アレマニア・アーヘン 0-4 シャルケ04

今週は昇級テストがあり、初めての口述テストで精神的にぐったりしていたので、アーヘンに行く気力がありませんでした。
アーヘン・ホームのティヴォリ、一度は行ってみたいのですが・・・。
かわりにDSFでテレビ観戦。

　
アーヘンの選手は知らないなーと思っていたら、アウアー発見！
そうだ、なぜかボーフムからツヴァイテへと移籍したんでしたね。今日もアウアーらしさ爆発！の場面を見てちょっとうれしくなりました。まあ、アウアーらしいというのが、フリーで、当てれば1点の場面でずっこけたというとこなんですけど（汗）

シャルケのスタメンは、クルスタイッチとノイアー、ラフィーニャの不在を考えると、現状ではこれがベストと考えられる布陣。

DFラインはパンダー、ボルドン、ヘヴェデス、ヴェスターマン。
最初は左にラキティッチ、真ん中がクラニィ、右にファルファンでしたが、後半はラキティッチとファルファンの位置を入れ替えてきました。
ティヴォリ、試合前にYou’ll Never Walk Aloneを歌っています。ドイツのクラブはほんとにゆるねば、好きですねえ。
入場時には、シャルケのマスコット・Erwinとアーヘンのマスコット・Alexがふたり一緒に横断幕を持って入場。ドイツでもマスコットが他のスタジアムへ遠征ってあるんだー。ふたりともぶさかわいい。

ヴェスターマンはユーロ以来・・・いや、ユーロではプレーしている場面を見てないから（けっ、レヴめ）、プレーを見るのはセルビアとの親善試合ぶりです。
右手に包帯のようなものをしていましたが、怪我？
まさかユーロのときに痛めた手がまだ治りきってないとか？

立ち上がりはアーヘンにいい形を作られることもけっこうありました。中央でパスをつながれてシュートまで持ち込まれるってどういうことよって場面もあり、ちょっと守備面は心配なのであります。（というか、もっというと、4-4-2の方が安定するはず。今の選手起用は後ろにより負担がかかるシステムだと思われます）

21分、エンゲラールがダイレクトでクラニィにパス、それをさらに中央にいたファルファンへとつなぎ、短いドリブルと切り返しのあと、ファルファンが先制ゴールを決めました。シュート、うまいな。
ファルファンは今日見ていると、最初のうちはブンデスのDFに苦しみそうな気がしますが、それでもあの決定力は魅力的。
ボールを持ちすぎかと思うと、外をあがってきているヴェスターマンにいいパスを送ったり、ダイレクトでボールをはたいたりもするので、それなりに引き出しも多そう。

後半になって、上にも書いたみたいに、ファルファンが左、ラキティッチが右にポジションをチェンジしました。なんかこっちの方が両サイドバックが生き生きとしてくるような気がします。
ファルファンが中に入る傾向があるので、スペースができて、パンダーも上がりやすいのかもしれません。

57分、ファルファンのCKからヴェスターマンのヘディングで2点目。

60分にはショバーのキックしたボールが相手選手にブロックされ、無人のゴール方面にはねかえり、ここでアウアーが触ればゴールじゃんという場面なのに、なぜか足がもつれて、戻ってきたショバーにボールを押さえられるという場面あり。

超、こわすぎるぞ、ショバー。
ルッテンは怒っているし、GKコーチのオリバーは真っ青になるし、控えのフェールマンは抜かれるし、ちょっ、DFSのカメラ、あおりすぎ（汗）

72分にはクラニィのクロスをアーヘンのヴコヴィッチがオウンゴール。さらに84分にはパンダーのクロスをボルドンがヘッドで決めて4点目。
うむ、よしよし。まあ攻撃に関してはそれほど問題はないかなあという気もしてきました。

試合後にはエルンストとアーヘンの5番の選手が仲良く話をしていたので、調べてみたら、ペッカ・ラゲルブロムという選手で、ブレーメンで一緒だったみたいです。
DFSは試合の後にずいぶんいろいろな選手にインタビューをしてくれたのですが、ケヴィンもハイコも、『アトレティコに決まりましたね』とアナウンサーに聞かれると、ちょっと苦笑していました。やっぱりなあ・・・。
アーヘンの監督が『シャルケはめちゃくちゃ強かった。ファルファンはKlasse！』とほめてました。アーヘンも個人的にはよくチームとして出来上がっていると思われます。昇格をめざすと言っていたけど、どうでしょうね。

さて、これで練習試合も終わり、来週末にはいよいよポカールです。
CLの前に強い相手と対戦する機会がないのがとても残念なんですが・・・（というか、かなり不安）