ゾーンディフェンスとは何か

私がJリーグの監督の中でも特に好きなヒロシこと松田浩監督のディフェンス論が3回シリーズで掲載されています。
Jマガは携帯のコンテンツなんですが、しばらく待っているとWebにも転載してくれるからいいなー。

守備論というと個人的に、トルシエのフラットスリー、その後、オシムのマンツーマンディフェンスにジェフサポとしてわりと深くとりこまれてしまったので、今回のヒロシのゾーンディフェンス論は、あーそういうことなのか!と目から鱗が落ちるような発見でした。
ちゃんと理解して実践している人って、説明もほんとにわかりやすい。
すごく参考になるのでぜひ読んでー。

今、ヒロシが指揮している栃木SCはJ2のチームですが、J2はなにげに頭脳派の監督が多くて、実に面白いリーグなのです。そういう意味では今年の江尻では勝ち目はなかったのかなと思うところもちょっとあります。
水戸の木山監督が清水へ移られてしまったのは個人的には残念ですが、来シーズンも各チームの駆け引きに目が離せません。(戦力だけ、あるいは監督だけでは勝ち続けていけないリーグだと思うよ・・・)

ちょっと加筆。
ヒロシのインタビュー第2回の冒頭で、『その昔、ブラジルがゾーンディフェンスをやっていて、ここにFWが対抗するにはDFとDFの隙間で受けることが大事だ』というくだりがあり、ふといま発売中の『サッカー批評49』に掲載されている千葉の米田コーチによる『受けの技術』を思い出しました。強力な守備ブロックを攻略するための『受け』の技術とは何か。
ヒロシのインタビューが守備論なら、米田コーチのインタビューはそれを打ち破るための理論。合わせて読むとかなり面白いです。

 

ゾーンディフェンスとは何か」への2件のフィードバック

  1. 興味深い記事の紹介をありがとうございました。Jリーグ黎明期に、選手が怪我続出でコーチが現役復帰した広島、ということがあったということを思い出しました。それが、ヒロシ監督だったのですね。

    ドイツではマンマークが割と最近まで(WM2002頃?)主流だったと思いますが、イングランドなんかは伝統的と言っていいほど、ゾーンディフェンスですよね。バクスターはあまり国内では監督をやっていないようですが、やはりイングラド人てところでしょうか。そう言えば、当時の広島もフォーバック、ミッドフィールダーが横に4人並んでサイド高め、典型的なイングランド型のフォーメーションでした。

  2. >A.F.さん、
    バクスター時代の広島ってけっこう強いイメージありますよね。
    コーチだったヒロシが現役復帰したころですね。
    今はフィンランドの監督も辞めてしまってフリーなんですよね。また日本に戻ってこないかな―。

コメントは受け付けていません。