ルッテン・インタビュー

ルッテンのインタビューはあちこちに出ているのですが、追っかけきれないのでひとまずシャルケ公式より。
インタビューというより、『ルッテン語録』って感じかなあ。
なかなか一筋縄ではいかなそうなおっさんです。こういう要求の高い、厳しい監督は嫌いじゃない。重要なのは、彼がその要求に見合ったノウハウを持っているかということですかね。

『チーム内の言語について』
当然ながら私の目標は、みんながドイツ語を話し、理解するということだ。ただそれには、たとえばファルファンなどはすべてを理解するには時間が必要となる。幸運なことにチームには南米の選手もいるが、かれらはドイツ語を話し、サポートしてくれる。サッカーに関する言葉なら、私は、スペイン語とポルトガル語で指示することができる。オルランドはドイツ語は非常によく理解できるし、話せる。私たちは良い方向へむかっている。

『選手とのコミュニケーション』
私は監督として選手とたくさんのことを話してきた。いつも長い時間話す必要があるわけではない。練習場に向かう途中などで十分だ。1,2分でも大切なことはクリアにできる。

『評判:タフガイ』
私はプロとして、すべてがうまくいくようにしたい。
80パーセントではなく、100パーセントだ。これがスタッフと選手に要求することだ。選手は、自分が次へ行くためのステップとして何をするべきかを問わなければならない。そして全力でやらなければいけないということを知るべきだ。

『チームの質』
シャルケにきてまだ三週間ほどだ。選手がサッカーができるということはわかっている。先週はコンディションについていろいろなことを行った。
彼らと働くときには、私はたえず、チームの野望と決意を忘れさせないようにしている。

『競争』
私たちは多くの可能性を秘めた大きなチームをもっている。私にとって大切なのは、選手が互いのパフォーマンスと能力を尊重し、理解することだ。これらがあるなら、私たちは真のチームになるだろう。

『エンスヘーデ(トゥエンテ)とシャルケの比較』
シャルケの方がすべてにおいて大きいが、原則的な構造や手順はエンスヘーデと何も変わらない。私は、たとえすべて準備ができなかった状況下でも、まだ驚かされるようなことには出会っていない。

『ステフェンスとの比較』
まず、彼と比較されるなんて光栄だ。彼はとてもいいコーチで、ドイツで多くのことをなしとげたからね。彼がPSVでもきっと成功することを確信しているよ。ただ、それでもなにかしらの対比があるとしたら、私は彼のようではない。私には私の仕事のやり方がある。

『トレーニングでの修正』
いつもやっている。何か気になると、すぐに言って直すようにする。そして私だけでなく、私のスタッフもやっている。

『チーム作り』
私にとって、チーム作りというのは一回だけで測るものではなく、24時間の仕事である。
ときどき、チームが小さなことを成し遂げることがある。ただ、一緒に丘まで走って登り、それがチームを作ると思うだけでは十分ではない。
しかし、個人について測るには、そのようなプロセスももちろん必要である。

ルッテンの写真が・・・こんなのしかないー。
レンジャーズ戦の後、インタビューを終えてマイクをはずしているところ。ほんとに写真を撮るタイミングがいつもだめだめだなあ。



そして写したくないミュラーGMは、こんなにばっちり写っているというのが皮肉だ。もしかしてこれは愛?(ぜったいに違う)



ところで、シャルケ公式って、一応、英語のページもあるんですが、なんか原文と訳が微妙に違うんですよね・・・。
あと、英語がかなりぎくしゃくしているというか(翻訳機でも通してんじゃね?とまでは言いませんが)

日本語のページなんて超ぜいたくなことは言わないから、もうちょっと英語ページの速度と量と質をなんとかしてほしいものです。