ラングニックがチームが大きすぎるとインタビューでも言っていた通り、マガトが無計画に(とサポの目には映った)拡大したクラブの選手数は、このシーズンオフでかなり積極的に減らされつつあります。
1. ニコラス・プレスタン
ニコラス・プレスタンとの契約は双方合意の上、解消されることになりました。
フランスのリールから昨シーズン移籍してきましたが、結局リーグ戦は3試合に出場しただけでシャルケを去ることになりました。
正直、プレスタンにはもうしわけないけど、彼の加入については、マガトがDFの帳尻合わせにとりあえずとってきたような印象は否めませんでした。移籍先はまったく未定なので、彼の今後にViele Glückとしかいいようがない。
2.ゲラルド・アザモア
2016年までのアザモアとの契約は双方合意の上、解消されることになりました。
アザは自分の今後についてずっと決めかねていたようで、ヘルトと話し合った結果、双方合意の上2016年までのシャルケとの契約はとりあえず解消することになったようです。将来的にサッカー選手としてのキャリアが終了した後は、シャルケのチーム大使の役割を担うこともあるそうです。
ヘルトは、この契約解消はシャルケとアザがお互い全く別々の道を歩むということではないと強調しています。
アザはパウリではレンタルでプレーしていましたが、パウリでプレーすることの楽しさを話していたので、もしかしたら来シーズンもパウリでプレーすることになるかもしれませんね。
3. アンドレアス・ヴィーゲル
リザーブチームからヴィーゲルがトップチームに昇格しました。
ヴィーゲル君については詳しくはこのへんに→(『ヴィーゲル、期待のU-19』)
ヴィーゲルは昨冬トップチームのトレーニングに帯同しましたが、ようやくプロ契約を結ぶことができたんですね。がんばれー。
ところで、リザーブのもう一人のホープ、クォチャラ君はどうしてるんだろ。マガトがいきなりシーズン当初にトップチームで起用してみんなをびっくりさせたあの子です。ケルンユース時代は『Wunderkind』(神童)として有名だったそうですね。リザーブではヴィーゲルより得点はあげてますが、プロ契約まではいけないのかしら・・・。
4. マルヴィン・ポウリー
お騒がせポウリーがデンマークのシルケボーへ移籍することになりました。
もとBVBユース出身でリバプールのユースにもいたこの子は、どういういきさつか(おそらく前GMミュラーのつて?)シャルケに加入し、性格的な問題から1860ミュンヘンやTuSコブレンツへレンタルに出され、ちょこちょこ問題をひきおこしておりました。
昨シーズンはシャルケのリザーブでプレー、19試合に出場して5ゴール。デンマークで落ち着いてくれるといいのですが。
以下、リザーブチームおよびU-19の移籍情報です。
5. リザーブチームの契約満了選手
シャルケIIは8人の選手との契約を更新しないことを発表しました。
その8人とはマヌエル・グロヴァッツ, ゲリット・ヘルマン, フィリップ・クラスカ、モウリス・クーン、デニス・ラパツィンスキ、ダニー・ラッツァ、マルヴィン・パチャン、ロベルト・シュタルクです。
あ、オレのパチャンももうシャルカーではなくなるのね。(涙)
ちなみにパチャンはVfB Hülsに移籍が決まっております。オラフ・トーンのチームですね。もともとここのユース出身なので、チームに戻ったというべきか。
ラッツァもドイツのアンダー代表で活躍したり、シャルケのトップチームでもプレーして将来を期待されていたと思うのですが、伸び悩んだのでしょうか・・・。残念。
6. アレクサンダー・ステヴァノヴィッチ
シャルケU-19からアレクサンダー・ステヴァノヴィッチがブレーメンへ移籍することになりました。
お兄さんのプレドラグが2011年1月にブレーメンへ移籍しましたが、弟も兄を追うようにブレーメンへ移籍しました。U-19では20試合で10ゴールと活躍していただけにちょっと惜しいですね。
いよいよプレシーズンが始まります。ブンデスリーガって早い!
ラウールのお誕生日っていつもオフ(あとは何かの大会中)だったから…お誕生日から練習が始まるのは新鮮です。
そして8/31までチームはいろいろと変わってきますよね。
なにはともあれ、11-12シーズンも宜しくお願いいたします。
アザモアというと黒人選手として初めてドイツ代表に選ばれた人でしたっけ?
その印象がとても強くて。
長くチームにいた選手が離れることは寂しいものです。
ユリアン君に次ぐ選手がどんどんでてくるといいですね。
>pepitaさん、
いよいよトレーニングも始まったみたいですね。
ほんとあっという間です。リーガはもう少し遅いんですよね。
ラウール、お誕生日おめでとうー。
チームメイトと一緒に祝う誕生日っていうのも新鮮かも(笑)
こちらこそ11-12シーズンもよろしくお願いします。
アザモアはそうですね、ガーナ出身で東西ドイツ統一後は黒人選手で初めて代表に選ばれた選手です。
彼は心臓に疾患をもっていて(アフリカの選手って多いですよね・・・)、シャルケではスタジアムに緊急の心臓医療機器が備えられていました。アフリカに住む心臓病の子供たちのためにアザモア基金というのシャルケにいる時代に始めました。
ほんとに明るくてみんなに愛されているシャルケの顔のような選手です。
彼がおそらくこの先もシャルケでプレーしないであろうということはすごくさみしいですけど、縁が切れるわけでは決してないので、いつかチームに違う形でも戻ってきてほしいと思います。
若者はほんとにユリアンに続く選手がまた来シーズンも現れるといいですよね。
そういう意味ではすごく楽しみです!