The Most Valuable Soccer Teams

Forbesの『The Most Valuable Soccer Teams』ランキングがようやくでました。
昨年は3月末くらいに発表されていたのですが、今年は1か月も遅かったのね。

デロイトの『Football Money League』が収益面からのランキングだとしたら、Forbesは収益にそれぞれのファイナンシャル・ポジションもプラスして、いくら資産価値があるかという観点でランキングを作っています。
ま、デロイトほど算定基準をきちんと発表してないので(たぶん、雑誌にはでているのかも?)Webからはいまいちよくわからないのですが、基本的には現在のValueを、チームの資産価値(スタジアム価値)から算出しているようです。対象になっているのは06-07シーズン。

1位はマンチェスター・ユナイテッド

以下このようなベスト10になっています。

2位 レアル・マドリー 1,800
3位 アーセナル 1,285
4位 リバプール 1,200
5位 バイエルン・ミュンヘン 917
6位 ACミラン 798
7位 バルセロナ 784
8位 チェルシー 764
9位 ユベントス 510
10位 シャルケ 470

右の数字はCurrent Valueで、注記によると、クラブの資産価値(現在のスタジアム案件を基に)からスタジアムの負債のみを引いたものとあります。その他の負債は含まれています。単位は(ミリオンUSドル)
シャルケは昨年も10位で、Valueは471だったので、ほとんど価値は変わっていないということです。
ただ、Debt/Value(負債比率)を見ると、昨年の54%から48%になっているので、スタジアム負債が着実に減っていると考えるか、経済価値が増えたと考えることができると思います。(負債が減っていると考える方が妥当かな)

リバプールは昨年(06-05シーズン)のランクではベスト10圏外(11位)だったのですが、今回は4位。
アメリカ人のオーナーがついたこと、スタジアム建設計画などがあることからクラブの経済価値があがったと思われます。
負債比率も16%から65%に一気に悪化しましたが。(バレンシアの159%とか見ると、声もでません・・・)

さて、シャルケは今期のオフにはお金を使う方にどのくらい参入してくるんでしょうかね。
メディアでは出ていきそうな人の名前ばかりあがっていますけど・・・(汗)