第21節 シャルケ対ドルトムント

どもども。
頭痛がひどくて、いまいち物事に集中できないです。そろそろ花粉か、それとも風邪か・・・。

今回は比較的、早めに立ち直りましたが、それにしてももったいない試合でした。
ひいき目なしに、この試合はシャルケのものだと思ったのですが、まさか引き分けるとは。
なんで選手交代しないんだ、とか言いたいことはいろいろありますが、ドルトムントはあの内容でポイント拾えてほんとにラッキーでしたね・・・。

FC Schalke 04 – Borussia Dortmund 1:1 (1:0)

【Tore】
1:0 Kuranyi (20., Rechtsschuss, Vorarbeit Halil Altintop)
1:1 Zidan (81., Linksschuss, Valdez)

【FC Schalke 04】
Neuer – Rafinha, Höwedes, Krstajic (10. Halil Altintop), Kobiashvili – Jones – Westermann, Engelaar – Farfan, Kuranyi, Asamoah

【Borussia Dortmund】
Weidenfeller – Owomoyela, Subotic, Felipe Santana, Schmelzer – Kringe (75. Kullmann), Kehl, N. Sahin – K.-P. Boateng (46. Zidan), Hajnal – Frei (58. Valdez)

シャルケのサポ席に黄黒の横断幕がちょとだけ出ていたそうですが(映像では気がつかなかった)、これ、2006年にシグナル・イドゥナ・パルクから盗まれたドルトムントサポのバナーの偽物みたいです。お前らのGelbe Wandはおれらがもっているぜ・・・って感じ。ちょっ、子供かよ。
Bildに写真(19枚目)があります。盗まれたときの映像はYouTubeに。
てか、これ、煽りすぎだろw、と比較的温厚な(←自己申告)サッカーファンとしては思うのでありました。

前半はほとんどシャルケのいいところしか目につきませんでした・・・。
でも、なんだか前回のダービーを思い出して、やや不安がよぎったのも事実。
前回は最初の3点までお祭りで、やられるはずがないと思っていたのに、引き分けに持ち込まれたし。(思いだしても腹が立つ)

開始10分でクルスタイッチが負傷し交代。ちょっと相手選手に突っ込んでしまったのもあるけど、これで古傷を痛めてしまいました。
その関係でハイコがポジションを替えて、ベニーとCBコンビを組みます。はからずも、個人的に好きなポジションと言っているCBでプレーすることになるとは。ハイコは最初、中盤にいたのね。
この日はコビもかなりよかったし、エンゲラールのポジショニングやジョーンズのプレーもいい感じだったので、ハイコがセンターに入ったことで攻撃面のパワーが大幅に損なわれた・・・ということはなかったかもしれない。

20分にハリルがゴールラインぎりぎりまで、DFふたりに追い込まれつつもふわっとクロスを上げます。クラニィがそれをボレーで決めて、シャルケ先制。
ケヴィン、すごいーーーー!かっこえええええ。あそこでボールをあげたハリルも素晴らしい。
ケヴィンについていたズボティッチは、たぶんハリルが追い込まれているから、ボールが出てくると思ってなかったみたいですね。
いやいや、いいゴールを見せてもらいました。

その後も、33分にケヴィンが胸でボールをトラップして、落ちてきたボールをボレーでシュート。これはゴール上に抜けていきましたが、これも素晴らしいシュートでした。

ドルトムントは前回もそうでしたが、プレゼントパスやミスが多いです。クリンゲが抜いていこうとするところを、コビとアザモアがはさんでうまくディフェンスしたり、シャルケ側のいい対応が目立ちます。
あ、ハイナルはけっこうよかったと思うのですが、なんでもないプレーをファールにとられたり、審判が彼にきびしかったようでちょっと気の毒でした。

44分にコビがボールをカットして、最後はファルファンがシュート。GKのヴァイデンフェラーがうまく弾きます。押さえたなかなかいいシュートでした。

このあたり、ボアティンクが後ろからジョーンズにファールに行ったり、シュメルツァーがファールでイエローをもらったりと、私が罵りまくる時間帯でした。(ファールは最終的に10対24。BVB、ラフすぎるだろ)

