新しいチケット入手方法

こちらはだいぶ前に書きかけていたのですが、マガトのことやら何やらで書きそびれていたニュースです。

欧州最大のオンライン・チケット・ブローカーにSeatwaveという会社があります。
シャルケはインターネットブローカー(Seatwave)から購入したチケットでは入場できないという対処をしてきたのですが、この度、エッセン地方裁判所でその取扱いは正しくないという判決がでてしまったようです。

シャルケのピーターは、
『Seatwaveの見解が通れば、すべてのクラブにとって影響をもたらすだろう。ブラックマーケットへのドアが開くかもしれない。サッカーファンのためにならないことだ』
とコメント。DFL自体もシャルケの姿勢を後押ししているようです。

以前、シャルケとは別に、チケットをどうしても入手したくてSeatwaveも見てみたことがありますが、ポンド建てだったせいか高すぎてびびってしまいました。あまりいい噂もきかない。
オアシスのノエルがインタビューで、Seatwaveやe-bayでのダフ屋行為対策に追加公演をしたと話したこともあったようです。(『ダフ屋行為と闘う Liam Frayは男である。』

UKではサッカー・チケットのリセール自体、主催者が認可した場合をのぞき、法律で禁じられています。例えばチェルシーマンUはViagogoをリセーラーとして認可しています。ちなみにSeatwaveはポーツマス、フルハムとパートナー契約を結んでいるようです。
ドイツだとバイエルンがViagogoを公式パートナーとして使っていますね。

そんな中、シャルケ公式を見ていたら新しいサイトの紹介が。(4月2日のニュースで出てたのね・・・)

シャルケ公認のファンによるチケット交換所がオープンしたようです。ドイツのオンライン・チケット大手、Eventimがやっている事業の一部みたいです。シャルケ以外だと、HSVのサイトもありますね。
基本、Seatwaveや、あとViagogoと同じで、売りたい人が提供し、買いたい人が買うという感じです。ちなみにホッフェンハイムの試合がゴール裏イス席やサイドの一番上の方で19ユーロから出ています。もちろん買うだけじゃなく、行けなくなった人はここで売ることも可能。
そっかー、こういう布石があったから、Seatwaveの参入を拒否ってたのかな。

ファンにとって、チケットが安く確実に入手できる方法が増えるのはありがたいことです。
(ちなみにリセールではなく正規のチケットはtickets-aufschalke.deでオンライン購入可)