来季のチャンピオンズリーグ、予選免除キタキタ。
FC Schalke 04 – Hertha BSC 4:0 (1:0)
Torschützen
1:0 Huntelaar (32., Rechtsschuss, Matip)
2:0 Holtby (73., Linksschuss, Huntelaar)
3:0 Raul (84., Rechtsschuss)
4:0 Huntelaar (87., Rechtsschuss, Raul)
FC Schalke 04
Unnerstall (3) (90. Schober) – Uchida (3,5), Höwedes (3), Matip (2), Fuchs (3,5) – J. Jones (3) (85. Höger), Holtby (3) – Farfan (3,5), Raul (2,5), Jurado (3,5) (88. Marica) – Huntelaar (1,5)
Hertha BSC
Kraft (3) – Lell (5,5)(53. Ebert (5)), Hubnik (4,5), Janker (5), Bastians (5) – Perdedaj (4,5), Ronny (5) – Rukavytsya (6) (71. Torun), Raffael (5), Ben-Hatira (5,5) – Ramos (6) (46. Lasogga (5))
シーズン終盤に残留争いのチームと対戦するのはすごくイヤなんですが、キング・オットーのヘルタは、リードされてからはそこまでがむしゃらさは感じられず、このまま意地も見せずに落ちるつもりなの?と聞きたくなりました。
コビは2試合出場停止でお休みでしたし・・・。
放送がなかったので、ブンデス公式ラジオとストリーム放送を頼りになんとか観戦。あとで録画放送を確認しました。
それにしてもこの日のカードだったら、シャルケ対ヘルタ、フライブルク対ケルン、グラートバッハ対アウクスブルクのCL枠&残留争いでしょうに。フジにまあそう言ってもしょうがないけど。
スタメンにオバジが入っていましたが、ウォームアップ中に太もものあたりを痛め、急きょフラドが出場することに。
暑さのせいかどちらも低調なスタートでしたが、32分にフンテラールが先制してからはぐっとムードも盛り上がりました。
ヘルタのチャンスは前半はロニーのシュートをウンちゃんがはじいたやつくらい?ヘルタもレルのサイドからいい形は何度かあったけど、トラップやパスが長すぎたりで自らチャンスをつぶしていましたね。
シャルケはサイドを上がっていた内田へジョーンズからロングパスが通ったやつがよかった。あと31分のフンテラールへのクロスも。後半には切り込んでいってシュートに行こうとしたし。ああいうの、もうちょっと見たいです。
32分の先制点は、マティップがあれあれあれと思っている間にどんどんボールを持ってなぜか上がれてしまい(汗)、最後、フンちゃんへパスを出したところで勝負ありという感じでした。
マティップ、やっぱり面白い子・・・。あのドリブルしながら不思議空間を作り出して周りにストップモーションをかける能力は、元ジェフ千葉の中島浩司を思い出すわ。(えーっと、ほめてます。ジェフサポにしかわからないネタですみません。汗)
後半に入り、押しながらもなかなか追加点をとることができなかったのですが、73分にようやくホルトビーのビューティフルなゴールが生まれます。
ラース君からのフィードをヘルタのバスティアンが跳ね返したボールをフンテラールが受け、ホルトビーのところへ落としたのですが、確かにこの守備ではクラフトも怒るよねえ・・・。
そして84分にCKからようやく待ちに待ったラウールのゴール。
ここまで何度かラウールに惜しいチャンスがあっただけに、ついに決まった瞬間はもう涙が・・・。
その3分後には、これでゴール数でゴメスを抜くことになったフンテラールのダメ押しゴール。27点目!
