第9節 シャルケ対ビーレフェルト

あー、ごめんなさい。
なんかこの試合、集中できなかったです。
Veltins Arenaともしばらくお別れ(これが最後だとは思ってない)かと思うと、なんだか試合中なのに今までにあったあんなこと、こんなことが頭をよぎってしまいました。
そのわりには自分にとって、目からうろこの試合でもありました。自分の中ではシャルケに対する見方ががらっと変わった、ある意味ターニングポイントになりそうな試合。

 

FC Schalke 04 – Arminia Bielefeld 0:0 (0:0)

【Tore】keine

【FC Schalke 04】
Neuer – Rafinha, Höwedes, Bordon, Kobiashvili – Jones, F. Ernst (66. Engelaar) – Rakitic (66. Asamoah) – Farfan, Halil Altintop (78. Sanchez) – Kuranyi

【Arminia Bielefeld】
Eilhoff – Lamey, N. Herzig, Bollmann, Schuler – Kucera, Tesche – Kamper, Halfar, C. Katongo – Wichniarek (87. Sadik)

【Gelb-Rote Karten】
Kamper (60.)

 
同じようにUEFAの試合が木曜日にあったヘルタやシュツットガルトは、日曜日の試合なのに、なぜかシャルケだけ中一日で試合でした。ありえん。
最初にスケジュールを見たときは、自分が間違っているかと目を疑ったくらいです。
だから、この試合に関してはスコアレスドローだろうが、相手が10人だろうがもう何も言わないつもり。
それと、内容はそれほど悪くなかったと思っています。シュートが決まらなかったのはビーレフェルトも必死だったし、もう仕方がないよ。(ビーレフェルトのGK、アイルホフも当たっていた)

ビーレフェルトが憎ったらしいくらいに元気で、がつがつと力任せにプレスに来るのが恨めしかったです。ええ、ええ、あなたたちは休養十分でしょうけど。

ルッテンに関しては、もう少し選手ローテーションしてもいいかなという気もしたけど、PSG戦以来、今シーズンはこの人に任せてみよう(←エラそう)という気になっております。試合後、バカが『Rutten raus!』って叫んでたけど。
特に他会場の試合がぼこぼこ点が入っていたので、スコアレスだったことにファンはすごくストレスを感じていたみたいです。なんだかんだでリーグでは4試合勝ちなしだし。

それにしても、試合中驚いたのが、シャルケってこんなにポゼッションするチームだったっけ?ということでした。しかも持たされているというのではなく、主体的にポゼッションしているというか。
シャルケのPodcastによると75%だったそうですが、ビーレフェルトがカウンターに徹底していたことを除いても、なんだかいつの間にかシャルケは、自分が思っていたチームと違ってきている(いい意味で)ことに気がついて、驚いてしまったのでした。(←今まで気がつかなかったのか、という突っ込みはなしで。汗)
それもあってルッテンの作るチームのこの先を、もうちょい見てみたいと思ったわけで。
わかりやすく言うと、ある意味、バルサちっくでした。バルサちっくなシャルケなんて、考えただけでちょっとどきどきしません?(はい、見る目のない私の言うことなど信用しないでください。ははは)

あ、公式にデータがありました。

 
PSG戦から替えてきたのは、エンゲラールを控えにして、ジョーンズとエルンストのボランチ、ラキティッチをプレーメーカーの位置にもってきた4-2-1-3。

ただ昨日はジョーンズのパスミスがちょっと目立ちました。守備は悪くなかったんですけど、奪った後にパスミスとか、疲労の影響かなあと。

それと、ラキティッチは試合開始直後のシュートは決めておきたかったですね。クラニィとのワンツーからでしたが、すごくきれいな形でした。
中央のポジションなのに、気がつくとハリルが中にいて、ラキティッチがアウトにいるということが多かったです。それが悪いというわけではないけど、せっかくなので、もうちょい中でプレーしてほしかったな。

シャルケのサポがどれくらいルッテンにがまんできるかどうかですが、チームとして今までと違うものを作ろうとしている過程を、わかりやすい形で見せるのが一番説得力があるだろうなあ。
バイエルン戦あたりでそれがでると効果的なんだけど、過密日程の影響がどれくらいあるかも心配です。

さて、この日の写真など。

こちらは入場口です。入場はバーコードリーダーですが、いつも見てるとDauerkarte(シーズンチケット)ばかりな気がします。うらやましい・・・。
入場した後に、荷物チェック。



いつも買い物したり、ビール飲んだりしてて、ついもうらうのを忘れてしまうマッチデー・プログラム。
無料ですがなくなるのも早いので、お金を払っても確実に手に入る方がいいなあと思うのは私だけ?



アザモアがシャルケで250試合出場ということで、試合前に表彰されていました!



