第2節 ブレーメン対シャルケ04

ドイツに来て初のアウェイ遠征に行ってきました。
日本ではジェフの試合でたまに行っていたのですが、サッカー観戦の楽しみはアウェイ遠征にあり・・・だったりして?
前日からそわそわと応援グッズをそろえ、電車に遅れないようにと思うと眠れなかったり、あと、サッカーメインとはいえ、観光ガイドをメモってみたりとか、遠足と一緒w
ま、そのぶん、遠くまで行って負けた日には三倍くらい落ち込んだりしますが、ホームでは見られないものを見ることができたりもします。

ブレーメンはあいにくの雨でした。つーか、寒い。ほんとに8月?
こちら有名なブレーメンの音楽隊。
ロバの口にマフラーをくわえさせる楽隊ファン。



歩いている途中でシャルケ・バス発見。ついでに出待ちもしてみた(←バカ)



ヴェザー・シュタディオンです。
テレビで見るよりも小さく感じます。新しいスタジアムができるとかなんとか、大型ビジョンでシャーフがニュースをやっていました。でもこのスタジアムの感じ、けっこう好きだけどなあ。
ゴール裏からは少し遠いと思うけど、サイドの1階はかなりピッチには近いです。



試合前のブレーメン・応援席。



選手のコールをするとにきは、とにかく帰ってきたピサーロへの声援がすごかったです。
私からも、『おかえり、ピサーロ!』 (試合が始まったらけっこうやられまくったので、やっぱり帰ってこなくていいと思ったけどw)

【Tore】
1:0 Frings (64., Rechtsschuss, Vorarbeit Özil)
1:1 Westermann (85., Rechtsschuss, Höwedes)

【Werder Bremen】
Wiese – Pasanen, Prödl, Naldo, Boenisch – Baumann – Frings, D. Jensen – Özil (86. C. Fritz) – Rosenberg (75. Hugo Almeida), Pizarro (80. Sanogo)

【FC Schalke 04】
Schober – Westermann, Höwedes, Bordon, Pander – F. Ernst – Grossmüller (77. Sanchez), Kobiashvili – Halil Altintop (70. Asamoah), Rakitic – Kuranyi

試合はミッドウィークに代表戦に出場した選手の動きがちょっと重そうでした。ハリルなんて、最後の方、完全にガス欠してたし。
それにひきかえ、ブレーメンのエズィルはU-21の試合ではひどかったのに、この日は別人のようによかったです。モチベーションの差でしょうか。

シャルケはグロスミュラーがなあ・・・。
ルッテンやチーム関係者がようやく彼がチームにフィットしてきたと言って、がまんして使っていても、やっぱり個人的にはどうしても彼がボトルネックになっているようにしか思えない。判断が遅いし、試合にまったく入れない。
彼が下がってサンチェスが入ってから、チームが見違えるようによくなったのを見ると、やっぱり中盤でふたをしているのは彼なんだろうなという気がしてしまいます。彼にボールが渡るとペースダウンするんですよね・・・。

ラキティッチにはパサネンががっちりついていて、ラキティッチはことごとく負けていました。
一度だけ、パサネンがボール扱いをあやまったとき、ラキティッチが早くつめて、シュートまで持ち込んだ場面はちょっとだけ溜飲が下がりましたけど。
ブレーメンが1点リードして、シャルケのCKの場面で、すでにボールがコーナーに行っているにもかかわらず、パサネンがぐずぐずとその前に出て行ったボールを追いかけて時間かせぎしている場面は、こいつ、むかつくけどうまいなーと半分怒りながら、半分感心したりしていました。

あと、パンダーのCKからボルドンのシュートを、最後の最後でクリアしたのはベーニシュだったのね。(ああ、おれのベーニシュ。エズィルはがんばらなくてもいいから、きみはがんばりなさいね)

フリンクスのゴールは、まずコビのパスミスから。
ヘヴェデスがボールを受けたエズィルにフェイントでかわされ、エズィルからのパスをローゼンべリがスルーし、それをフリンクスが決めたものでした。あー、ヘヴェデス、あれはくやしいだろーなあ。
ブレーメンは、最初からピサーロがいい動きでフリーになっては、シュートを打ったりしていたのですが、ショバーが大活躍で、かなりシュートを防いでいます。あとは自分で勝手にはずしてくれたのとかもあったので助かりました、へたするとシャルケは昨シーズンの試合のように大量失点する可能性もあったかも。

シャルケはアザモアとサンチェスが交代でピッチに入ったあたりから、前に行けるようになり、85分にはラキティッチのショートコーナーから、アザモア→ラキティッチ→パンダーのクロスに、ヘヴェデスがヘディングでシュート。
ヴィーゼがうまくセーブして弾いた方向にヴェスターマンがいて、足で押し込みようやく同点!(ヴィーゼってわりと相手のいるところへ弾くイメージが・・・)
この瞬間は目の前だったので、めちゃくちゃ盛り上がりました。
選手が喜んでいるシーンがなぜか静止画のように見え、ボルドンがサポ席に向かって腕を突き上げている姿が、写真みたいだ・・・と思っていました。うう、劇的すぎる。



試合後は、初めての体育座り、キタワー。
おお、これはなかなかアウェイでしか見られない光景です。超うれしいかも。

 


 
負けてもおかしくない試合でしたが、引き分けに持ち込んだのはちょっと粘り強さがでてきたのでしょうか。
水曜日にはCLの2nd Legですね・・・。

 

第2節 ブレーメン対シャルケ04」への2件のフィードバック

  1. やっとネットで見たのでおじゃましにきました。
    アウエー遠征したんですね。行きの電車が遅れなくて何よりです。
    ハイコのTORが見れて出かけた甲斐がありましたね!

    時間が経ってしまったので、ちょっと私の方は緊張感が無くなってしまいましたが、
    後半、あの時間帯に追いついたのは大きいと思います。
    エズィルは半端なく気合入ってキレがありましたね。怖いっての。
    しかしショーバーがあそこまで、守り切ってくれるとは思わず、
    期待以上に頼もしくて嬉しかったです。
    DFも安心感が増したんじゃないですかね。
    CL予選の2節がアウエーだということを考えると、
    彼がここでノッてくれると予選突破も見えてくる・・・かな?

    引き分けでも体育座りがあったのは、
    あの同点弾が決まった時間もあるのかも。
    ホームじゃあの儀式を目の前で見るのは難しいかもしれませんね。
    アウエーならではのこの距離感が素晴らしいです。

  2. >のもんさん、
    ハイコのTORはもう目の前で、まさに時間がとまるっていうのはあんな感じかなと。
    ほんとに景色が静止画でした。
    あの時間帯に追いついたというのは、引き分けでも最高の雰囲気でしたねー。
    体育座りがあると思ってなかったので、めちゃくちゃ嬉しかったです!

    エズィルはシャルケ時代はなんだか頼りないところもある選手でしたけど、体つきもしっかりしてきて、ちょっと見違えるくらいよかったです。
    ブレーメンはすごくいい内容だったのに、いくつかあったチャンスをことごとく決められなかったのがなんとも。

    ショーバーはもうMOMですよー。素晴らしい安定感でした。

    いやもうこの調子で、明日も突破してくれるといいんですけど。

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