88分、ラウールがわざとボールを外に出したので、もしかして交代?と思ったのですが、ショバーの最後のプレーのためにボールを出してゲームを切ったのでした。ラウール、最後の最後まで本当に素晴らしすぎる・・・。
試合後のセレモニーは残念ながら見られなかったので(なぜかHSVのセレモニーが映っていたのでそれを見ていました。汗。こういうところが間抜けw)、写真やシャルケ公式の映像などで確認。
なんだかもう今はまだ言葉にすることがむずかしいです・・・。
これまでシャルケでは見たことのないような豪華なセレモニーでした。
正直、本当にラウールとサヨナラするのかなというのが、いまでも信じられない気がします。
ガーディアンにホーニッヒシュタインが33節のまとめを書いています。
- Bundesliga farewells come early as Raúl and Ballack bow out at Guardian.co.uk
最初の2パラグラフでドイツ語の『Auf Wiedersehen』について触れています。
日本語にするとさよなら、英語でいうとFarewellやGood byeよりむしろ、See you again。とても礼儀正しい言葉で、ホーニッヒシュタインはなぜ英語で同じような言葉が発明されなかったのかと思うくらい、と書いています。
ドイツのスタジアムで『Auf Wiedersehen』を使うとき、むしろそれは皮肉を込めた場合が多く、たとえば相手FWがピッチから運びだされるときだったり、あるいは降格が決定したチームへこの言葉のチャントを投げかけたりします。
ただこの週に限っていうと、そういう皮肉な色合いはなく、本来の意味での『Auf Wiedersehen』があちこちのスタジアムでかわされたのでした。
またいつかどこかでお会いしましょう。(できれば来週のブレーメン戦で。爆)
ところで記事にある、『The Qatar-bound striker admitted that two of his sons had tried to convince him to stay for another season and almost sounded regretful.』 って文章。子供たちはあと1年残りたかったのね・・・。はあ、せつない。
>フジにまあそう言ってもしょうがないけど。
しょうがなくても言いたくなります!
フラドの先発は監督の粋なはからいかと思っていたのですが、オバシ負傷しちゃったのですね。
でも実はオバシのはからいだったりして・・・
>待ちに待ったラウールのゴール
私も泣いちゃいました。
本人が一番決めたかったのだと思いますが、あの試合を観ていたみんなが待ち望んだゴールですよね。
>これまでシャルケでは見たことのないような豪華なセレモニー
シャルケの大きな愛を感じました。本当に素敵なチームですね。
ラウールの子どもたちのこぼれ話なども知って、『やっぱりもう1年シャルケで!』と思い直してくれないかな~なんて、まだあきらめきれずにいます・・・
もう1試合残っていますが、ホーム最終試合で3位も確定しセレモニーも開催され、なんだか今シーズンは終わってしまったような感じで、ちょっぴり燃え尽き症候群状態です。
>みっきーさん、
またしてもお返事が大変遅くなってごめんなさい。
ゴールデンウィークは楽しくすごせましたか?
>オバシのはからいだったりして・・・
あはは、だったら面白いですけど(^^)
試合後にはオバジの姿も見えていたから、それほどひどくないのかと思ったら手術しないといけないみたいですね。
ラウールのゴールは泣いてしまいますよねえ・・・。
ほんとにもう見られないのかと思うと信じられない気がします。
あんなにもシャルケの中で存在自体がしっくりと来ているのに。
なんだか来季になってもラウールの姿を無意識に探してしまいそう。
>ちょっぴり燃え尽き症候群状態です。
私もです。最終節はなんだかすごく消化試合のように見てしまいました・・・。
もーほんとにほんとに、なんでリアルタイムで放送しないかなぁ。あほフジ。センスなさすぎ。
みんながラウールの足元を狙ってボールを回してたと思うんですけど、なかなか思うようにいかなくてね。
入ったときには、バンザイでした。神様もわかってるね。(笑)
あとはね、なんかね、ショバーが出てきたとこで全部吹っ飛んじゃって。。。
試合を見直そうと思うんですけど、いまはまだちょっと。。。
でも実は、ラウールがボール出して、ショバーとラースとラウールが交錯してた場面で、
試合終わったと思ってたんですよね。(苦笑)
画面は残り1・2分ってなってるけど、私が見てるとこ変?ってお間抜け状態でした。
フンテラールに頭ガシガシってされて、篤人とタッチして、ん?交代なの?ってやっとわかって、
涙ドドーーーーッ。いかん、あーゆー演出は。(嬉)
たまたま見てたとこで、放送延長でセレモニーが始まってラッキーでした。
いいセレモニーでしたよね。
ラウールがいなくなる実感がまったくないですね。
来季始まっても、ラウールは?ケガだっけ?体調不良だっけ?あっ違う違ういないんだ。。。ってなりそうです。
>kyokoさん、
ショバー、ほんとに好きだったんですねー。
私も実はもうちょっと現役でプレーするかなあと思っていたので、引退は予想外でした。
最後にプレーできてよかったです。
(でも、涙がでちゃうから、あれは反則w)
セレモニーよかったですよね。
ほんとにラウール、いなくなるのかな。発表があったいまでも信じられない気持ち・・・。