今年のリベルタドーレス杯って、決勝がブラジルのサントスFCとダリオのいるペニャロールだったんですね。
むー、決勝の前に気がついていたら、試合見たかったわ・・・。
元シャルカーのダリオ・ロドリゲスが11Freundeでコパ・リベルタドーレス決勝のこと、シャルケのことについてインタビューに答えていますので、ちょっとご紹介。
- 『Dario Rodriguez über die Copa Libertadores und Schalke』 at 11Freunde.de
A: あれは典型的な決勝の試合だったよ。ふたつのチームが厳しく競い合って勝利を望んでいた。僕たちにチャンスもあったけど、最後にはサントスが勝った。リベルタドーレスで勝つことが夢だった。その夢はこわれてしまった。
Q: 敗戦についてすでに整理はついてますか?
A: とても悲しい。ウルグアイにカップを贈りたかったからね。こんなチャンスが再びすぐあるかどうかわからない。
Q: 試合のすぐ後にピッチで大きな乱闘があったけど何が起こったのでしょう?
A: 試合の後で、サントスのファンがピッチに降りてきて、ぼくのチームメイトを挑発したんだ。それで小さな争いが起こった。こういうことはブラジルではいつもよくおこることなんだ。
Q: 仲裁することはできなかったのですか?
A: 最初にもちろんぼくはチームメイトを守ろうとした。なにをするべきだった?みんな蹴ったり殴ったりしてた。でもぼくはすぐに選手たちを互いに押さえて仲裁しようとした。このような状況では誰も周りを見ることはできない。確かなことは暴力はサッカーにとってよくないということだ。
Q: サントスの選手たちと殴り合いについて話をしましたか?
A: いいえ。サントスの選手はこのことについて責められるべきではない。サントスのサポーターの一人が引き起こしたことだ。この火の粉はあっという間に引火した。サントスのチームは対決には興味がなかった。彼らはただ勝利を平和の内に祝いたかっただけだ。
Q: 2002年から2008年までドイツのゲルゼンキルヒェンでプレーしてましたね。ドイツにいたときのことはよく考えますか?
A: チームメイトや家族とサッカーについて話す時、自然にシャルケの話になるよ。ほんとに素晴らしい時間だった。ここ、モンテビデオで僕はブンデスリーガについてとても正確にフォローしている。ペニャロールは日曜日に試合がある。シャルケは土曜日が多い。だからちょうどいいんだ。
Q: シャルケの選手と連絡をとっていますか?
A: 特にバウムヨハンとは連絡をとっているよ。彼はまだ若い選手だけど、シャルケでうまくいくことを願っている。僕たちはときどき電話をするんだ。あともちろんマルセロ・ボルドン。
Q: 振りかえってみると、ドイツでの時代はあなたを変えた?
A: もちろんだよ。僕の娘はドイツで生まれた。彼女はいつもシャルケを思い起こさせる。あの時間はいつだってプライベートでも仕事の上でも重要な試練だった。とても大切な期間で、心にずっとその頃の印象が残っているよ。
Q: 2008年からモンテビデオに住んでいますね。故郷に再び戻るのは心地良いですか?
A: モンテビデオはとても美しい。特に夏が。妻とふたりの子供たちと一緒にとても幸せだ。今はプンタ・デル・エステの海に休暇に来ている。僕のキャリアとこれからどうするかをじっくり考えている。
Q: プロサッカーはウルグアイとドイツでは違いがありますか?
A: 情熱は同じだよ。大方の人が信じることができないだろうけど、ペニャロールとシャルケのサポはとてもよく似ている。僕たちのサポが黄色と黒を着ていてもね。一般的に言うとドイツ人とウルグアイ人もよく似ている。勝つことに慣れているんだ。
Q: 南米でのシーズンは終わりました。ドイツでの休暇も考えていますか?
A: どうして知ってるの?僕はすぐに行くんだ。つまり7月9日にあるマルセロ・ボルドンの最後の試合のためにね。僕はアレナでファンに会うのを楽しみにしている。選手が入場してくるときの感じがとても恋しいよ。
Q: でもここに残る?
A: 来年ぼくがキャリアを終えたら、いつかドイツへ戻るよ。もしかしたら監督としてかも。でも仕事があろうがなかろうが、そんなことはどうでもいいことだ。僕は戻る。これは確かだよ。
ダリオー!
『選手が入場してくるときの感じがとても恋しい』ってすごくわかります。あれだけはどこでも味わえない特別の雰囲気ですものね。
ボルドンの試合に出場するんですね。あー、見に行けないことがほんとに残念。