後半になってジダンがボアティンクに交代してピッチに登場。
まずハイコのパスミスから、最後、ハイナルにシュートを打たれます。ちょっ、何やってるの。
そういえばドルはふつうだったらヨンピョでしたっけ、左SB。このとき、彼がいなくてちょっと苦労しているのかなという気がしました。

50分あたりからちょっとゲームが膠着してきます。
先に動いたのはドルトムント。57分にフライに替えてバルデス。フライはこの日はほとんど存在感がなかったですね。
はあ、よかった。

60分に再び、ロングボールをズボティッチが目測をあやまり、ケヴィンがボールを受けてシュート。
あああああ。決めてくれー。
ルッテンが追加点が決まっていたらこの試合は勝利で終わっていたなんてコメントしてますが、確かにこれ決まっていたらなあ・・・。

70分あたりから、うーん、交代しないの?と心配になってきました。
アザモアは守備でもほんとによくがんばっていたけど、そろそろエネルギー切れという感じもしていたし、選手交代によって、守るなら守る、点を取りに行くなら取りに行くという、監督からの意思表示が欠けていたような気がします。(え、替える選手がいない?うはは。売りすぎだろ)

ジダンは交替で入ってきて、ゴール以外はほとんどいいところがなかったのに。
ジョーンズにボールをカットされ、ベニーにも負け、とてもじゃないけど得点をあげる姿が想像できませんでした。それだけに大変くやしいです、はい。

試合後のサポのコメントなどがRevierSportで見られますが、わりとサバサバしている感じ。
まあ、内容からいくと、BVBのポイントはラッキーだったよねとか、シャルケは選手交代するべきだったとか言ってます。

ちなみに今回のルール・ダービーで両チームのサポ(おもにドルトムント)、127人が拘束された模様。

 

第21節 シャルケ対ドルトムント」への2件のフィードバック

  1. ケヴィンのシュートはあまりのかっこよさに、感涙もんでした。
    ハリルもよくあの状態でクロスを上げたと思うし、ほんまにTor des Jahresです。
    試合内容については、もう触れませんが、後半25分くらいから選手達の動きが鈍ってきたので、交代時だと思ったのですが、ルッテンにとってはそうじゃなかったようです。
    これは勝ち試合でした。kameさんご指摘のとおり、ルッテンが最後に点を取りに行きたかったのか、この1点を守りたかったのか、はっきりしなかったことが2点失った理由かと思います。

    相手のCKのたびにベニーがゴール前で回りに声をかけて、モチべを上げてました。一番年下が何でやねんと思いました。この日はジョーンズがクルスタイッチの代わりにキャプテンだったのですが、彼はゴールから少しはなれて張ってるし、ハイコは残念ながらそういうタイプじゃないんで・・・。
    ベニーはU21のときも思ったんだけど、遅かれ早かれシャルケのキャプテンになると思います。

    試合終了後、がっくりしてたベニーをハイコが慰めてました。それでも立ち直れないくらいしょんぼりしてました。ううう。

  2. >しょーちゃん、
    ケヴィンのシュート、ほんとにかっこよかったですよねえ。思わず大声をあげてしまいました。
    まさにTor des Jahres!

    ルッテンは選手交代で局面を切り替えていくタイプじゃないですよね。
    ただ、このような追いつかれ方はもう何度も何度も見ているので、いい加減、対処してほしいなあと思います。

    ああ、ベニー、惚れますなあ。
    彼は最初はおとなしいタイプなのかしらと思っていたのですが、どんどん周りを引っ張っていくタイプですよね。実はこの日ももしかしたらベニーが最後にゴールしたりして、助けてくれるかも、とちょっとだけ期待しました(笑)
    キャプテンになる日が楽しみだなあ。
    ハイコもがんばれー。

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