戻りつつあるスタジアムの光景

Nordkurve

パンデミックにより無観客となったドイツの試合をテレビで見ているうちに、だんだん以前のような情熱をサッカーに対して持てなくなっていることに気がつきました。もちろん昨シーズンのシャルケのゴタゴタや、最終的には2部に降格するに至った試合内容の悪さも、大きな要因の一つだったのは確かです。

『Fan.tastic Females展』を見てきました

12月に1週間ほどドイツへサッカー観戦旅行に行ってきました。以前に紹介した『Fan.tastic Females展』を、タイミングがよければどこかで実際に見られるかもしれないと、ドイツに行く前にFacebookの公式サイトで確認。あった!と思ってよく見たら、なんと隣町のミュージアムでの開催じゃないですか。駅前にあるドイツサッカーミュージアムではなくて、クラブの敷地内にあるミュージアム内です。

サッカーと暴力と政治の狭間で

(写真は内容とは一切関係はありません) 今年の8月、旧東ドイツのケムニッツで大規模な極右のデモが行われました。デモにはかなりの数のフーリガンが参加しました。なぜフーリガンは極右化するのか。事件の後、Zeit紙に、『フーリガンは自らを”民意を執行しているだけ”とみなす』という興味深い記事が出ていました。

2部から見たRBライプツィヒ

2016/17シーズンの大きな話題となったRBライプツィヒについて、ドイツ2部のコラムとして、『17人の愛好家による独ブンデスリーガ&ツヴァイテリーガ16-17シーズンの“中間考査”・1』に書いたものを一部修正して掲載します。 (初出:2017年2月) ラーゼンバルシュポルト・ライプツィヒが2部にいた2年間は、ファン文化の観点からも非常に興味深いシーズンだった。試合のたびに、ウルトラスを中 […]

コチとワールドカップトロフィーの話

スレイマン・コチは2013/14シーズンの冬にパダボーンに移籍してきた選手の一人です。 パダボーンに移籍する前はベルリン近郊のポツダムにあるSVバベルスベルク03(ドリッテリーガ/3部)でプレーをしていました。 2011年12月、コチは他のプロサッカー選手仲間らと共にカジノ強盗の容疑で逮捕され、ベルリンの地方裁判所で3年9カ月の求刑を言い渡されます。 彼はこの時点でバベルスベルクからの契約を解除さ […]