親善試合・クロアチア対オランダ

三連休の間に、録画していた試合を見まくりました。

ちょっと前だけど、クロアチア対オランダの親善試合。
試合はスプリトであったのですが、ここで開催したクロアチア代表の試合は一度も勝ったことがないといういわく付きの場所。
ベンチにはビリッチ以外にアサノビッチとプロシネツキ。やっぱりいいわ、クロアチア。（クロアチア・サッカーニュースによるとプロシネツキは無給なんだそうですが）



クロアチアは今回はモドリッチ以外は海外組が主体だそうで、ほぼ主力です。おなじみのメンバーが揃っていて、FWはエドゥアルドとペトリッチのツートップ。左にニコ・クラニチャール、右にスルナ。モドリッチはボランチの位置。

クロアチアのゲームへの入りはすごくよかったと思うんだけど、先制されて、なんとなくペースを戻しきれないまま終わったという感じです。
9分、セットプレーから。スナイデルのFKを右から飛び込んで来たハイティンハのシュート。
相手につききれないで、伸びて来たボールへの目測を誤っているのはシミッチか。
ちょっとおそまつな守備です。

お、スタンドに黒っぽい服を着たサポ集団が映りました。ちょ、ディナモ・ザグレブのサポは隔離中ですか。

17分、ペトリッチからのパスをスルナが思いっきりはずします。美しい流れだったのにー。
おれニコはあまり試合に入りきれてない感じ。ちょっとボールロストしてました。いつも所在なげなプレーをする人なのでいいんですけど。ボールをキープしていてうっかりラインを割ってしまったあとのせつなそうな顔がなんともいえん。
一度、決定的なロングパスをスルナに通していました。40分くらい。

リバプールのバベルくんは中盤をかなり下がってボールをつないだりと、よく動いていました。フンテラールがいまいち動きが少なかったのに比べるとすごくがんばっている感じ。後半途中でスルナに踏まれて、負傷退場しちゃったのが心配ですが。

2点目はフンテラールに持って行かれちゃいました。
ジオさまとのワンツーからデ・クレルが深い位置まで上がって行って、最後、フンテラールにパスし、決められてしまいます。
しかし、クロアチアの守備は・・・。チョルルカは最後までついていかんかい。

70分過ぎくらいにラキティッチ登場ー。
スタンドにはラキティッチ向けの弾幕が。期待されてるなあ。



でもほんとに10代とは思えないくらい落ち着いているんですよねえ。
75分にはペトリッチからのパスを受けてシュート。残念ながらゴールの上を越えて行きましたが、ボールのもらい方やかわし方がやっぱり巧い。ペトリッチとはスイスのアンダー世代でもバーゼルでも一緒だったのでとてもやりやすいようです。

オランダは最後、ヤン・フェネフォール・ オフ・ヘッセリンクがダメ押しの3点目。（長い名前だ）

スプリトの呪いってほんとにあるのかなー。
スルナのユニの汚れっぷりをみていても、ピッチ状態は悪かったのでやりにくかったのかもしれませんが、こういうイヤなジンクスは、作らないに限るんですけど。
クロアチアは守備の課題をうまくこなして、ユーロ本選ではがんばってほしいです。ラキティッチの活躍も期待。