スタジアムの外の『ファンボックス』。試合前にファンがメッセージを言ったり、応援歌を歌ったりすると、それがハーフタイムにオーロラビジョンで流れます。
はい、最後なので、志願して一言、言ってきました。(←あああ、大バカ)
そして、不採用でした。ひー。(なんて恥ずかしいんだー)
まあ、メッセージを言った後、そこにいたシャルケサポのおっさんたちに拍手喝采してもらったからいっか。



では、しばしの別れじゃ、フェルティンス・アレーナ。
きっとまた帰ってくるから・・・。



 

第9節 シャルケ対ビーレフェルト」への4件のフィードバック

  1. 私も試合内容は悪くなかったと思います。
    文句たれてるバカもいたけど、そいつは単に見えないだけ。
    この試合は、向こうのキーパーが「Spiel des Lebens」をやったとゆーことです。
    だいたい、キーパーが一番ボールコンタクト多いなんて、初めてです。草サッカーじゃないんだぞ!

    マヌが以前言ってましたが、キーパーは最初に2、3回ほど難しいボールを止めると調子に乗るそうです。それに相手も慎重になるので、よけい効果があるとか。

    ポゼッション・・・
    確かに最近の試合はかなり高いパーセンテージが多いですよね。でも勝てなきゃ仕方ないよぉ!
    ヴォルフルブルク戦も約70%だったと記憶してます。
    今までは勝ち試合でも48%位だったんですが、システムが変わったから?

    ラキティッチのシュート、本当に残念。(この日は残念なシュートが多すぎたけど)
    でも久々のスタメン、トップ下で、がんばってましたよね。(彼にも甘い私)
    もっと彼を使ってやってね、ルッテン。

    ファンボックス!!!
    うぉー!!すごいじゃないですか!
    見れなくて残念です。この試合はStehplatzだったのですが、ハーフタイムは疲れて座り込んでたため、採用されてても見るのは無理だったかも・・・。
    次回の来独には一緒に恥をかきましょ!
    シナリオは任せた!!

    最後に・・・。
    ハイコのマフラーが出ましたね!
    思い出にいかが?それとももう購入済み?

  2. >しょーちゃん、
    サポの間でもすごく意見が分かれているみたいですね。
    得点だけを見ると、いいたくなるのはわかるけど。
    ほんとに向こうのキーパーが当たりまくりで、optaを見て笑っちゃったくらい。
    ボールコンタクトが一番多いのがキーパーって尋常じゃないですよね。

    ポゼッションがあがったからいいと思っているわけではないけど、(しかも実はカウンターのチームがけっこう好きだったりする)なんだかこの試合はずいぶんキープできてるなあというのに驚いたのでした。

    もちろん勝たなくちゃしょうがないのは確かですよね。

    ラキティッチのシュートは決まっていたら、すごかったのにー。
    ほんとにおしい。
    Kickerはそうでもないけど、他のサイトで採点が悪かったりしてたけど、そんなに出来がよくなかったかなあ?
    まあ、私も彼には超甘いのでなんとも言えないですが(汗)
    この試合のシステムで彼を使うやり方をまた見てみたいですね。みんなのコンディションのいい時に。

    >ファンボックス
    次回はぜひ一緒に~。
    緊張しまくったけど、けっこう楽しいです。
    シナリオをちゃんと考えないと、採用への道はかなりきびしいです。とほほ。
    しばらくの間、見てたんですけど、相当数の人が落されています。
    歌の練習しなくちゃ(笑)

    ハイコのマフラー、カタログで見ました!
    写真、かっこいいですよね。
    出来がいいので買おうかなーと思っています。
    あと、アヒルくんもほしかったのに、試合後に見たら売り切れてた・・・(サイトでも欠品してます)

  3. この試合はハイライトだけしか見れず、
    でもハイライトだけじゃここでかめさんが見たようなことって掬いあげられないんですよね。
    ああ90分フルで見たい!!
    この予感みたいなもの、何だか凄く分かる気がする。
    (シャルケのサッカーについて、というのでなくて自分で「これは」って思う感覚)
    でも見えない人には何とも説明しようがない。

    現地のファンが辛抱強く我慢してどう変わっていくのかを
    感じてほしいと思います。
    目の前で今見ているものをもっとちゃんと見てよ!って思う。

    あ、ケヴィンとラキのダイレクトパスからシュートに至る流れは見ました!
    あれが決まったらパーフェクトでしたね!

    なんか私もフェルティンス・アレーナとお別れする気分です。
    かめさんを通じて現地観戦の雰囲気をたっぷりと楽しんでいたので。
    ああ私もまた絶対行かなくちゃ。

  4. >のもんさん、
    ハイライトってわからないですよねえ。
    今年はリバプール対マンUをハイライトでしか見てないのですが、その編集の仕方と、マンUの選手たちのコメントを聞いていると正反対なんですもん。

    予感は、でもカールスルーエ戦で確信に変わりました。
    そして、変化がわかりやすかったせいか、現地のファンの多くが気が付いてきたみたいです。
    でも、人によってサッカーに何を求めるかで、見えるものって違ってきますよね。
    勝ちだけを求める人には決してわからないこともあるかもしれないし。
    あと、チームを継続して見続ける楽しさって、ちょっとした変化に気がついた時だったりするけど、継続しているから気がつかないってこともあるかもしれないですね。

    >ああ私もまた絶対行かなくちゃ。
    ほんとに、ぜひぜひ。
    こっちにいる間にのもんさんと一緒に見に行きたかったですー。

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