2010/11 BL第5節：フライブルク対シャルケ

やっと勝ったー。もうフンちゃんのゴールの瞬間はわーわー泣いてしまいました。
ま、内容はまだまだひどいところだらけだけど、とにかくこういうときは勝つのが一番。正直、今節の対戦相手がフライブルクでよかった・・・。

スタメンにようやくフラド登場。
フォーラムやシャルケ系ブログでフラド待望論があったにもかかわらず、まだフィットしてないとかあれこれ言い訳をしていたマガトですが、やっとここにきて使ってくれましたー。

後半に入ってかなりミスも出ましたけど、フラドはなんといってもポジショニングがいいのと、フットワークが軽い！
今までの試合より、中盤で選手がボールを持って孤立することが少なくなったような気がします。苦し紛れにパスしてもそこにフラドがいることがあったり、うまくインターセプトしたり。姿勢よくドリブルする姿もいいなー。

こちらはCLのときのフラドくん。遠目に見てもちっこいです。ああ、あの試合でも使ってくれていたら。（期待しすぎ？）



　

　
試合前、メッツェルダーの顔つきが今までと違って見えた気がしたのですが、この試合のメッツェはいい意味で目立たなかったし（汗）、プレーもよかったと思います。
DFラインはこれまでにないほど全員の意思統一もスムーズで、ラインの統率もちゃんとできていました。（シュミッツが残ってオフサイドとれなかったところはありましたが）。
やればできるじゃん、メッツェルダーって感じでちょっと見直した。（ちょっとだけですけどねｗ）

ただ、守備はやっぱりバタバタしていて、3分、いきなりベニーがシセに抜かれて危ない場面をつくられます。

あと裏をとられるのは相変わらず。
でも、これまでの試合だとそこで怖がって後ろに重心がかかっていたけど、この試合ではそれはなかったから、全体的に守備への信頼と前へ向かう勇気はかなり改善できたのだと思います。

やっぱりシュミッツの存在も効いているんだと思うけどなあ。彼、まだまだ荒けずりなところも山のようにあるけど、前への推進力があって、私はDFラインにシュミッツが入った時の方が好き。
この試合、左側はシュミッツ、フラド、ラキティッチが厚く、互いに密にプレーしているので、以前のようなスカスカ感が最初のうちはほとんどありませんでした。

9分、ワンタッチのパスがつながりフンテラールがやや遠目からシュートしたボールをGKのバウマンがはじき、それをラキティッチが詰めて先制します！あー、いいゴールですね。
うまくパスがつながっているいいリズムの時にするっと点が取れてよかった。

シャルケはまだ全体にぎくしゃくとしているし、コミュニケーションミスも相変わらずですが、なんとなく形ができてきた感じです。
ラキティッチもできるだけ前でプレーできた方がチャンスにつながる気がします。

ただモリッツのところが、ここ数試合でもそうだったけど、穴になりつつあるというか、ちょっとコワい。
フライブルクはバスティアンスが左SBをやっているのね。モリッツのところへ何度か上がってきて、いいクロスを供給してましたね。（バスティアンスはけっこう好きだったのに、試合終了間際にハンスの立ち足の方を削ったのでかなりイメージダウン中・・・）

40分にシュミッツの低いFKを再びバウマンが前にはじいてしまったところ、フンちゃんがヘディングを狙ったのですが、このボールはバウマンが指先でクリアして2点目にはつながりませんでした・・・。コメンテーターがBad Keeper, Good Keeper in wenige Zeit（ちょっとの間に悪いキーパーと良いキーパー！）とか言ってたような。

後半に入り、モリッツに替わってハンスが登場。彼は右も左もできるからね。
そういえば内田君も前半終わりくらいからアップしてたので、怪我はもう大丈夫なのかも。（聞くところによると、トップチームで普通にトレーニングをしていたとのことです）

61分、ボールを拾いに行くふりをして、通りすがりにフンちゃんの顔にいきなりエルボーをくらわすバート。なんじゃ、お前は！
イエローだけど、赤でもおかしくない。こんな理性を押さえられない選手っていうのは、チームにもあまりよくない影響を及ぼすと思うよ。

67分にフライブルクは矢野がピッチに入ります。ぎゃー、矢野にはがんばってほしいけど、シャルケ戦では寝ててくれい。
まあ、矢野はかなりオフサイドに引っ掛かっていたので、もう少し考えて動かないと、この先も大変かなという気はしました。ボールに触れれば悪くないとは思ったけど。

で、69分、フライブルクにゴール前でいいようにダイレクトでまわされて、最後はベニーに当たった？ボールをシセが決めて、同点に追いつかれます。このとき、ショックで心臓が止まるかと思った・・・。

このあたりを見てると、マティップにしてもいっぱいいっぱいかなという感じだったのに。私は、あー、1ポイントでも取れればいいやとちょっと弱気になっていました。

87分、マティップがするするっとドリブルでもって上がって、DF二人の間にいたフンちゃんにクロスを出します。
フンちゃんの足先がとどく、ほんとにここしかないというぎりぎりの場所。
ゴールが決まった瞬間、もう号泣ですよ・・・。
なんだか時間が止まったようなゴールでした。どうして急にあんな点がとれたのかわからない。前後の脈絡もなく唐突に、って感じでした。
そのすぐ後に矢野のあぶないヘディングがあったときにはまた、心臓がとまりそうでしたけど。ほんとに、貴章はお願いだからシャルケ戦以外で活躍してね・・・。

そして試合終了間際にはまたしてもフライブルクの選手がクルーゲにアタックをして流血。今度はバノヴィッチで彼は赤で退場になりました。フライブルクってこんなに荒いチームだったっけ？なんかがっかり。

ということで、えーと、なんか簡単にまとめるつもりが、だらだらと長くなってしまいました（汗）。
次の試合はすぐこの土曜日。うかうかと喜んではいられません。まだまだ上とすごく差があるわけではないので（16位までは3ポイントで同じ）、ポイントを積み上げて行きましょう～。