか行きづらいところにありますが、また機会があったらぜひ行ってみたいものです。

2016年夏:ロンドン・メリルボーン(Greene King IPA)



2016年は珍しく会社の夏休みにあわせて旅行をしました。サッカーを見ようと思うと、どうしてもシーズンオフは避けてしまうのですが、この時はリヴァプール対バルセロナのプレシーズンマッチのためにロンドンに行きました。
便利なので、宿泊するのはだいたいベイカー・ストリート近辺なのですが、ホテルから少し歩くとレストランやパブの多い通りに出ます。
ビール、ビールとウロウロしながらも、小心者なのでなかなかパブに入れず、やっと意を決して入ったInn 1888というパブで一杯。
東京でもIPAは良く飲みますが、暑い時期に飲む本場のIPAは格別でした。

2016年夏:ドレスデン(Feldschlösschen)



ロンドンからは旧東ドイツ側へドイツ二部の試合を求めて移動しました。といってもドレスデンへは観光ですけど。
Feldschlösschenはディナモ・ドレスデンの胸スポンサーでもあり、てっきりドイツのビールだと思っていたら、本社はスイスなんですね。観光客の多そうなレストランで、コワそうなおばさまがホールを一人で切り盛りしていましたが、料理もビールもワインも美味しかったです。

2016年夏:アウエ(Lotters Weißbier)



昨年くらいからエルツゲビルゲ・アウエの試合をチェックするようになりました。アウエについては他のポストでも紹介しています。ザクセン州でも山の中で、行く機会はないだろうなと思っていたのですが、ドレスデンやマグデブルクを訪ねた際に、思い切って足を伸ばしてみました。
泊まったホテルに併設されているレストランで醸造されているビールは、2016年に飲んだビールの中で最も美味しいものでした。ドイツ二部に昇格して、最初のホームゲームで勝利した後だったので特に。

2016年冬:スイス・ルツェルン(Eichhof)



11月にスイスへ仕事で出張しました。本社を訪れる前に、ワールドカップ・ヨーロッパ予選スイス対フェロー諸島戦を観戦するために、一日ほどルツェルンに滞在。
ランチで入ったイタリアンで出てきたEichhofは、ルツェルンの地ビール。リスのロゴが可愛いです。ほんのりと甘く、それでいて苦味もしっかりと感じました。
レストランに一人で入るのは苦手ですが、ビールを頼むとお店の人が笑顔になるのは嬉しいものです。

最後は2016年秋:千葉市(クラフトビール各種)



秋に、ジェフ対京都の試合後に友人同士で集まり、千葉駅近くのクラフトビールのお店でビールを楽しみました。
ジェフは残念ながらもまたしてもJ2でプレーすることになりましたが、サッカー話をしながらわいわいビールが楽しめるのはどこのディビジョンでも変わらないもの。2017年もホームでもアウェイでも美味しいビールを楽しみたい。(そしてできれば昇格の喜びをビールで味わいたいです)

では今年もどこかのパブでお会いしましょう。


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01 10 2017

『クラブ・デ・クエルボス』に夢中

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メキシコ・シティから車で三時間。ヌエボトレドは観光資源のない貧しい街です。しかしこの街には人々が誇りに思うものがひとつだけあります。それがメキシコ一部リーグでプレーするクエルボスFCです。

1979年に資産家のサルバドル・イグレシアスが元となるサッカーチームを買収、84年には一部リーグへ昇格と、クラブは順調に成長を続けてきました。ゼネラルマネージャーのフェリックスは、強豪のパチューカから誘いが来るような辣腕家で、オーナーのサルバドルと共に8年計画をかかげ、長期的な視野でクラブの将来を考えています。リーグを裏で牛耳る大物代理人の悪影響も排除し、スタジアムや施設も他チームにひけをとらない立派なものです。「クラブ・デ・クエルボス」の未来は輝いていたのです……サルバドルが急死するまでは。



Netflixオリジナル作品「クラブ・デ・クエルボス」は、サッカー好きならどこか感じるところのある、良質なドラマだと思います。架空の町ヌエボトレドを舞台に、新会長の座をめぐって母親違いの姉と弟が激しく争う愛憎劇を面白おかしく描き、さらに登場する全ての人物が魅力的です。そしてチームは、胸のすくような勝利もありますが、肝心なところでは勝てず、努力する者が必ず報われるということもありません。みんなが勝手な自己主張をし、欲望のままに生き、人に迷惑をかけては相手が悪いと責めます。一度はうまくいったかのように見えても、次には人生の悲哀を感じさせる出来事が起こるのです。この試合に勝てばプレーオフ、あるいはこの試合に勝てば残留。でも待ち構えているのはやるせない現実だったりします。サッカー好きなら共感する部分も多いかもしれません。

シーズン1では、弟のチャバ・イグレシアスが会長となります。口がうまく、当初は熱狂的に迎えられますが、自分が一番でありたいと強く願いすぎることで、次々と問題を巻き起こします。そしてチャバが、南米のレアル・マドリードを目指して、数々の無謀なアイデアをごり押したことで、クラブは徐々に壊れていきます。

姉のイサベルは父の生前からクラブ経営を助け、いずれは自分が会長になると考えていたのですが、女であることを理由に、一族やマネージャーのフェリックスに頭を押さえられます。イサベルもまた自己中心的で気が強く、カッとなると余計なことまで口走ってしまう欠点を持っているのです。さらに遺産の相続をめぐって、故サルバドルの子供を宿していると主張する謎の美女マリ・ルスが登場。家族間の問題をもっと複雑にしていきます。



私が個人的にすごく好きなのはチームに所属する選手たち。この架空のチームのサポーターになりたいくらいです。

女好きでだらしがないけど、どこか憎めないフォワードのポトロ、レギュラーの座を獲得するために、チームメートに入れ知恵され、娼婦(?)を使って監督に取り入るトニー。浮気により壊れた妻との関係を取り戻すために必死なモイセス。23年間クラブ一筋にプレーし、引退を間近に控えるGKのラファエル。特にシーズン1のラファエル引退試合の回は、涙なくしてはみられませんでした。

あと、途中から登場するアイトルという選手の強烈な個性。バルセロナでプレーしていた現役スペイン代表の彼は、有名なお騒がせセレブ。数々のゴシップを繰り広げてきたこのスター選手の性癖ときたら。

とにかく見始めたら止まらなくなり、週末二日間でシーズン1(13話)、シーズン2(10話)を全部見てしまいました。ラテン系らしくエロも満載です。出てくる俳優たちがみんな素敵なので、気が向いたらぜひ鑑賞をお勧めします。

そして見た後にはみんなで一緒に叫びましょう。
クエルボス!クエルボス!

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